生理がきていても無排卵?増加している無排卵月経の原因はストレスが多い人に起こる?

近年、生理が正常周期できていても、排卵していない状態の「無排卵月経」が増えてきています。 無排卵月経の原因と兆候、対処法をご紹介します!

近年生理が正常周期にきていても、それが無排卵月経な人が増えてきています。

無排卵月経とは、その名の通り排卵のない月経です。

しかし自分が無排卵なことに気づいていない人も多く、気づかず放置していたら妊娠しにくい体になり、婦人系の病気になるリスクをも高めてしまうかもしれません。

そうならないためにも、自分に起きているかもしれない無排卵月経について詳しく知っていきましょう。

image by

photo AC

無排卵月経に悩む人が増えている

無排卵月経の正式名称は「無排卵性周期症」と言います。

無排卵性周期症の中でも

持続性無排卵周期症:毎回無排卵周期である

散発性無排卵周期症:ときどき無排卵周期である

に分かれます。

通常、生理が終わってから約14日後に排卵がされますが、その排卵が行われていない状態が無排卵です。

無排卵月経がたまに起こることはそこまで珍しいことではありませんので、「妊娠を望んでおらず、ときどき無排卵になる」という人はそれほど重大な問題として考える必要はないでしょう。

しかし、「妊娠を希望しており、長期的に毎回無排卵が続いている」という人は、放置していると卵巣機能が低下し「無月経」になる可能性もあり、その後排卵することが難しくなり妊娠しづらい体となってしまいます。

また、骨粗鬆症や子宮体がんを発生させるリスクを高めてしまう可能性もあるのです。

無排卵の可能性がある月経

月経不順で悩んでいる人は多いですね。

以下のように月経の周期が極端に短すぎたり長すぎたり、出血量が多すぎたり少なすぎたりする場合は無排卵月経の可能性があります。

頻発月経:24日以内の周期で月経回数が増える

稀発月経:39日以上の周期で年に数回しか生理がおこらない

過短月経:生理の持続日が短く2日以内で生理が終わってしまう

過長月経:生理の持続日が長く8日以上続く

過少月経:生理の出血量が少なく1回の生理で20g以内。または茶色のおりもの程度の月経血

過多月経:生理の出血量が異常に多く1回の生理で140g以上。1時間に1度ナプキンを取り変える程度の月経血

過短月経と過小月経、過長月経と過多月経は伴って起こる可能性が多いです。

19日以内の頻発月経の約60%、51日以上の稀発月経の約30%は無排卵であるといわれています。

image by

photo AC

無排卵月経の原因は?

無排卵月経の原因は遺伝的なこともあるようですが、その原因のほとんどがストレス、過労、過度なダイエット、激しい運動などの影響によるものです。

生活習慣が不規則で睡眠時間や食事回数がバラバラ、冷えによる血行不良、頻度の多い喫煙も無排卵月経の原因になってしまいます。

排卵は脳の視床下部から分泌されるホルモンの働きによってされるのですが、脳がストレスを受けて卵巣へ命令が出せていないと、無排卵月経などの月経不順を起こしてしまうのです。

また「高プロラクチン血症」「多囊胞性卵巣症候群」「甲状腺疾患」などの病気が原因となっていることも考えられています。

どうしたら無排卵月経に気づける?

生理があっても無排卵であることには気づきにくいものです。

妊娠を希望している人は、無排卵が長期的に続いている場合では、受精ができる卵子が排出されていないということなので妊娠は難しくなります。

まず自分が無排卵かどうかを理解しましょう。

そのためには基礎体温表を作ってみるといいでしょう。

通常基礎体温は排卵期を境に低温期と高温期に分かれています。

排卵をすると卵巣に黄体という組織ができて、黄体ホルモンを分泌することで体温は上がります。

そのため高温期がある場合は排卵が行われていますが、高温期が無い場合は生理があっても排卵しておらず無排卵ということになります。

image by

photo AC

さいごに~無排卵月経の治療法~

無排卵月経の治療法は、ピルなどのホルモン剤、漢方薬、排卵誘発剤などを使う方法があります。

妊娠を望んでいる場合は排卵誘発剤を使うことが多いようですが、すぐの妊娠を望んでいない場合は、ホルモン剤でホルモンバランスを安定させたり漢方で体質を改善させたりします。

無排卵の原因は日頃のストレスによる影響がとても多く、妊娠しづらい状態を作ってしまいますので、まずはそのストレスを解消するようにしましょうね。

ミナカラ
インフルエンザの基礎知識・予防・治療・お薬まで

インフルエンザ特集2016〜2017

インフルエンザは例年12月から2月にかけて猛威を振るいます。
インフルエンザ予防の予防接種・感染しないための方法や、もしかかってしまった場合の対処について特集しています。