クラリチンEXは眠くなりにくい花粉症の薬

クラリチンは、花粉、ハウスダスト(室内塵)などによる鼻みず、鼻づまり、くしゃみの緩和に効果がある薬です。

クラリチンEXには、病院で処方される「クラリチン」の成分であるロラタジンが同じ量配合されています。

病院に行く時間が取れない場合は、市販薬であるクラリチンEXをドラッグストアで購入して使用することができます。

クラリチンEXは、花粉症の原因物質であるヒスタミンという物質の働きをおさえる抗ヒスタミン薬です。

クラリチンEXには、抗ヒスタミン薬特有の副作用である「眠気」「頭がボーッとする」「口が渇く」といった症状が起きにくいという特徴があります。

クラリチンEXは飲んだ後でも車の運転ができる

クラリチンEX最大の特徴は、車の運転・機械の操作に対する制限がないことです。

通常、抗ヒスタミン薬は集中力に影響を受けるため、車の運転・機械の操作に制限がかかりますが、クラリチンEXの成分ロラタジンは空軍や民間航空会社のパイロットが使用しても航空機操作能力に影響がなかったという実験結果があります。

市販の抗ヒスタミン薬で車の運転・機械の操作に制限がないものは、クラリチンEXとアレグラFXだけです。

※2018年3月現在

 

クラリチンEXの価格と購入方法

クラリチンEXとクラリチンEXOD錠の違いは?

クラリチンEXは2017年1月25日、クラリチンEX OD錠は2017年9月19日に発売された新しい薬です。

「クラリチンEX」は水で飲む錠剤、「クラリチンEX OD錠」は口の中で溶けて水なしでも使用できる錠剤です。

クラリチンEXは処方薬のクラリチン錠、クラリチンEX OD錠は処方薬のクラリチンレディタブ錠とほぼ同じ薬であるといえます。

クラリチンEXの価格

クラリチンEXとクラリチンEXOD錠に効果の違いはなく、どちらも1日1回1錠を使用します。

ただし価格には差があり、クラリチンEXOD錠は、クラリチンEXと比較すると割高といえます。

  クラリチンEX クラリチンEX OD錠
包装 7錠 14錠 10錠
メーカー希望小売価格
(消費税抜)
1,980円 1,380円 1,980円
1日あたりの価格
(税抜)
約197.1円 約141.5円 約198円

※2018年3月現在の価格

クラリチンEXの購入方法

クラリチンEXは、amazonや楽天といったインターネット販売や通販で購入することはできません。(2018年3月現在)

クラリチンEXは「要指導医薬品」に分類されており、薬剤師による対面販売が義務付けられています。

クラリチンEXを購入するにはドラッグストアなど薬剤師がいる販売店で、薬剤師の説明を受ける必要があります。

なお、同じ花粉症の薬であるアレグラFXやアレジオン20などは「第2類医薬品」の分類であり、インターネット上や登録販売者がいる薬局やコンビニなどで購入できます。

1日1回でOK!クラリチンEXの飲み方

クラリチンEX・クラリチンEXOD錠のどちらも、15歳以上の方から使用できます。

クラリチンEXは1日1回の使用で、効果が持続します。

1日1回1錠、毎回同じ時間帯に使用します。食後に飲んでください。毎日同じ時間、食後に飲むようにしましょう。

クラリチンEXでしてはいけないこと

薬を飲んだ前後は、お酒を飲まないようにしましょう。

クラリチンEXの使用中は、皮膚疾患用の薬や鼻炎の薬など他のアレルギー用の薬、抗ヒスタミン成分を含む飲み薬を使用しないでください。

風邪薬・鎮咳去痰薬・乗り物酔いの薬・催眠鎮静薬などは、抗ヒスタミン成分を含んでいることが多いため注意が必要です。

病院で処方されるエリスロマイシン・シメチジンという薬もクラリチンEXと同時に使用できません。

授乳中の方は薬の使用中は授乳を避けてください。

クラリチンEXは早めの使用開始がベスト!

クラリチンEXは花粉症の原因物質であるヒスタミンが放出されることを防ぐ働きに優れています。

そのため、ヒスタミンが放出される前から使用することで、より効果的に花粉症の症状をおさえます。

クラリチンEXは症状があらわれてから使用しても効果がありますが、もっともベストな使い方は花粉症シーズンの1週間ほど前から使うことです。

症状が出る前から使用することでより効果的に花粉の症状をおさえます。花粉症のシーズンに鼻がムズムズしはじめた場合は早めに使用を開始しましょう。

おわりに

花粉症は早めの対策が症状軽減の鍵になります。

毎年のように花粉症でお困りの方は、花粉症シーズンに入る前、もしくは鼻がムズムズしはじめた段階で病院やドラッグストアで花粉症の薬を手に入れて使用を開始しましょう。

また、あわせてマスクの着用、外出から帰ったら玄関に入る前に服や髪についた花粉をはらうなどの対策もしていきましょう。