はじめに

仕事のプレッシャーや人間関係。何かとストレスの多い現代社会です。

「苦手なあの人のことや、やらなきゃいけない仕事のことを考えると胃がキリキリする。」という人も多いのではないでしょうか?

ストレスによる胃痛はなぜおこるのでしょうか?

ストレスによる胃痛のしくみ

胃はストレスを感じると血流が減少。酸欠状態になり消化機能が低下したり、粘膜が荒れたりします。

そんな荒れた粘膜に胃酸がかかり傷ついたり炎症を起こしてしまうのです。

さらにストレスは自律神経を乱します。消化器官はリラックスモードの時に優位になる副交感神経が動かしているのですが、ストレスがかかり続けていると体は緊張や興奮時になる交感神経優位の状態になっているのです。

緊張していると食欲がわかなかったりするのも交感神経優位になっているからです。そんな時は胃腸の消化力が弱いので胃もたれや胸焼けを起こしやすくなります。

身を削ってストレスと戦う胃

ストレスがかかると体はエネルギーを大量に必要とします。エネルギーの原料は体の中に蓄えているブドウ糖やタンパク質ですが、蓄えていた分が足りなくなると体の組織を削って調達します。

まずは胸腺という組織から。ここは免疫機能を働かせるのに大切な役割があるのでストレスによって免疫力が落ちるのは胸腺が弱ってしまうからです。そして次に胃に向かいます。

胃壁の一番表面(上皮細胞)を削ります。そして薄くなって弱った胃壁に胃酸がかかり胃粘膜が炎症をおこしやすくなるのです。

「スクラート胃腸薬」空腹時に胃粘膜を修復する胃薬

胃粘膜が炎症を起こしている時は空腹時に胃の粘膜を修復してくれる胃腸薬、ライオンの「スクラート胃腸薬」がオススメです。

空腹時や睡眠前の服用で胃粘膜を修復

スクラートが空腹時に効果を発揮するのは、特徴成分のスクラルファートの作用によるもの。

スクラルファートは胃に入ると荒れた胃粘膜のタンパク質と結合してペースト状の保護膜を形成します。これが胃酸から弱った胃粘膜を守ります。

食後に服用しても効果がまったくなくなるわけではありませんが、食事に含まれるタンパク質が影響して、スクラルファートの結合が薄まってしまうため、空腹時や就寝前の服用が効果的です。

スクラート胃腸薬にはその他にも胃酸を中和させたり、同じく胃粘膜の保護形成に有効な成分を配合して胃粘膜を修復します。

スクラート胃腸薬(顆粒)

効能・効果

胃痛、もたれ(胃もたれ)、胸やけ、胃酸過多、げっぷ(おくび)、胃重、胃部不快感、胸つかえ、飲みすぎ(過飲)、吐き気(むかつき、二日酔い、悪酔のむかつき、胃のむかつき、嘔気、悪心)、嘔吐

用法・用量

★顆粒★

次の量を食間及び就寝前に服用してください。

年齢 1回量 1日服用回数
成人(15歳以上) 1包 3回
15歳未満 ×服用しないこと

スクラート胃腸薬(錠剤)

★錠剤★
次の量を食間及び就寝前に服用してください。

年齢 1回量 1日服用回数
成人(15歳以上) 3錠 3回
15歳未満 ×服用しないこと

「スクラート胃腸薬」の内容成分詳細

スクラート胃腸薬(顆粒)の内容成分を詳しくみていきましょう。

スクラルファート:胃粘膜の病巣部のタンパク質を結合して保護膜を形成する。胃粘膜の保護。胃の炎症を起こしている部分に直接作用します。
ケイ酸アルミン酸マグネシウム:制酸薬、胃酸の中和、胃粘膜を保護します。
ロートエキス:内臓(平滑筋)の痙攣をおさえる成分です。胃酸の分泌を抑制。抗コリン作用があるので緑内障、排尿困難、腸閉塞、心臓病、甲状腺機能障害がある人も要注意。目がちかちかしたりまぶしく感じることがあります。
アズレンスルホン酸ナトリウム:粘膜の炎症を鎮静
L-グルタミン:粘膜修復成分、胃の血流増加で胃粘膜の形成を助ける。
合成ヒドロタルサイト:胃酸を中和、胃の粘膜を保護。

使用上の注意や副作用

スクラート胃腸薬は第2類医薬品に該当します。効果が高い分、体質によっては副作用にも注意したいお薬です。

アレルギーや持病(排尿困難、腎臓病、心臓病、緑内障)がある人、妊婦などは購入する前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。服用する前に、必ず添付文書をよく読んで内容を確認してください。

・人工透析を受けている人、他の胃腸鎮痛けいれん薬を服用している人は服用できません。
・授乳中の人は成分が母乳を介して赤ちゃんに影響を与える恐れがあります。赤ちゃんの脈が速くなることがありますので授乳をやめるか服用しないでください。服用すると母乳が出にくくなる場合があります。
・長期連用しないでください。

副作用

薬の作用で便秘になる場合があります。他にも口の渇きや下痢などが起こる場合があります。次の副作用が出た場合は直ちに服用を中止して下さい。

  • 皮膚:発疹・発赤、かゆみ

年齢による胃もたれには消化酵素配合の「スクラート胃腸薬s」

青のスクラート胃腸薬の配合に7つの健胃生薬と消化酵素が配合された「スクラート胃腸薬S」は年齢による胃腸の不調を感じている人にオススメです。

スクラート胃腸薬S(散剤)

おわりに

胃腸薬には胃の中の内容物の消化を助けるタイプ、胃酸の分泌を抑えるタイプ、スクラート胃腸薬のように空腹時に胃粘膜を修復するタイプと症状に合わせて様々な種類があります。購入する時に薬剤師や登録販売者によく相談して自分に合った胃腸薬を選ぶようにしましょう。

市販薬を服用の際は用法・用量を守って正しくお使い下さい。服用後症状の改善が見られなかったり、違和感があるようなら直ちに服用を中止して医療機関(内科、消化器科など)を受診して下さいね。