なんとかしたい鼻の下のニキビ。原因はストレス?生理前だから?正しい治し方で「ニキビのできにくい体質」へ!

はじめに

朝起きて鏡を見たら、鼻の下にぽつりと赤いものが…。

ニキビはどこにできても嫌なものですが、目立つ鼻の下ニキビは特に憂鬱ですよね。
鼻の下ニキビは、治っても繰り返し同じ場所にできることが多く「またか…」なんて思っている人もいるのでは?

繰り返し同じ場所にできるニキビは、あなたの身体の内側からのサインです。
鼻の下ニキビの根本的な原因を知り、正しい治し方でキレイな肌を取り戻しましょう!

 

鼻の下は「ホルモンバランスの乱れ」の影響を受けやすい!男性の場合、男性ホルモンの影響も

ニキビの大きな原因のひとつとして挙げられるのが、「ホルモンバランスの乱れ」。
特に鼻の下は、ホルモンバランスの影響を受けやすい部位なんです。

鼻の下は、男性ならばヒゲが生える場所ですね。ヒゲを生やすのは、男性ホルモンの作用によるもの。
「ホルモンバランスの乱れ」とは、多くの場合、男性ホルモン過剰の状態を指します。

 

男性ホルモンには、皮脂の分泌をうながす性質があります。男性ホルモンが過剰に分泌されてしまうと、皮脂の分泌量も増えます。
男性ホルモンの影響によって、鼻の下の皮脂量が増えてしまい、それが毛穴につまり、ニキビの元となるのです。

 

どうしてホルモンバランスが乱れてしまうの?女性の場合、生理周期の影響も

ホルモンバランスが乱れてしまう理由にはさまざまなものがあります。

①生理の影響

生理前になると、必ず鼻の下にニキビができる…という人も多いのでは?
この場合、生理周期によるホルモンバランスの乱れの影響を受けていると言えるでしょう。

生理の約2週間前になると「黄体ホルモン」という男性ホルモンによく似たはたらきをするホルモンの分泌量が増えます。黄体ホルモンによって皮脂の分泌量が増えると同時に、この時期は体温が高くなる時期でもあります。体温が高くなると身体に熱がこもり、炎症を起こしやすくなると言われています。

過剰な皮脂と高い体温。ニキビができやすくなるふたつの条件を、生理前には満たしてしまうのです。

②肉体的ストレス

肉体的ストレスとは、睡眠不足や栄養バランスの偏った食事といった不摂生が身体に与えるストレスのこと。
偏食やダイエットなどによる食生活の乱れは、ホルモンバランスの乱れに直結します。

また、睡眠不足が鼻の下ニキビに与える影響は、特に大きいと言われています。
睡眠時間の短さ以外にも、毎晩、眠りにつく時間がバラバラだという人も要注意です。

③精神的ストレス

精神的なストレスを受けている状態が続くと、「闘争と逃走」を司る神経とも言われる「交感神経」が常に活発になります。


(image by PhotoAC)
 

交感神経が優位にはたらいているときには、休息とリラックスを司る「副交感神経」がはたらきません。ストレスがたまっているとき、寝つきが悪くなるのはこのため。交感神経優位の状態が長く続くと、男性ホルモンが過剰分泌されます。

そしてホルモンバランスが乱れ、皮脂が過剰に分泌されてしまうのです。

 

ホルモンバランスの乱れで、内臓も不調に…

肝臓や腎臓、そして胃腸。内臓になんらかの不調があると、鼻の下をふくめた口周りにニキビができやすくなると言われています。

お酒の飲みすぎや食べすぎに加え、ホルモンバランスの乱れも内臓の不調を引き起こします。
生理前になると、普段より胃がもたれやすくなるのはこのため。

ただでさえ機能が弱っている生理前に、睡眠不足だったり、食事の栄養バランスが偏ったりすると、内臓の不調に追い打ちをかけてしまい、鼻の下にニキビができてしまうリスクが高くなります。

 

ホルモンバランスの乱れを改善すれば、鼻の下ニキビはできにくくなる!

ホルモンバランスの乱れを改善するには、生活習慣の改善が欠かせません。
具体的にどのようなことに気をつければいいのか、以下にまとめましたので参考にしてみてくださいね。

①睡眠時間の確保

理想の睡眠時間は7時間程度。それが難しいという場合も、ホルモンバランスが乱れがちな生理前だけでも、十分な睡眠時間を確保するようにしてみてください。

また、毎日ベッドに入る時間が違うという方も要注意。ホルモンバランスを安定させるには、毎日同じ時間に眠りにつき、同じ時間に起きるのが理想的です。つまり、土日の「寝だめ」は逆効果。かえって、ホルモンバランスを乱す原因になってしまいます。

できるだけ規則正しい睡眠習慣を身体に覚えさせるよう、努力してみてくださいね。

 

②栄養バランスの整った食事

栄養バランスの整った食事を3食、毎日決まった時間に食べること。
もちろんそれが理想的ですが、忙しい毎日を送る現代人にはなかなか高いハードルですよね。

皮脂の分泌量が増える生理前には、脂っこい食事を避け、野菜中心の食生活にしてみてください。それを心がけるだけでも、効果を実感できるはずです。野菜にふくまれるビタミン類は、ニキビなどの肌トラブルの修復には欠かせません。

 

生理前には、皮脂の分泌量をコントロールしてくれるビタミンB2を豊富にふくむ食材もおすすめ。
卵やレバー、マグロやカツオ、うなぎなどを積極的に食べてみてください。

体内で女性ホルモンと似たはたらきをしてくれる「イソフラボン」をふくむ納豆や豆乳などの大豆製品も、生理前のホルモンバランスを整えるにはもってこいの食材です。

③ストレス解消とリラックスを心がける

ストレスによって交感神経が活発になると、男性ホルモンが多く分泌されます。逆に、リラックスすることによって副交感神経が優位になると、「美肌ホルモン」とも呼ばれる女性ホルモン「エストロゲン」が分泌されるのです。

「ストレスがたまっているな」と自覚したら、それは、ホルモンバランスの乱れの前兆です。
意識的にリラックスタイムを設けるようにしてみてください。おすすめは、38〜40度くらいのぬるま湯での半身浴。

そのほかにも、アロマテラピーや読書、音楽鑑賞やストレッチなど、自分がリラックスできると感じることならなんでもOKです。
1日5分のリラックスタイムが肌に与えるいい影響は、あなたが思っている以上に大きいはず。

 

おわりに

生活習慣の改善とともに、洗い残し・すすぎ残しのない洗顔とスキンケア(保湿)を心がければ、鼻の下だけでなく、顔全体のニキビができにくくなっていくのを実感できるでしょう。

精神的ストレスに大きな影響を受ける鼻の下ニキビですから、「気にしすぎ」は厳禁。ニキビによるストレスが、新たなニキビを引き起こす…ということになってしまいます。

厄介な部位にぽつんとできてしまったニキビ。焦って隠そうとしたり、その場しのぎのケアをするのではなく、じっくりと根本から治していきましょう。

ホルモンバランスの乱れが改善できれば、「ニキビができにくい体質」になれるだけでなく、身体全体のあらゆる不調が改善されていくはず。ニキビのないキレイな肌で、はつらつとした毎日を送りましょう!

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