アレグラとアレロックの違いは?効果・副作用・薬価を比較!

アレロックとアレグラはよく使用される花粉症の薬ですが、効果や違いにはどのような副作用があるのでしょうか。アレロックとアレグラを比較して解説します。

花粉の飛散もいよいよピーク。毎年つらい症状に悩まされている方には、花粉症の薬が手放せないシーズンですね。
花粉症の薬には、病院で処方される薬や薬局やインターネットなどで購入できる市販薬など、さまざまな種類があります。
薬は体質や相性によっても効き目や副作用に個人差はありますが、それぞれの成分の違いから、効果の出方や副作用の強さをみていくことができます。
この記事では花粉症の症状によく処方されるアレグラとアレロックを徹底比較します!

アレグラとアレロックの違いは?

アレグラとアレロックはどちらも第2世代抗ヒスタミン剤です。
抗ヒスタミン剤は第1世代と第2世代にわけることができ、花粉症のアレルギー症状の原因となるヒスタミンをブロックして、アレルギー症状の発症を緩和させる作用があります。また、花粉症のアレルギー性鼻炎だけではなく皮膚のかゆみや湿疹、じんましんにも効果を発揮します。

アレグラとアレロックの用法容量など詳しいことはミナカラ薬辞典をごらんください。
アレグラ|フェキソフェナジン
アレロック|オロパタジン

アレグラとアレロックの効果や副作用の違いは?

第2世代抗ヒスタミン剤は、第1世代の効果はそのままに副作用の眠気をおさえたものになります。しかし、同じ第2世代抗ヒスタミン剤でもこうかと副作用には大きな違いがあります。
アレグラとアレロックの違いを比較してみましょう。

  アレグラ アレロック
効果 比較的弱い 比較的強い
副作用の眠気 少ない 多い
成分 フェキソフェナジン塩酸塩 オロパタジン塩酸塩
用法・用量 1回60mgを1日2回経口投与 1回5mgを1日2回経口投与
薬価 129.8円/1日分2錠 103円/1日分2錠

どちらも朝と就寝前の1日2回の服用で、服用の手間は変わりません。薬価で比べるとアレロックの方がやや安価になることがわかります。

2つの最大の違いを簡単にいうと、アレグラは効果も副作用も弱め、アレロックは効果も副作用も強めになります。

アレロックの副作用の眠気について、製薬会社の公式情報では成人で約7%、小児においては約4%が眠気を感じるという報告があり、花粉症の処方薬の中では副作用がでやすい部類にはいります。アレロック服用中に自動車の運転はお控えください。
関連記事:アレロックの副作用と効果:眠気の強さから体重増加まで

比較的効果の強めなアレロックは、つらい症状にも即効性があるため、今すぐ鼻づまりを治したい!という方に向いています。
仕事で自動車の運転や危険を伴う機械の操作を行う場合は、副作用の眠気が少ないアレグラが向いているといえます。

弊社薬剤師監修のもと、花粉症の処方薬の効果と副作用の関係を比較しました。アレグラとアレロックは副作用や効果においてほぼ対局にあることがわかります。
※体質や薬との相性によって効き目や副作用の出方は異なるため、あくまで目安になります。

アレグラとアレロックの薬価を比較!

同じ成分を使用した薬でも、店頭販売できるようになったスイッチOTC医薬品が近年増えてきています。さらに処方薬の中でも先発医薬品に比べると開発費用が入らないぶん安価になっているジェネリック医薬品もあります。

アレグラはジェネリック医薬品、スイッチOTC医薬品ともに販売されています。
アレロックにはジェネリック医薬品はありますが、残念ながら市販薬はまだ販売されていません。(2017年1月現在)
成分が同じであるため、効果や副作用の出方にほとんど違いはありません。それぞれの違いである薬価を見ていきましょう。

【1日分の薬価】

  アレグラ60mg アレロック
処方薬(先発医薬品) 129.8円 103円
ジェネリック医薬品 68.8円〜38.8円 55.2円〜43.4円
市販薬(スイッチOTC医薬品) アレグラFX
134.7円
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※アレグラFXの価格は、メーカー希望小売価格(税込)。
※処方薬とジェネリック医薬品の薬価は2016年4月から改定のもの。
※目安での計算方法になるため、実際に処方されるお薬のお値段と微妙に変わる場合があります。

アレグラとアレロックでは、先発医薬品ではアレロックの方が安価ですが、ジェネリックの中ではアレグラの方が安価なものも。
成分や配合量は同じですが、販売された年代などによってジェネリック医薬品の価格もメーカーにより異なります。特定の価格帯のジェネリック医薬品を希望する場合は、事前に薬を購入する薬局に問い合わせることをお勧めします。

なお、処方薬には、初診料や診察代、調剤料などがかかってくるため、お薬代とは別に約1200円ほど上乗せする必要があります。2週間程度の利用であれば、処方薬の方が若干安価な程度となりますが、長期的の使用でみると処方薬の方が断然お得であるといえるでしょう。

関連記事:アレロックのジェネリックの薬価を比較!

しかし、病院にいく時間がなかなかとれない方にとっては、処方薬と同じ成分の市販薬は大変便利なもの。インターネットで購入することも可能なので、症状に合わせてご利用ください。

【第2類医薬品】アレグラFX 28錠 ※セルフメディケーション税制対象商品

商品価格:¥ 1,474

アレグラFXは、病院で処方される花粉症の薬と同じ成分のフェキソフェナジン塩酸塩を同量配合した初めての市販薬。1日2回朝晩の服用で、効果は1日中持続します。
2016年11月1日にリスク区分が第1類医薬品から第2類医薬品へと変更されました。 

関連記事:アレグラは市販薬、処方薬、ジェネリックどれが一番安い?価格を徹底比較!

おわりに

アレグラとアレロックはどちらも同じ花粉症に効果的な薬ですが、効果や副作用の強さなどに違いがあります。
病院で処方してもらう場合には症状などをもとに医師とよく相談し、自分に合うものを服用すると良いでしょう。

ミナカラ
インフルエンザの基礎知識・予防・治療・お薬まで

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