今回は抗菌薬であるジェニナック(ガレノキサシン)について、その飲み合わせと副作用などの安全面について詳細に確認していきたいと思います。ポイントを押さえてジェニナックを安全に使用しましょう!

なお、ジェニナックの特徴や効果、効き目の強さなどは別の記事で紹介してますので併せてご参照ください。→ジェニナックの効果とその特徴、効き目の強さについて添付文書から解説!

 

ジェニナック飲み合わせ:睡眠薬はOK!ロキソニンなどは注意!

まずはジェニナックの飲み合わせから確認していきたいと思います。

ジェニナックの説明書にあたる添付文書では以下のような薬との飲み合わせについて、注意が記載されています。

 

アルミニウム、マグネシウム、カルシウム、鉄、亜鉛を含有する製剤(制酸剤、ミネラル入りビタミン剤等)

注意が必要な理由として、ジェニナックの効果が減弱されるおそれがあるとされています。ジェニナックの服用後2時間以上あけて使用するなどの注意をしましょう。
このようなことが起きるメカニズムですが、ジェニナックと金属イオンとが溶けにくい物質を作り、身体へ吸収されにくくなることが考えられています。

具体的な薬剤名でいうと貧血に使われるフェロミアや、便秘などで使われるマグミットなどがありますね。ご注意ください。

 

ニトログリセリン、硝酸イソソルビド

注意が必要な理由として、外国での注射剤の臨床試験(いわゆる治験)において、一緒に使うことにより血圧低下の副作用が増加している傾向が認められたためとされています。このメカニズムは分かっていないようです。

 

クラスIA抗不整脈薬(キニジン、プロカインアミド等)
クラスIII抗不整脈薬(アミオダロン、ソタロール等)

注意が必要な理由として、QT延長、心室性不整脈(Torsades de Pointesを含む)が現れるおそれがあるとされています。
これらの抗不整脈薬では、単独投与でもQT延長作用がみられています。

使用している不整脈の薬が上記のクラスに該当するかどうかは専門家でないとなかなかわからないかと思いますので、不整脈の薬を使われている方は必ず医師に伝えるようにしましょう。

これらの飲み合わせの悪さもキノロン薬で共通して言うものの一つです。中には必ず一緒に飲まないようする「併用禁忌」に位置付けられているキノロン薬もあるくらいです。ジェニナックは併用禁忌ではなく、併用注意ですので、絶対に一緒に飲むことができないわけではありませんが、十分に注意が必要です。

 

フェニル酢酸系、プロピオン酸系非ステロイド性消炎鎮痛剤

注意が必要な理由として、痙攣が現れることがあるとされています。
痙攣が起きるメカニズムは中枢神経系において、GABAといわれる物質の阻害が増強されるためと考えられています。

これらは普段服用されている方も比較的多いのではないでしょうか。有名なものではボルタレンイブプロフェンロキソニンなど、市販で買える薬も含まれます。

このように市販薬の成分でも一緒に飲むのは注意が必要なケースは、ジェニナックに限らず、薬全般的に言えることです。ジェニナックに限らず、薬を服用する際は、医療用医薬品のみでなく、服用している市販薬についても医師、薬剤師に伝えるようにしましょう。

なお、ジェニナックに限らずキノロン系と言われるグループに属する薬は、これらの解熱鎮痛薬との飲み合わせで痙攣を誘発することが明らかになっています。ジェニナック以外の抗菌薬でも飲み合わせが悪いことがあることを併せて覚えておきましょう。

 

テオフィリン、アミノフィリン水和物

注意が必要な理由として、テオフィリンの体の中の濃度を約20%上昇させることが認められているためです。テオフィリンの中毒症状(消化器障害、頭痛、不整脈、痙攣等)があらわれるおそれがあるので、十分な観察が必要とされています。メカニズムは分かっていないようです。

 

ワルファリン

注意が必要な理由として、ワルファリンの作用を増強し、出血などが現れることがあるとされています。観察を十分に行い、血液凝固能検査を行うなど注意することが必要です。こちらも詳しいメカニズムはわかってないようです。

ワルファリンは多種類の薬に対して飲み合わせに注意が必要であるため、ジェニナックに限らず注意が必要となります。

 

降圧作用を有する薬剤(降圧剤、利尿剤等)

注意が必要な理由として、一緒に飲むことにより、降圧作用を増強する可能性があります。詳しいメカニズムは分かっていません。

血圧の薬は多くの種類があり、飲まれている方も比較的多いのではないでしょうか。自分の飲んでいる薬が飲み合わせが悪いものでないか必ず確認しましょう。

 

血糖降下剤

注意が必要な理由として、一緒に飲むことにより血糖降下作用を増強する可能性があります。こちらも詳しいメカニズムは分かっていません。

糖尿病の方では何かしらの血糖降下剤を飲まれている方も多いかと思います。薬での治療をしている方はご注意ください。

なお、血糖降下の相互作用(飲み合わせによって起こる作用)についてもキノロン薬で比較的共通して見られるものです。過去のキノロン薬の中には血糖降下の作用が原因で発売中止になった薬もあるくらい注意が必要なものです。他の抗菌薬の場合にも併せてご注意ください。

 

睡眠薬は特に問題なし

比較的、疑問に思われる方が多い睡眠薬との飲み合わせですが、現時点では飲み合わせの注意喚起はされてません。一緒に飲んでいただいてもあまり問題ないかと思います。

 

ジェニナック飲み合わせのまとめ

飲み合わせに注意が必要なものを挙げてみましたが、特にロキソニンなどは比較的健康な方にとっても身近な薬ですので十分にご注意ください。
また、睡眠薬系の薬は現時点では注意が必要とは言われていないので、ご安心ください。

その他にも上記に挙げたような薬とジェニナックを一緒に飲む時は十分に注意が必要です。

しかし、これだけの数がある飲み合わせ注意の薬を、全て個人で気をつけるのはなかなか難しいかもしれませんね。

最も安全なのは現在飲んでいる薬について、医師の診断を受ける時や薬剤師から薬をもらうときに、自分が飲んでいる薬を全て伝える、もしくはお薬手帳を見せることです。

自分では飲み合わせが悪くないと思っているものでも専門家が見ると気づく注意点などもありますので、お薬手帳などをしっかり活用して、自分の飲んでいる薬を正しく伝えましょう!

 

ジェニナック副作用:下痢と検査値異常に注意!

続いてジェニナックの副作用についてです。

こちらもジェニナックの添付文書を確認してみましょう。

 

主な副作用

ジェニナックは日本において、臨床試験(いわゆる治験)を実施しており、その時に702例の患者さんに投与した結果があります。実際にあった主な副作用の内訳と頻度は、下痢23例(3.28%)、頭痛12例(1.71%)、軟便10例(1.42%)などという結果でした。また、主な臨床検査値異常は、ALT(GPT)増加10.40%、AST(GOT)増加8.38%、血中アミラーゼ増加4.23%などという結果でした。

目に見える症状としては下痢の3.28%が少し多いといったところでしょうか。下痢までいってないものの、便がゆるくなる軟便と合わせると、5%近くになる計算です。

そもそもジェニナックを含めた抗菌剤において、下痢の副作用が起きる理由ですが、抗菌成分によって腸内のもともといる細菌にも影響を及ぼすことが原因であり、多くの抗菌剤、抗生物質と呼ばれる薬には多かれ少なかれ下痢の副作用を持っているものがほとんどです。

また、基本的には抗菌剤を中止すれば大抵の場合は回復します。ですので、下痢が出たからといってあまり心配する必要はありませんが、あまりにひどい下痢が何回も続くようでしたら、先生に相談することも考えましょう。また、もともと下痢を起こしやすい体質の方や、下痢を可能な限り防ぎたい方は、事前にその旨を先生に伝えれば、抗菌剤を処方してもらうときに、一緒に整腸剤なども処方してもらえるかもしれませんので、予め伝えておきましょう。

その他、臨床検査値のALT(GPT)増加、AST(GOT)増加も比較的頻度が高いと言えるでしょうか。

ALTとASTは肝機能の指標となる検査値です。これらは血液検査を行う場合は、ほぼ必ず計測する検査値のひとつです。軽度の上昇でしたら、あまり問題視されませんが、もともと検査値が高い人や、お酒をよく飲む人は、ジェニナックを飲む際も念のため注意した方がいいかもしれませんね。また、ジェニナックを飲んだ後に、何らかの機会で血液検査をした場合は、少し注目しましょう。

 

重大な副作用

続いては重大な副作用です。重大な副作用としては以下のようなものについて報告があります。

頻度は偽膜性大腸炎が0.5%と算出されている以外は頻度不明の状態であり、基本的にはかなり稀なものとなります。

しかし、万が一発現した際には重大なものとなるため、初期症状をご確認いただき、該当するものがある場合はよく注意してください。

重大な副作用名称 初期症状など
ショック、アナフィラキシー 皮ふのかゆみ、じんま疹、声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、冷や汗、息苦しさ、どうき、めまい、血の気が引く、息切れ、判断力の低下、意識の混濁など
皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群) 高熱(38℃以上)、目の充血、めやに(眼分泌物)、まぶたの腫れ、目が開けづらい、くちびるや陰部のただれ、排尿・排便時の痛み、のどの痛み、皮ふの広い範囲が赤くなるがみられ、その症状が持続したり、急激に悪くなったりする
徐脈、洞停止、房室ブロック めまい、意識の低下、考えがまとまらない、息切れ、脈がとぶ、脈が遅くなる、判断力の低下、心臓が止まる、胸の痛み、胸の不快感、動悸、気を失う
QT延長、心室頻拍(Torsades de Pointes を含む)、心室細動 めまい、動悸、胸が痛む、胸部の不快感、意識消失、失神、けいれん、眼の前が暗くなる
劇症肝炎、肝機能障害 倦怠感、食欲不振、発熱、黄疸、発疹、吐き気・おう吐、かゆみ、意識がなくなる、意識の低下、考えがまとまらない、頭痛、白目が黄色くなる、羽ばたくような手のふるえ、皮膚が黄色くなる、尿が黄色い
低血糖 冷や汗がでる、気持ちが悪くなる、急に強い空腹感をおぼえる、寒気がする、動悸がする、手足がふるえる、目がちらつく、ふらつく、力のぬけた感じがする、頭が痛い、ぼんやりする、目の前が真っ暗になって倒れそうになるなどの症状が急に出現したり持続したりするが、食事をとると改善する、ボーッとしている、うとうとしている、いつもと人柄の違ったような異常な行動をとる、わけのわからないことを言う、ろれつが回らない、意識がなくなる、けいれんを起こすなど
偽膜性大腸炎(クロストリジウム性大腸炎) 頻ぱんに下痢がおきる、粘性のある便、お腹が張る、腹痛、発熱、吐き気など
無顆粒球症、血小板減少 突然の高熱、さむけ、のどの痛み、手足に点状出血、あおあざができやすい、出血しやすい(歯ぐきの出血・鼻血・生理が止まりにくい)
横紋筋融解症 手足・肩・腰・その他の筋肉が痛む、手足がしびれる、手足に力がはいらない、こわばる、全身がだるい、尿の色が赤褐色になる
幻覚、せん妄等の精神症状 実際にはない物が見えたり聞こえたりするように感じる、意識が乱れる、意識の混乱
痙攣 顔や手足の筋肉がぴくつく、一時的にボーっとして意識が薄れる、手足の筋肉が硬直しガクガクと震える
間質性肺炎、好酸球性肺炎 階段を登ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空咳(からせき)が出る、発熱する、などがみられ、これらの症状が急に出現したり、持続したりする
重症筋無力症の悪化 まぶたが重い、上まぶたが下がる、物がだぶって見える、筋肉の疲労感
急性腎不全 尿量が少なくなる、ほとんど尿が出ない、一時的に尿量が多くなる、発疹、むくみ、体がだるい

 

その他の副作用

その他、比較的軽度な副作用は以下のとおり、多種類あります。

部位など 1%以上又は頻度不明 0.5〜1%未満 0.5%未満
過敏症 発疹、光線過敏症   湿疹、紅斑、皮膚炎、そう痒症、潮紅、眼瞼浮腫、アレルギー性結膜炎、眼そう痒症
肝臓 AST(GOT)増加、ALT(GPT)増加、γ-GTP増加、血中ALP増加、血中LDH増加、ビリルビン増加   尿中ウロビリン陽性
腎臓 尿中蛋白陽性、着色尿 血中クレアチニン増加、尿中ブドウ糖陽性 頻尿、BUN増加、尿中白血球陽性、尿中赤血球陽性、尿円柱

消化器

下痢、軟便、便秘、血中アミラーゼ増加 悪心、嘔吐、腹痛、食欲不振、腹部膨満、口渇、舌炎、口唇炎 胃・腹部不快感、消化不良、異常便、口内炎、舌苔
血液 好酸球数増加、白血球数減少、リンパ球形態異常 血小板数増加、ヘモグロビン減少、好中球数減少 赤血球数減少、ヘマトクリット減少、血小板数減少、リンパ球数増加、リンパ球数減少、単球数増加
代謝異常 血中カリウム増加、血中ブドウ糖増加、血中ブドウ糖減少   血中塩化物減少、血中カリウム減少、血中ナトリウム減少
循環器   血圧低下、心電図QT延長 徐脈、心不全、心房細動、洞性不整脈、心室性二段脈、動悸、胸部不快感、胸痛、血圧上昇、心電図異常P波、心電図ST-T変化
精神神経系 頭痛、振戦 傾眠、不眠症、浮動性めまい しびれ
筋・骨格   背部痛 関節痛、筋痛、筋痙攣、足底筋膜炎
呼吸器     喘息、血痰、鼻出血、鼻閉、鼻道刺激感、咽喉頭疼痛、気胸、鼻漏、上気道の炎症、鼻咽頭炎、咽喉頭炎
その他 血中CK(CPK)増加、CRP増加、寒冷凝集素陽性、発熱、悪寒 味覚障害 倦怠感、熱感、異常感、結膜出血、眼痛、眼の充血、色覚異常、単純ヘルペス

 

ジェニナック副作用のまとめ

ジェニナックの副作用については、頻度がものすごく高いというわけではありませんが、下痢や検査値異常などの一般的な副作用の他にも色々あり、種類が比較的多いかもしれません。

何か異常を感じたら副作用の可能性も疑い、症状が重くなるようでしたらすぐに医師や薬剤師に相談するように心がけましょう。

 

ジェニナックその他の注意:妊婦と小児はNG!授乳は一時中止

最後にジェニナックに関して、安全面に関するその他の注意点を見ていきたいと思います。

 

使用してはいけないケース

アレルギーを経験している方

以前にジェニナックやジェニナックと同じキノロン系というグループの薬でアレルギーが出たことがある人は使用してはいけないこととなっています。同じキノロン系には有名なものではクラビットなどが該当します。

基本的に一度アレルギーが出たことがある人は、2回目を使った時にも同じ症状が出る可能性があるので、使用しないようにしましょう。

 

妊婦又は妊娠している可能性のある方

妊婦又は妊娠している可能性のある方も使用してはいけないことになっています。

理由としては、国内の臨床試験では、妊婦又は妊娠している可能性のある患者に本剤を投与した経験がなく、安全性が確認できていない点と、動物実験において、ジェニナックを服用し場合、胎児にジェニナックが移行するということが確認されている点からです。

しかし、こちらも動物実験ですが、ジェニナックの毒性を見る実験で、催奇形性(奇形を生じさせる性質作用)までは認められていないようですので、妊娠中に万が一間違えて飲んでしまった場合は、まずは落ち着いていただき、すぐに医師に相談するようにしましょう。

 

小児

小児(15歳未満)の場合も使用してはいけないとされています。

この理由は臨床試験において使用経験はなく、安全性が確認されていないためです。

また、動物実験ではジェニナックの投与により関節軟骨障害が認められた報告もあります。しかし、この実験を人に当てはめた場合はかなりの高用量であるため、極端に心配する必要はないかもしれません。

なお、実際の現場ではごく稀ではありますが、他の薬の選択肢がないような場合に、小児にもジェニナックを処方されるケースもあるようです。万が一そのようなケースに遭遇した場合は、先生が小児には使えないことになっていることを承知の上で処方されているかを確認してみるのもひとつの手かと思います。

ジェニナックが属するキノロン系といわれるグループの薬は基本的に小児には使えないとしているものが殆どでありその理由の一つにキノロン系で共通にみられる関節の毒性があります。

ただし、キノロン系の中でも毒性が強いものと弱いものがあり、オゼックス細粒などは近年小児でも使えるようになったキノロン系の薬です。ジェニナックも関節毒性の実験では、他のキノロン系と比較して、毒性が弱かったという結果も出ているようなので、今後もしかしたら小児に使えるようになる日が来るかもしれませんね。

 

授乳中は?

授乳中は使用してはいけないケースとしては記載されていませんが、ジェニナックを使用する場合は授乳を中止することと注意喚起されています。

こちらの理由は外国の臨床試験で母乳中にジェニナックが移行することが認められているからです。ただし、乳汁中に移行する比率は特に高いというわけではなかったようです。

薬を飲んだ後に授乳を再開するタイミングについては、専門家によっても意見が分かれるところですが、参考までに記載しますと、ジェニナックは体内での成分が半分に減る時間がおよそ12.4時間とされています。

したがって、半日後に半分、1日経つと1/2×1/2で1/4まで減ります。2日後には1/10も残っていません。そこから母乳に移行する比率はさらに下がりますので、2日も経てば比較的安心ではないでしょうか。具体的な再開時期は先生の判断を仰いでいただければと思います。

 

高齢者は?

高齢者(65歳以上)については、明確な注意喚起はなく、臨床試験上では、副作用の種類と頻度は差がなかったという結果であったようです。しかし、高齢者は一般的に生理機能が低下している場合が多いため、ある程度は注意が必要です。

 

慎重に使用するケース

以下のような人は慎重に使用することになっておりますので、該当するのもがある方は必ず先生に事前に伝えましょう。

  • てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者
    • 痙攣を起こすおそれがあるとされています。
  • QT延長のある患者
    • 心室性不整脈(Torsades de Pointesを含む)、QT延長を悪化させるおそれがあるとされています。
  • 糖尿病又は耐糖能異常のある患者
    • 血糖値の異常変動があらわれることがあるとされています。
  • 収縮期血圧が90mmHg以下の患者
    • 血圧低下があらわれることがあり、低血圧を悪化させるおそれがあるとされています。
  • 重症筋無力症の患者
    • 症状を悪化させることがあるとされています。

 

間違って多く(過量に)飲んでしまった場合は?

可能なら吐き出したり、水分を十分に補給するといったことがいいかと思いますが、極端な量を飲んでしまった場合は、気づいた時点ですぐに病院に行きましょう。

なお、過量に服用してしまった場合は、特に濃度に依存する副作用の発現の可能性が考えられます。重大な副作用で言うと、痙攣や低血糖などが濃度依存の副作用に該当します。これらの副作用の兆候には特に気を付けましょう。

 

その他

重要な基本的注意として、意識障害等があらわれることがあるので、自動車の運転等、危険を伴う機械の操作に従事する際には注意するよう注意喚起されています。

循環器系や低血糖などの重大な副作用が報告されており、その副作用が出てしまった結果、意識を失う可能性も考えられます。頻度は高くないと考えられますが、車の運転などをする際は、頭の片隅に置いておくようにしましょう。

 

また、用法・用量に関する注意として、低体重(40kg未満)の患者でかつ透析等を受けていない高度の腎機能障害(Ccr30mL/min未満)の患者への投与は、低用量(200mg)を用いることが望ましいという記載があります。

ジェニナックは腎臓からも一定量排泄される薬ですので、体重が少ない(体が小さい)人でさらに、腎臓の機能が悪く薬が排泄されにくい(薬が体の中に留まる)人だと、薬の効き目が通常より強くでることが考えられるためです。
体重が少ない方、腎機能が良くない方はご注意ください。