2015年インフルエンザ予防接種!適正な時期はいつ?幼児から大人、受験生までベストタイミングをチェック!

インフルエンザの予防には予防接種が大切ですが、インフルエンザの予防接種を打つ適正な時期とは?子どもから受験生、大人まで、インフルエンザの予防接種のベストなタイミングなど、知っておきたいことを徹底解説!

インフルエンザと医療の終わりなき戦い!

あなたは「スペイン風邪」という言葉を聞いたことがありますか?

今から約100年前に世界的な大流行(パンデミック)を起こした、インフルエンザウイルスです。

当時の世界人口のうち、およそ2%の人が死亡するという大被害になりました。

 

その結果「このような悲劇は二度と繰り返すべきではない」と今日、世界中でインフルエンザの研究が行われています。

 

今もなお、インフルエンザは形を変えて私たちの健康を脅かします。

2009年に世間を騒がせた新型インフルエンザもそのひとつです。

 

その一方で、医療の進化により、インフルエンザ対策も年々進化しています。

そのひとつが、2015年より日本でも導入された4価ワクチンという、新しいインフルエンザワクチンです。

 

2015-2016シーズン。インフルエンザ予防接種は新しいワクチンに移行日に日に気候が冬へと近づく中、健康面で気になる問題といえば、毎年やって来る「インフルエンザ」!

急激な発熱にダルくなる筋肉と食欲不振・・昨年の辛さを思い出す人も少なくないでしょう。



あの地獄のような日々を繰り返したくない!

そのためには、インフルエンザの予防接種

 

 

 

image By

 

photo AC

インフルエンザによる辛い症状を避けるには、インフルエンザの予防接種は欠かせません。

 

しかし、いつ予防接種を受けに行けばいいのか?

時期が分からない人も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は幼児から大人まで、年齢に合わせたインフルエンザの予防接種のベストな時期を解説。さらに、予防接種を受ける上で気になる費用や副作用についても注目していきます。

13歳~大人:インフルエンザ予防接種の時期は11月中がベスト!

すべての年齢に共通していえることですが、インフルエンザの予防接種は流行前に受けることが大切です。

 

では、いつ頃の時期からインフルエンザウイルスの流行は始まるのか?

それは、だいたい12月の下旬頃です。徐々に感染を広げ、1~3月頃に流行のピークを迎えます

 

それでは、予防接種を受ける時期は年末辺りでいいのかというと、そうではありません。

インフルエンザの予防接種の効果があらわれるまでには、約2~4週間かかるのです。

 

これはワクチンを接種してから「抗体」を作るまでには時間が必要なため。

抗体とは、免疫が体内に外敵が入ってきたときに戦うための武器のようなものです。ワクチンには、免疫と抗体の働きを助ける力が期待されています。

 

抗体を作り上げるまでの時間とワクチン不足になる可能性を考慮すると、予防接種のベストな時期は11月中といえるでしょう。

遅くても12月の中旬までには済ませておきたいものです。

 

なお、抗体の効果が持続する期間は、個人差があるもののおよそ3~4ヶ月とされています。

 

 

image By

 

photo AC

2015年のインフルエンザ予防接種の料金は、これまでより少し高い

インフルエンザの予防接種では健康保険が適応されないため、原則的に全額自己負担となります。これは、予防接種は病気に対する治療ではないためです。

 

さらに2015年から新しく導入されたインフルエンザワクチンは、これまで以上に効果を発揮する分、料金も高くなります。

そのため、これまでのインフルエンザワクチンと比べて、およそ1.5倍の料金になるケースが多いです。

 

料金は医療機関によって異なりますが、13歳以上~大人が予防接種を受ける場合の料金は税込みで3.500~4.500円が相場となっています。

具体的な料金に関しては、予防接種を受ける医療機関へ問い合わせてみましょう。

 

 

絶対に感染したくない受験生は2回の摂取がベスト

大事な試験を控えた受験生にとって、インフルエンザは大きな脅威。

こうした場合も、インフルエンザの予防接種は有効です。

 

接種の時期は先述の通り、11月中が良いでしょう。それも早めに上旬~中旬に受けておくと安心です。

 

さらにインフルエンザワクチンの予防効果を高めたい場合は、2回接種を受けることがおすすめ。

この場合は、11月中旬に1回目、12月上旬に2回目の接種を受けると良いでしょう。

 

image By

 

photo AC

赤ちゃん・幼児:2回予防接種を受けることで効果が出ます

生後6か月以上から幼児、そして13歳未満の子どもの場合、インフルエンザワクチンの接種回数は2回になります。

1回の接種では十分な効果が得られないので注意しましょう。

 

★★チェック!予防効果はこんなに違う★★

 

【接種1回の予防効果】・・64%

【接種2回の予防効果】・・94%

 

インフルエンザの流行が来る前に、2回目の接種を終わらせておくことがベストです。

そのため、最適な予防接種の時期は以下の通りになります。

 

●1回目の予防接種の時期・・10月ごろ(遅くても11月中)

●2回目の予防接種の時期・・11月中がベスト(遅くても12月中旬)

 

なお、1回目と2回目の接種の間には2~4週間ほど間隔をあけます。
最も効果が高いとされる間隔は1回目の予防接種から約4週間後です。

赤ちゃん・幼児の接種料金もUP傾向。市町村によっては助成制度も

大人のインフルエンザワクチンの料金と同様、赤ちゃんや幼児の予防接種の料金も値上がりの傾向にあります。また、その料金は医療機関によってさまざまです。

1回目と2回目で料金が変わる病院もあれば、変わらない病院もありますので、事前に確認しましょう。

 

多くの病院では1回あたりの料金が、税込みで3000~4000円が相場となっています。

インフルエンザの予防接種は重症化を避けるためにある

インフルエンザの予防接種は他のワクチンと比べると、それほど予防効果は望めません。発熱を例にとった場合、6歳未満の子どもで効果がみられたのは20~30%とされています。

 

それでも、インフルエンザの予防接種が推奨されるのは、重症化を予防するためです。特に小さな子供の場合、インフルエンザを発症すると、重い合併症とされる「インフルエンザ脳症」にかかるリスクが出てきます。

インフルエンザワクチンを推奨するのには、こうした背景があるのです。

 

image By

 

photo AC

インフルエンザの予防接種の副作用は約10%の人にみられ

インフルエンザの予防接種といえば、副作用が多い・・そんなイメージを持たれる方もいるかと思います。インフルエンザの場合、予防接種を受けた約10%の人に何らかの副作用(副反応)がみられます。

主な副作用は以下の通りです。

 

★腫れ、熱を持つ、痛みを感じる、固くなる

・・・これらの副作用は、予防接種を受けた10~20%の人にみられます。

 

★発熱、嘔吐、下痢、悪寒、めまい、倦怠感

・・・これらの副作用は、予防接種を受けた5~10%の人にみられます。

 

さらに、子どもに多くみられる副作用は以下の通りです。

 

★1歳~3歳未満

・・・湿疹、下痢、発熱、紅斑(皮膚表面が発赤する状態)、顔面浮腫

 

★3歳~13歳未満

・・・発熱、頭痛、嘔吐、食欲減退、倦怠感、紅斑

 

いずれの場合も通常、これらの副作用は2~3日の間に消失します。

 

熱っぽさを感じた場合は、水分補給や濡れタオルで体を冷やすことで対処してください。独断で市販の解熱剤を使用することは危険なのでやめましょう。

 

また、腫れが注射をした箇所の周囲だけではなく、肘や肩といった広範囲に及んだ場合は過剰反応の可能性があります。

こうした場合は必ず、医師に相談しましょう。

 

まれなケースですが、予防接種による重篤な副作用が起こることもあります。

 

例えば、全身に非常に強いアレルギー反応があらわれる「アナフィラキシー症状」、短時間で末梢神経が麻痺する「ギランバレー症候群」なども副作用のひとつです。

こうした症状があらわれた場合は、早急に病院を受診しましょう。

 

 

image By

 

photo Ac

風邪とインフルエンザは全く違います。感染を広げないための対策を!

流行前に知っておきたい、インフルエンザ予防接種の年齢ごとのベストな時期や料金、副作用などをみてきましたが、いかがでしたか?

 

風邪とインフルエンザは全く違います。

インフルエンザは症状が強く、発症したご自身も辛いですが、何より注意したのが感染力の強さです。

大流行を起こさないためにも、そしてご自身と周囲の大切な人の健康のためにも、ぜひインフルエンザの予防接種を受けてみませんか?

ミナカラ
インフルエンザの基礎知識・予防・治療・お薬まで

インフルエンザ特集2016〜2017

インフルエンザは例年12月から2月にかけて猛威を振るいます。
インフルエンザ予防の予防接種・感染しないための方法や、もしかかってしまった場合の対処について特集しています。