花粉症の薬の強さランキング:処方薬編

花粉症の処方薬の効きやすさや副作用の多さに関してランキング形式で紹介します。

花粉症の薬には、病院で処方される処方薬と薬局やドラッグストアで購入できる市販薬があります。
2010年以降、今までは病院でしか処方できなかった薬と同じ成分が含まれる抗アレルギー薬が相次いで市販薬として販売されるようになりました。

それでは、市販薬と処方薬はどちらでも変わらないのでしょうか。

病院で処方される処方薬は、使用されてきた実績も長く副作用の報告データも多いため、比較的安全性は高いとされます。また、医師が症状や原因に合わせて薬の選択を行うため、効果がでやすいといえるでしょう。
初めて花粉症の薬を使用する場合は、まずは病院を受診して医師の診察をうけることをおすすめします。その後に自分の症状にあった薬の成分名がわかれば、同じ成分を使用した市販薬を選択することが可能です。

この記事では、現役薬剤師監修のもと、病院で処方される処方薬を効果と副作用から徹底的に比較します!

市販薬の比較は関連記事をごらんください。
関連記事:花粉症の薬の強さランキング:市販薬編

表に書いてある薬の強さはあくまで目安です。
効き目の感じ方には個人差があり、処方される量によっても異なりますのでご注意ください。

花粉症の薬の効果ランキング

花粉症の薬の主な成分は、アレルギー反応を起こすきっかけとなるヒスタミンの分泌を抑える抗ヒスタミン剤です。
抗ヒスタミン剤は発売された年代などから第1世代と第2世代に分けられます。
第1世代抗ヒスタミン剤は抗アレルギー成分の他にもさまざまな成分が組み合わされており即効性に優れていますが、副作用の眠気が併発しやすい特徴があります。
第2世代抗ヒスタミン剤は第1世代の副作用を抑えるように改善され、効果が緩やかに持続します。

抗ヒスタミン成分の処方薬の強さを比較してみましょう。

1位:ポララミン
2位:アレロック
3位:ジルテック・ザイザル

ポララミンは、第1世代抗ヒスタミン剤です。
開発が古く使用実績が豊富なため、他の抗ヒスタミン剤に比べると安全性に優れているといえます。そのため、妊娠中や授乳中の方への処方に選択されることも多いです。妊娠中や授乳中の服用について詳しくは医師に確認しましょう。

効果には即効性があり、効き目も大きいとされています。鼻水・くしゃみ・かゆみなどによく効きますが、鼻づまりにはあまり効果を発揮しません。眠気や口の渇きなどの副作用もでやすくなっています。

ポララミンについて詳しくは関連記事をごらんください。
関連記事:花粉症のお薬「ポララミン」の効果・副作用・妊娠中の妊婦への影響について

アレロックは、第2世代抗ヒスタミン剤です。鼻水・鼻づまりなどの鼻症状から、アレルギーからくる皮膚のかゆみ・湿疹の緩和に効果を発揮ます。20112年にはジェネリック医薬品が発売され、薬価が下がり安価に手に入れることが可能になっています。

ジルテック・ザイザルも、第2世代抗ヒスタミン剤です。アレルギー症状全般に効果があります。副作用が少ないことが特徴で、特にザイザルはジルテックから眠気成分をとり除いたものになるため、効果は維持したまま副作用が抑えられています。

花粉症の薬の副作用ランキング

1位:アレグラ・クラリチン
3位:タリオン

副作用の眠気がでにくい第2世代抗ヒスタミン剤の中でも、特に副作用の眠気がでにくい研究データの報告がされているのが、アレグラクラリチンです。

交通機関従事者や機械の操作を行う方などには、副作用の眠気がでにくいアレグラが主に選択されています。

予防としての服用

花粉の飛散ピーク時の症状を和らげるために、症状が出る前から花粉症の薬を服用する予防対策も有効になります。予防として服用する薬は主に第2世代抗ヒスタミン剤になります。初めて予防のための服用を行う際は、医師の診断のもと適した薬を処方してもらいましょう。

薬を飲むタイミングについて詳しくは関連記事をごらんください。
関連記事:花粉症の薬はいつから飲み始める?2016年花粉飛散情報

処方薬と同じ成分を使用している市販薬

処方薬に含まれている成分と同じものを使用した市販薬をご紹介します。含まれている量については、薬ごとに異なるため詳しくは添付文書をご確認ください。

【処方薬と市販薬の対応表】

処方薬名 成分名 市販薬名
アレグラ フェキソフェナジン塩酸塩 アレグラFX
エバステル エバスチン エバステルAL
アレジオン エピナスチン塩酸塩 アレジオン10
ジルテック セチリジン塩酸塩

コンタック鼻炎Z、ストナリニZ

おくすり宅配

忙しくて薬局に行く時間がない、子育てで家を離れられない、そんな時に役立つ便利なサービス「おくすり宅配」。薬剤師が自宅に直接処方薬をお届けします。 病院からの処方せんを撮影して送るだけで、お届け可能です。ライフスタイルに合わせてご活用ください!
 

マスクの徹底で花粉症予防を

一度発症してしまった症状には、薬でしっかり対処してアレルギー反応の連鎖を防ぎましょう。
薬の併用とともに、まずは花粉を体内に取り込まないことも大切です。マスクを着用することで体内に取り込む花粉を約6分の1に減らすことが可能です。外出の際にはマスクの着用を徹底しましょう。

タイプ別のおすすめマスクについては関連記事をごらんください。
関連記事:花粉症に効果のあるマスク選び!タイプ別おすすめマスク

また、花粉が最も飛散する時間は12時〜午後3時と午後5時〜午後7時です。花粉注意報がでている日は、花粉が最も飛散する時間に外にでることを避けることも対策のひとつとして覚えておきましょう!

ミナカラ
インフルエンザの基礎知識・予防・治療・お薬まで

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