エバステルの効果・副作用・ジェネリック・市販薬について

花粉症のお薬であるエバステルの効果や副作用、ジェネリック医薬品や市販薬の薬価について、現役薬剤師監修のもと徹底解説します!

花粉症の薬エバステルについて徹底解説!

暖かい春の訪れとともにやってくるのが、花粉症の季節ですね。
花粉症を経験されている方は、毎年様々な花粉症対策を行っているかと思いますが、多くの方が使用されているのが花粉症のお薬でしょう。

今回は花粉症のお薬の1つであるエバステルについて、現役薬剤師監修のもと、徹底解説します!

エバステルは効果も副作用も穏やかな花粉症薬

エバステルは第2世代抗ヒスタミン薬という、比較的新しいお薬に分類されます。
第1世代に比べて第2世代のお薬は全体的に副作用が少なめとなっていますが、その中でもエバステルは副作用が少ないお薬として知られています。

ただし、その効果も他のお薬と比べると比較的緩やかなため、花粉症の症状がかなり重い方には、向かないかもしれません。

また、効果に持続性のあるお薬のため、1日1回の服用で済むことも特徴の1つです。

成分名 エバスチン
剤形 エバステル錠5mg、エバステル錠10mg、エバステルOD錠5mg、エバステルOD錠10mg
用法・用量 通常、5〜10mgを1日に1回服用
薬価 エバステル錠5mg:80.7円、エバステル錠10mg:107.3円、エバステルOD錠5mg:80.8円、エバステルOD錠10mg:107.3円

※2017年1月現在。

エバステルの副作用について

エバステルは花粉症のお薬の中でも、副作用である眠気が少ない方ですが、全く副作用がない、という訳ではありません。そのため、お薬を飲んだあとに車の運転や、機械類の操縦をするのは避けた方が良いでしょう。

花粉症のお薬を飲むとなぜ眠くなるのかは、以下の関連記事をご覧ください。
関連記事:花粉症の薬で眠くなる理由!花粉症の発生メカニズムと薬の成分の関係​

主な副作用では、眠気、口渇、倦怠感、胃部不快感などがあります。

下記の副作用はめったに起こりませんが、念のため薬を服用後の体調の変化にご注意ください。
・ショック、アナフィラキシー様症状
・肝機能障害、黄疸

小児にはOD錠がおすすめ

エバステルの剤形には、一般的な錠剤とは別にOD錠といって、口の中で溶けるお薬もあります。OD錠は錠剤を飲みこむことが苦手な方や、嚥下能力が低下している高齢者の方、小さいお子様におすすめです。

市販薬エバステルALについて

エバステル錠は処方薬のため、入手するには医師の処方箋が必要となりますが、実はエバステと同じ成分の市販薬「エバステルAL」というお薬が存在します。


image by エバステルAL公式HP

エバステルは、処方薬でも市販薬でも、あくまで成分は同じですので、効果や副作用は同一ですが、価格が大きく変わってきます。

  エバステル錠 エバステルAL
成分量 5mg/1錠 5mg/1錠
用法 1日に1回1錠服用 1日に1回1錠服用
価格/1日 80.7円 約166円
対象年齢   15歳以上

※市販薬はメーカー希望小売価格(税込)で算出しています。
※2017年1月現在。

処方薬はこの価格から、さらに保険適用でお安くなるため、市販薬よりもかなり割安となります。

関連記事:花粉症の薬は処方薬が断然安い!市販薬との効果や成分の違いを徹底解説

他にも処方薬には配合量や剤形にも種類があるため、より個人に合ったお薬を選ぶことが可能です。

どうしても病院へ行く時間が無いという方は市販薬が便利ですが、それ以外の方に関しては処方薬の方がメリットが多いと言えるでしょう。

エバステルのジェネリック医薬品について

エバステルにはジェネリック医薬品も存在します。
ジェネリック開発費用が少なくすむため、同じ成分のお薬を安価で購入することが可能です。

 

先発薬の薬価

ジェネリックの薬価
エバステル錠5mg 80.7円 31.4円〜62.5円
エバステル錠10mg 107.3円 51.4円〜81.4円
エバステルOD錠5mg 80.8円 38.3円〜62.5円
エバステルOD錠10mg 107.3円 51.4円〜81.4円

※2017年1月現在

ジェネリック医薬品の中でも製造された年代によって、価格の差がありますが、どちらにしても先発薬よりもジェネリックの方がかなり安価になっているのが分かります。

ジェネリック医薬品を希望する場合は、診察時に医師へジェネリック医薬品が欲しい旨を伝えてください。また、保険薬局にて薬剤師へ相談することも可能です。※処方箋にジェネリック医薬品への変更不可の記載がある場合や、在庫が無い場合は、購入できないこともあります。

ミナカラ
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