花粉症の症状をセルフチェック!鼻・目・全身の症状は?

花粉症の症状を鼻、目の症状から全身症状まで幅広く解説します。花粉症と風邪の症状の違いを部位別の詳しく紹介。子供と大人の症状の違いも掲載!

空気中に飛散する花粉は、最初に鼻の粘膜や目に接触します。そのため、花粉症の症状といえば、鼻や目にあらわれやすいのが特徴です。

しかし、花粉症による症状はこれだけではありません。風邪と間違えやすい頭痛や咳、熱といった症状もあらわれることがあります。

自分が花粉症なのか風邪なのか見極めるには、症状の経過や症状があらわれる期間がヒントになります。さっそくセルフチェックしてみましょう。

花粉症による鼻の症状:鼻水・くしゃみ・鼻づまり

花粉症の症状で代表的なもののひとつが、鼻の症状です。

2017年に株式会社アイスタットが行った花粉症の方300人を対象に行った調査では、花粉症で悩んでいる症状を「鼻水」と答えた人が半数を超えました。くしゃみは2番目に多く、47~48%と半数に迫る勢いです。鼻づまりも多くの人にみられます。

風邪との違いを比較しながら、それぞれの症状の特徴をチェックしましょう。

鼻水

花粉症では、水のようにサラサラとした鼻水が出ます。何日経っても症状が変わらないのも特徴です。

一方で風邪の場合は、最初はサラサラした鼻水でも、次第に粘度が高いものに変化していきます。

くしゃみ

花粉症によるくしゃみは、風邪より回数が多い傾向にあります。一気に大量の花粉を吸い込んだために、7~8回続けてくしゃみが出たり、1日中くしゃみが出るというケースもあります。

また、風邪によるくしゃみは3~4日(長くても7日)程度で治まりますが、花粉症の場合は花粉が飛散している限り長期にわたって続きます。

鼻づまり

花粉症による鼻づまりは、風邪によるものより重い症状になることが特徴です。昼間に吸い込んだ花粉が夜間にも影響を与え、鼻づまりで夜眠れないというケースもみられます。

症状があらわれる期間

風邪であれば、鼻の症状は1週間程度で治まります。しかし、花粉症の場合は花粉が飛散している間ずっと症状が続くので、数か月にわたって悩まされることもあります。

花粉症による目の症状:目のかゆみ

目のかゆみも花粉症の代表的な症状です。40%以上の患者が目のかゆみを訴えています。花粉症に対して風邪は目の症状がでません。

目のかゆみがあるかどうかというのは、風邪か花粉症か見極めるうえで非常に重要です。

目の症状の経過

花粉症による目のかゆみは、眼球やまぶたに花粉が付着することであらわれます。最初は涙が出たり、強いかゆみが出るのが特徴です。

かゆみのあとに白目がブヨブヨした感じになったり、まぶたが腫れるようになり、この頃には目が開きにくいと感じる人も出てきます。

かゆみに耐えられず目をこすってしまうと、結膜や角膜を傷つけてしまうこともあります。こうなるとかゆみを超えて痛みとなり、さらに目のかすみやまぶしさを感じるようになります。

花粉症によるその他の症状:喉・皮膚・耳・消化器

花粉によって起こるアレルギー症状は、鼻や目だけでなく、さまざまな場所でみられます。

喉の症状(咳・渇き)

口から吸いこんだ花粉が喉の粘膜に付着すると、咳や喉の渇きといった症状が出ることがあります。鼻づまりによって、口呼吸する機会が増えることが主な原因です。

最初は喉のかゆみが出ますが、花粉が気管にまで達してしまうと、咳が出ることがあります。痰が出ない空咳(からせき)であることが風邪による咳との違いです。

皮膚の症状

花粉が皮膚に付着すると、肌荒れを起こすことがあります。肌を露出している顔に症状が出やすく、肌がピリピリする、赤くなる、腫れた感じがする、ほてった感じがするという特徴があります。

特に皮膚が柔らかいまぶたは症状が重くなりやすいので要注意です。また、衣服との摩擦が多く、汗がたまりやすい首回りも肌荒れが起こりやすい場所とされています。

耳の症状

花粉症患者の約1割が感じているのが、耳の症状です。耳の穴(外耳道)に花粉が付着したり、鼻から入った花粉が鼻と耳をつなぐ耳管を通ることで症状があらわれます。主な症状はかゆみです。

消化器(胃・腸)の症状

口から入り込んだ花粉が体内侵入することで、胃や腸に症状が出ることがあります。主な症状は、消化不良や食欲減退です。

花粉症による全身症状:だるい・熱・眠れないなど

花粉によるアレルギー症状は、体の一部に起こるものだけでなく、全身症状としてあらわれることもあります。代表的な全身症状は、以下の通りです。

■頭痛、頭重感
■微熱、熱っぽい感じ
■だるい、ボーっとする、イライラする
■夜眠れない

全身症状のなかでも比較的多いのが、「だるい、ボーっとする」といった症状です。患者の約1割にみられます。

熱っぽい症状が出ると、風邪なのか迷ってしまいますが、花粉症の場合は、熱が出ても微熱程度であり、風邪より症状が軽いという違いがあります。

子供にみられる花粉症の症状

子供は体調がすぐれないときでも、自分の症状を上手く伝えられないことがあります。辛そうにしていないか、注意深く観察することが大切です。

子供の花粉症も大人の症状と同じく鼻や目にあわられやすいですが、以下のような違いがあります。

■鼻水が大人より少し粘りがある
■くしゃみより鼻づまりの症状が出やすい
■目のかゆみだけでなく、充血もみられる
■睡眠不足や集中力低下により、昼間でも元気がなくなる

おわりに

花粉症による症状は、すぐに命にかかわるようなものではありません。しかし、長期間にわたって症状に悩まされると、精神的な苦痛になり、日常生活に支障をきたすこともあります。

花粉症の疑いがある場合は、耳鼻科や内科を受診して検査を受けることをお勧めします。

参照:株式会社アイスタット花粉症調査

ミナカラ
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