クレアラシルとは

クレアラシルは、思春期ニキビや大人ニキビの治療に効果が期待される薬です。

クレアラシルには第二類医薬品の「ニキビ治療薬クリーム」(白色・肌色タイプ)のほか、医薬部外品に分類される洗顔料やジェルなどさまざまなタイプがあります。

クレアラシルの成分と効果

クレアラシルは製品ごとに含まれている成分が違いますが、どの製品もニキビケアに効果を発揮します。

クレアラシルのニキビ治療薬クリームは4つの有効成分がニキビを改善していきます。それぞれ成分の効果は以下のとおりです。

イオウ

イオウは皮膚の表面で代謝・抗酸化作用のあるアミノ酸のシステインと反応し、徐々に硫化水素やポリチオン酸、ペンタチオン酸となって、細菌の発育や増殖を阻止します。

また、イオウには毛穴を塞いでいる角栓を取り除き、毛穴の詰まりを改善する作用もあります。

レゾルシン

レゾルシンは殺菌作用があり角質を溶かす作用もあります。

グリチルリチン酸ニカリウム

グリチルリチン酸二カリウムはカンゾウ(甘草)という生薬に含まれる成分のカリウム塩です。すぐれた消炎作用があるので、ニキビの炎症をおさえる働きがあります。

トコフェロール酢酸エステル

ビタミンEのことで、血流の促進やホルモンバランスの調整、高い抗酸化力を持ち肌荒れをしずめる働きがあります。

クレアラシルはニキビ跡に効果はある?

クレアラシルの添付文書の効能・効果には「ニキビ」の記載のみで、「ニキビ跡」は書かれていません。

ニキビ跡になって日が浅い場合、クレアラシルニキビ治療クリームを塗ることでニキビ跡が薄くなる可能性はあります。

ニキビ跡はニキビ跡ができた年数や患部の状態によって、治療方法が異なります。しっかり治療したい場合は皮膚科やクリニックなどでご相談ください。

クレアラシルでニキビが悪化する?

クレアラシルにはアクネ菌を殺菌する成分が配合されています。肌の弱い人は刺激を受けやすく、肌への負担が大きくなるのでニキビが悪化する可能性があります。

また、発疹・発赤、かゆみ、かぶれ、乾燥が出た場合は副作用の可能性があるため、使用を中止して、医師や薬剤師に相談してください。

クレアラシルの使い方

クレアラシルのニキビ治療薬クリームを1日数回、適量を指先にとり、ニキビの気になる部分に使用します。クリームを塗る前は肌を清潔にしておきましょう。

また、手などについている雑菌がニキビを悪化させる可能性がありますので、ニキビに直接触らないように気をつけましょう。

クレアラシルは肌の状態によって合わない場合もあるので、クレアラシルを使って肌に異常を感じたときはすぐに使用を中止し医師の診療を受けてください。

クレアラシルの製品ラインナップ

【第2類医薬品】クレアラシル ニキビ治療薬クリーム肌色タイプ 28g

のびがよくなじみやすい、柔らかいタイプのクリーム状のニキビ治療薬です。

アクネ菌を殺菌し、ニキビの腫れや赤みをおさえ、ニキビを開いて皮脂を吸収する働きがあります。思春期ニキビ・大人ニキビのどちらにも使用可能です。

クレアラシル ニキビ対策 薬用 洗顔フォーム

クレアラシルの洗顔料には、殺菌成分であるサリチル酸が配合されているので、ニキビの原因菌であるアクネ菌を毛穴の奥までしっかり殺菌します。

洗顔料には、洗顔クリーム2種(通常・マイルドタイプ)、泡洗顔料2種(通常・マイルドタイプ)があり、マイルドタイプにはうるおい成分が配合されています。

かさつきが気になる方はマイルドタイプを使用するのが良いでしょう。

クレアラシル ニキビ対策 薬用 アクネジェル

肌荒れを防ぐビタミンB6と保湿成分であるアロエエキスを配合した医薬部外品の透明ジェルです。

アクネ菌を殺菌するイソプロピルメチルフェノールや、炎症をおさえ角質を柔らかくするレゾルシン、タンパク質や脂質の代謝を促して皮膚や粘膜を正常に保つピリドキシン塩酸塩、傷の修復をするアラントインなどが配合されています。

おわりに

ニキビの原因はさまざまですが、毛穴に詰まった皮脂や汚れもニキビができる原因の一つです。ですので、毎日のスキンケアをすることがニキビを防ぐためには重要です。

また、ニキビの治療にはスキンケアと治療薬の使用だけでなく、生活習慣の見直しもとても大切です。

睡眠時間や食事の内容などを見直し、規則正しい生活を心がけるようにしましょう。