【花粉症の目薬】パタノール点眼液の効能効果・副作用・薬価を解説

パタノールは、アレルギーによって起こった目のかゆみ、涙目、結膜充血などの症状を改善する効果があります。パタノールの効果効能、副作用について解説します。

パタノール点眼液の効能効果

パタノールは、アレルギーによって起こった目のかゆみ、涙目、結膜充血などの症状を改善する効果があります。
パタノールの主成分はオロパタジン塩酸塩で、抗ヒスタミン薬と呼ばれる分類の薬です。体内にアレルゲンが侵入すると、ヒスタミンという物質が発生し、ヒスタミンが活発に働くことで花粉症症状が引き起こされます。
抗ヒスタミン薬は、ヒスタミンの働きを抑える薬。ヒスタミンの働きを抑えることにより、目のかゆみなどがひどいときに即効的な効果が期待ができます。

さらに、パタノールはアレルギー物質の遊離を抑制するケミカルメディエーター遊離抑制作用を持ちます。花粉症の症状が発症する前に使用することで予防効果も期待できます。

パタノールの点眼時はコンタクトレンズを外しましょう

ソフトコンタクトレンズを使用している場合は、コンタクトレンズに薬の成分を吸収されることを防ぐためコンタクトレンズを外してから点眼しましょう。

また、薬の成分が吸収される以外にも、①薬の成分がコンタクトに付着すると酸素透過率が下がる②ほこりなどがコンタクトに付着しやすくなるなど、目に負担をかけてしまう可能性があります。
パタノール点眼後は、10分以上あけてから再びコンタクトレンズを装着するようにしてください。
なお、ハードコンタクトレンズの場合も、コンタクトレンズを外してから使用する方が望ましいとされています。

パタノール点眼液の副作用

パタノールは抗ヒスタミン薬の中でも第2世代抗ヒスタミン薬に分類されます。
第2世代抗ヒスタミン薬は、第1世代抗ヒスタミン薬の効果はそのままに副作用を軽減させた薬です。
パタノールは副作用の発生が少ない目薬とされていますが、全くないわけではありません。角膜炎、眼痛、充血、まぶたの腫れ、しみるなどがおこる可能性もあります。副作用と思われる症状があらわれたら、眼科を受診しましょう。

パタノール点眼液0.1%の薬価

処方薬の薬価は2年に1度改定がおこなわれます。パタノール点眼液の薬価は、2016年の4月に行われる改定で196.7円/mlとなり旧薬価より若干安くなります。(旧薬価:197.5円)
処方されるパタノール点眼液は5mlのため、1本あたり983円になります。

パタノール点眼液0.1%の購入には処方箋が必要なので、薬価にプラスして①病院での診察料、薬局で購入する際に②薬剤料③調剤技術料や薬学管理料などの費用がかかります。保険適用される場合はこれらの総合計額の3割額が自己負担金となります。

パタノール点眼液のジェネリックと市販薬

パタノール点眼液にジェネリック医薬品はありません。また、同じ成分の市販薬も残念ながらいまだ販売されていません。(2016年3月現在)
パタノール点眼液を希望する場合は、病院で処方箋をもらう必要が有ります。

成分は異なりますが、パタノール点眼液と同じ第2世代の抗ヒスタミン薬の市販薬として、ザジテンAL点眼薬などがドラッグストアなどで購入することが可能です。

【第2類医薬品】ザジテンAL点眼薬 10mL

商品価格:¥ 973

 

パタノールは医師・薬剤師の指導の元で正しく使用しましょう

パタノール点眼液は子どもにも処方される目薬です。
副作用も少なく比較的安全な目薬ですが、妊婦や授乳中の方の使用は医師との相談が必要です。また、効果をあまり感じられないからといって自己判断で勝手に使用をやめてしまうと、悪影響を及ぼしてしまう場合もあります。
薬の使用は医師・薬剤師の指導のもと用法・用量を守って使用しましょう。

また、パタノール点眼液は目のかゆみなどに対して一番効果が強い目薬というわけではありません。パタノール点眼液だけでは症状改善がみられない場合は、ステロイド入りの目薬を同時に処方してもらう場合もあります。
パタノール点眼液の効果をあまり感じられない、または自分に合っていないと思った場合は医療機関に相談するようにして、つらい花粉症症状の改善に繋げるようにしましょう。

ミナカラ
インフルエンザの基礎知識・予防・治療・お薬まで

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