着床出血は妊娠初期のサイン!出血の時期・生理との違い・出血期間・量・色の特徴・妊娠力UPのコツまで徹底解説

着床出血は受精卵が子宮に到着したときに起こる出血です。出血の状態は個人差がありますが、妊娠初期のサインともいわれています。着床出血と生理との違いや出血期間、量・色の特徴、妊娠力UPのコツまで徹底解説します!

着床出血は妊娠初期のサイン?!

生理以外で起こる出血の1つに「着床出血」があります。

女性の体は毎月排卵し生理を迎えます。

妊娠は、卵子が排卵されたあとに精子と結びつき受精し、卵子が受精卵となり子宮に着床するという経過をたどります。

排卵された卵子は、24時間しか生きることができません。受精できる時間も6~8時間と、排卵日ならいつでも受精できるわけではないのです。

受精するまでの生存競争をくぐり抜けた精子が卵子にたどり着き、受精し着床するまでにはさまざまな困難があります。

その困難を乗り越えて起こる受精卵の着床。その際に出血が起こるのです。

突然の出血で慌てないためにも、妊娠初期の身体からのサイン「着床出血」について探っていきましょう。

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着床出血は受精卵の着床の合図

精子と卵子が出会って1つになったとき卵子が受精卵になります。受精卵は約7日間ほど時間をかけて細胞分裂を繰り返しながら子宮に移動します。

子宮の中にたどり着いた受精卵は子宮内膜の表面に着地。そして表面からさらに奥へ潜り込みしっかりと着床します。

その際、着床により子宮壁が傷ついて血がでることを「着床出血」といい、医学的には「月経様出血」と呼びます。

着床出血の出血期間・血液量・色

着床出血かどうかを判断する上で、出血の状態は欠かせない要素です。

出血の状態は個人差があり、明確な症状はありませんが着床出血に良くみられる特徴があります。

出血する期間は2~7日ほど

着床出血で出血する期間の目安は2~7日ぐらいです。生理と比べると期間が短いといわれますが、個人差が大きく、中には1週間と生理と同じくらい出血がある人も。

生理と比べて少ない血の量

着床出血の出血量は、通常の生理と比べて少ないことが特徴です。

トイレットペーパーにうっすら血がつく程度の方がほとんど。しかし、生理の初日も微量の出血があることが多いので、この時点で着床出血と判断するのは難しいでしょう。

血の色は薄いピンクや茶色

ドロっとした赤やうっすらピンク色など、色の薄さや濃さなどに個人差がみられますが、多くの場合はおりものにピンクや茶などの色が薄くつく程度です。

■着床出血で腹痛がおこる?

着床出血時に起る、チクチクした痛みや生理痛に似た痛みを「着床痛」と呼ぶこともありますが、今のところ医学的根拠はないとされています。

いずれにしても、突然の出血があり痛みを感じたら着床出血以外の婦人科系疾患の可能性がありますので医療機関を受診しましょう。

着床出血と生理の違いを知ろう

着床出血は生理の症状と非常によくにているので、判断が難しいところ。

もし妊娠の可能性がある場合、出血の色・量・時期とともに、基礎体温から体の変化を確認してみましょう。

高温期が14日以上続くことが着床出血の目安

生理前の女性の体は、排卵期になり「プロゲステロン」という女性ホルモンを分泌しはじめます。このホルモンが「妊娠する準備をするように!」と体に働きかけます。

基礎体温グラフでは、妊娠すると排卵期の後にプロゲステロンが分泌し続け高温期に入り、そのまま続きます。妊娠しなかったらプロゲステロンが低下し基礎体温も下がっていきます。

黄体期が過ぎて、高温期が14日以上続いていれば着床の可能性があります。

逆に基礎体温が下がりその後生理になったら、着床していないということです。

ただし、基礎体温の違いはあくまでも目安です。

生理前に高温期が続く方もいるので、基礎体温の変化だけでは判断をしないように気をつけましょう。また、生理周期に乱れがない人でも、生理予定日に多少のずれが生じることもありますので、日頃から基礎体温を測っておくことをおすすめします。

基礎体温を測る事は女性の身体を知る為にとても効果的な方法です。しかし、基礎体温の事って何となくは知っているけど、正しい測り方など細かい所までは知らないという人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は自分の身体をよく知る為に基礎体温から分かる事や、正しい計測方法をご紹介します!

着床出血と排卵出血の違い

排卵中に少量の出血が起きることを「排卵出血」といいます。着床出血との違いは着床出血が生理予定日の数日前に起こるのに対して、排卵出血は生理と次の生理の中間にあたる時期に出血が起こります。

基礎体温から排卵期などの体のリズムを知りましょう。

妊娠を希望する方々にとって排卵日を知ることは妊娠への最大の近道。排卵日は様々な方法で予測することが可能です。排卵日の計算・予測方法や、排卵日の症状について解説します!

≪着床出血・生理・排卵出血の違いの目安≫

着床出血が起こるのは全体の約2%ほど

通常の妊娠で着床出血がみられるのは全体の2%と予測されています。

50人に1人に起こる計算になりますが、着床出血に気がつかないまま出産までを過ごす人も多く、2回目の妊娠のときだけ着床出血が起こったというケースもあります。

着床出血がなくても受精卵はちゃんと着床しますので、心配する必要はありません。

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着床出血が起こる時期は、前回の生理日から予測

着床出血が起こる時期を予測するには、前回の生理日から排卵日を推測し計算します。

受精卵が子宮に着床するまでにかかる時間は約7日間。

例えば、前回の生理からおよそ14日後の排卵日に受精した場合、受精卵の着床はそれから7日後。それからさらに7日後の21日後に出血があった場合、着床出血の可能性がでてきます。

ただし、生理日からの計算だけで着床かどうかを判断することはできません。排卵日を「この日だ!」と断定することは難しいからです。

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着床出血と妊娠検査薬で妊娠をチェック

基礎体温から着床出血が疑われたら、妊娠検査薬で確かめたくなるかもしれません。妊娠検査薬を使う際の注意点を覚えておきましょう。

反応するのは妊娠時特有のホルモン

妊娠検査薬に反応するのはhcG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)という妊娠時にでる特有のホルモンです。

着床出血が起こっても、妊娠検査薬に十分反応するくらいhcGが分泌されていないと正確な検査結果を確かめることができません。

着床出血が起こるのは生理予定日の7日前。着床出血が起こった直後は、妊娠検査薬で確かめるにはちょっと早いですね。もし妊娠検査薬でもっとはっきり知りたいときは、生理予定日からさらに7日ぐらい過ぎてから試すようにしましょう。

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長引く出血は着床出血以外の原因かも

妊娠検査薬が陽性で、着床出血を確認した後でもさらに出血が続く場合は、切迫流産などの可能性があります。着床が不安定な状態とも考えられますので、医師に相談しましょう。

検査結果が陰性の場合は、不正出血などの婦人科系疾患の可能性がありますので、早めに医療機関を受診しましょう。

■流産と勘違いしないように気をつけて

着床出血と流産は妊娠中の出血に変わりはありませんが、原因が違います。

流産は一度着床した受精卵が剥離してしまうことで起こります。着床の際に起こる着床出血とは違いますので、勘違いしないように注意しましょう。

妊娠力UPのために、受精卵が着床しやすい体を目指す

一般的に、避妊なしで卵子と精子が受精する確率は80%といわれています。

その後、受精後の着床については半分以下まで確率が下がり、最終的に妊娠にいたる確率は20%以下とされています。

これから妊娠を目指す方は妊娠力UPのために、すでに妊娠中の方は流産予防のために、受精卵が着床しやすい体の環境についてご説明します。

子宮内膜の十分な厚みが受精卵の居心地をよくする

着床しやすい体になるポイントの1つに、子宮内膜(胎盤)の厚みがあります。子宮内膜は受精卵が着床する大切な場所。

子宮内膜の厚みが十分にあると受精卵が着床しやすくなり、そのためには妊娠の際に大きな役割をもつ「黄体」という器官が元気でいることが必要です。

黄体の元気がないと、黄体機能不全といった症状になると同時に子宮内膜が育たなくなり着床しにくい体となってしまいます。

黄体を元気にし、妊娠力を上げるポイント3つ

妊娠しやすいように体の環境を整える黄体ホルモンは、女性ホルモンの分泌や生殖器の維持、老化の防止や、血流の改善などにも働きかけます。

黄体ホルモンを元気にする3つのポイントをご紹介します。

お腹や下半身の冷え対策

黄体機能不全の方に良くみられるのが体の冷えです。妊娠に大きく関わる子宮内膜や卵巣などがある子宮は、体の中でも冷えやすい場所。

黄体を元気にするために下半身の冷えに注意し、お腹や腰回りを温めてあげましょう。

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黄体ホルモンを元気にするビタミンE

黄体ホルモンを元気にするにはビタミンEの摂取が効果的。ビタミンEは老化防止や生殖機能維持にもよい成分です。

アーモンドなどのナッツ類、アボカド、ホウレンソウ、小松菜などの野菜類、、卵、納豆などビタミンEを含む食品を食事にプラスしてみましょう。

ビタミンEを補助するビタミンCも一緒に

ビタミンEとビタミンCと一緒に摂取することで、ビタミンEの作用を高めることができます。イチゴ、キウイ、オレンジ、パプリカ、キャベツ、ジャガイモなどビタミンEを含む食品を一緒に食べましょう。

おわりに

時期や季節によって身体の変化が多いのも女性の体ですが、不確かな知識や不要な心配で身体からのサインを見逃さないようにしたいものです。

着床出血が起こる妊娠初期はとてもデリケートな時期。不安なことやいつもと違う変化があるときは、我慢せずに医療機関を受診しましょう。

ミナカラ
インフルエンザの基礎知識・予防・治療・お薬まで

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