コバシル錠4mg

協和発酵キリン

処方薬 先発 錠剤

基本情報

副作用

主な副作用として、せき、咽喉頭疼痛(喉頭異和感など)、めまい、頭痛、腎機能異常、コレステロール上昇、吐き気などがあります。

■重篤な副作用はめったに起こりませんが下記のような疾患を引き起こす可能性があります。体調の変化を感じた場合はすぐに医療機関を受診して、使用している薬剤名を医師に伝えて指示をあおいでください。
・血管浮腫
・急性腎不全
・高カリウム血症

使用上の注意点

■下記に当てはまる方はコバシルを使用できません。
・コバシルの成分であるペリンドプリルエルブミンを使用して、アレルギー反応を起こしたことのある方
・過去に血管浮腫にかかったことのある方
・急性腎不全の方
・アリスキレンフマル酸塩を使用中の糖尿病の方(ただし、ほかの降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の方を除く)

■下記に当てはまる方はコバシルを使用後の経過に注意が必要です。薬を使用後に体調に変化があらわれた場合は医師に相談してください。
・両側性腎動脈狭窄のある方または片腎で腎動脈狭窄のある方
・高カリウム血症の方
・重篤な腎機能障害のある方

■アリスキレンフマル酸塩を併用する場合、腎機能障害や低血圧を起こすおそれがあるため、薬を使用後の体調の変化にご注意ください。

■めまい、ふらつきなどが起こることがあるので、薬の使用中は高所作業、自動車の運転など危険を伴う機械の操作に従事する方はご注意ください。

■高齢者は腎機能が低下していることが多く薬の効果に影響を及ぼす可能性が高いので、使用後の体調の変化にご注意ください。

その他

妊娠中・授乳中・子供の使用

■妊娠中の方や妊娠している可能性のある方は使用できません。また、薬を使用中に妊娠が判明した場合は、直ちに薬の使用を中止してください。

■授乳中に止むを得ず使用する場合は、薬が効いているとされる間は授乳は避けてください。

■15歳未満の子供については使用した経験は少ないとされていますが、医師の判断で使用するケースがあります。

飲み合わせ・食べ合わせの注意

■下記のような薬を使用している方は使用できません。
・デキストラン硫酸固定化セルロース
・トリプトファン固定化ポリビニルアルコールまたはポリエチレンテレフタレートを用いた吸着器によるアフェレーシスの施行(リポソーバー、イムソーバTR、セルソーバなど)
・アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜を用いた透析(AN69)

■下記のような薬を使用している方は注意が必要です。併用して使用する際には、医師・薬剤師に相談しながら指示をあおいでください。
・カリウム保持性利尿剤(スピロノラクトン、トリアムテレンなど)
・カリウム補給剤
・アリスキレンフマル酸塩
・アンジオテンシンII受容体拮抗剤
・利尿降圧剤(ヒドロクロロチアジドなど)
・リチウム製剤(炭酸リチウム)
・非ステロイド性消炎鎮痛剤(インドメタシンなど)
・カリジノゲナーゼ製剤

効果時間

血液中の薬の濃度が最も高くなる時間は、薬を服用してから約7時間後とされています。
また、その後約57時間後に血液中での薬の濃度が半分になるとされています。

薬効・薬理

ペリンドプリルエルブミンは経口投与後速やかに吸収され、活性代謝物ペリンドプリラートに変換されます。ペリンドプリラートは、主としてアンジオテンシン変換酵素(ACE)と結合してその作用を阻害することにより強力な生理的昇圧物質であるアンジオテンシンIIの産生を抑制し、降圧作用を示す。同時に降圧物質ブラジキニンの不活性化を抑制し降圧作用を強める。