【年末年始休業のお知らせ】
12月30日(月)~1月2日(木)はお休みとさせていただきます。

ゼンアスピリン錠100

全星薬品,沢井製薬/ 全星薬品工業

処方薬 後発 錠剤

基本情報

副作用

主な副作用は、過敏症、結膜炎、蕁麻疹、めまい、頭痛、過呼吸、倦怠感等です。

下記の副作用はめったに起こりませんが、念のためご注意ください。
お薬を服用していて下記のような初期症状が出た場合は、すぐに医療機関に行き飲んでいるお薬を医師に伝えて指示を仰いでください。

・ショック、アナフィラキシー
皮ふのかゆみ、じんま疹、声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、冷や汗、息苦しさ、どうき、めまい、血の気が引く、息切れ、判断力の低下、意識の混濁など
※息苦しい場合は、救急車などを利用して直ちに受診してください。

・出血(脳出血等の頭蓋内出血、肺出血、消化管出血、鼻出血、眼底出血等)
頭痛、悪心・嘔吐、意識障害、片麻痺等頭痛、痰に血が混じる、黒い痰が出る、息苦しくなる、腹痛、血が混ざった便、黒色便、鼻血、視力の低下、明るい壁面を見たとき蚊が飛んでいるように感じるなど

・皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)
高熱(38℃以上)、目の充血、くちびるのただれ、のどの痛み、皮ふの広い範囲が赤くなる、がみられ、その症状が持続したり、急激に悪くなったりする

・再生不良性貧血、血小板減少、白血球減少
あおあざができやすい、歯ぐきや鼻の粘膜からの出血、発熱、のどの痛み、皮膚や粘膜があおじろくみえる、疲労感、どうき、息切れ、気分が悪くなりくらっとする、血尿、突然の高熱、手足に点状出血

・喘息発作
息をするときゼーゼー、ヒューヒュー鳴る、息苦しい

・肝機能障害、黄疸
倦怠感、食欲不振、発熱、発疹、吐き気・おう吐、かゆみ、白目が黄色くなる、皮膚が黄色くなる、尿が褐色になる

・消化性潰瘍、小腸・大腸潰瘍
胃のもたれ、食欲低下、胸やけ、吐き気、胃が痛い、空腹時にみぞおちが痛い、便が黒くなる、吐血などがみられ、これらの症状が持続する

使用上の注意点

下記のような方は本剤を服用しないでください。

1.本剤又はサリチル酸系製剤に対し過敏症の既往歴のある患者
2.消化性潰瘍のある患者
3.出血傾向のある患者
4.アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者
5.出産予定日12週以内の妊婦
6.低出生体重児、新生児又は乳児

下記のような方は本剤の服用には注意が必要です。
症状の悪化や副作用などのリスクが高まる可能性もありますので医師に伝えておきましょう。

1.消化性潰瘍の既往歴のある患者
2.血液の異常又はその既往歴のある患者
3.出血傾向のある患者
4.肝障害又はその既往歴のある患者
5.腎障害又はその既往歴のある患者
6.気管支喘息の患者
7.アルコールを常飲している患者
8..高齢者
9.妊婦(ただし、出産予定日12週以内の妊婦は禁忌)又は妊娠している可能性のある婦人
10.小児
11.手術、心臓カテーテル検査又は抜歯前1週間以内の患者
12.非ステロイド性消炎鎮痛剤の長期投与による消化性潰瘍のある患者で、本剤の長期投与が必要であり、かつミソプロストールによる治療が行われている患者

その他

妊娠中・授乳中・子供の使用

出産予定日12週以内の妊婦の方は使用しないでください。
妊娠中(出産予定日12週以内の妊婦は除く)、又は妊娠している可能性のある方は使用前に医師・薬剤師に相談してください。
どうしても必要な場合は、必要最小限の範囲で用います。
授乳中の方は本剤投与中は授乳を避けてください。

低出生体重児、新生児又は乳児には使用しないでください。

幼児、小児等では、副作用があらわれやすいので、患者の状態を観察しながら慎重に投与することとなっています。
15歳未満の水痘、インフルエンザの患者に投与しないことを原則としますが、やむを得ず投与する場合には慎重に投与し、患者の状態を十分に観察することとなっています。
本剤投与中の15歳未満の川崎病の患者が水痘、インフルエンザを発症した場合には、投与を中断することを原則としますが、やむを得ず投与を継続する場合には、慎重に投与し、投与後の患者の状態を十分に観察することとなっています。

飲み合わせ・食べ合わせの注意

以下のようなお薬を飲まれている方は注意が必要です。
併用して服用する際には、医師・薬剤師に相談しながら指示を仰いでください。

抗凝固剤、クマリン系抗凝固剤(ワルファリンカリウム):
クマリン系抗凝固剤の作用を増強し、出血時間の延長、消化管出血等を起こすことがあるので、クマリン系抗凝固剤を減量するなど慎重に投与することとなっています。

抗凝固剤、血液凝固阻止剤(ヘパリン製剤、ダナパロイドナトリウム、第Xa因子阻害剤(リバーロキサバン等)、抗トロンビン剤(ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩等)、トロンボモデュリンアルファ等 ):
これら薬剤との併用により、出血の危険性が増大するおそれがあるので、観察を十分に行い、注意することとなっています。

血小板凝集抑制作用を有する薬剤(チクロピジン塩酸塩、シロスタゾール、クロピドグレル硫酸塩 、トロンボキサン合成酵素阻害剤(オザグレルナトリウム)、プロスタグランジンE1製剤、E1及びI2誘導体製剤(ベラプロストナトリウム等)、サルポグレラート塩酸塩、イコサペント酸エチル等):
これら薬剤との併用により、出血の危険性が増大するおそれがあるので、観察を十分に行い、注意することとなっています。

血栓溶解剤(ウロキナーゼ、t-PA製剤等):
これら薬剤との併用により、出血の危険性が増大するおそれがあるので、観察を十分に行い、注意することとなっています。

糖尿病用剤(ヒトインスリン、トルブタミド等):
糖尿病用剤の作用を増強し、低血糖を起こすことがあるので、糖尿病用剤を減量するなど慎重に投与することとなっています。

メトトレキサート:
メトトレキサートの副作用(骨髄抑制、肝・腎・消化器障害等)が増強されることがあります。

バルプロ酸ナトリウム:
バルプロ酸ナトリウムの作用を増強し、振戦等を起こすことがあります。

フェニトイン:
総フェニトイン濃度を低下させるが、非結合型フェニトイン濃度を低下させないとの報告があるので、総フェニトイン濃度に基づいて増量する際には臨床症状等を慎重に観察することとなっています。

副腎皮質ホルモン剤(ベタメタゾン、プレドニゾロン、メチルプレドニゾロン等):
本剤(高用量投与時)との併用時に副腎皮質ホルモン剤を減量すると、サリチル酸中毒をおこすことが報告されています。

リチウム製剤:
類薬(インドメタシン等)でリチウム中毒を起こすことが報告されています。

チアジド系利尿剤(ヒドロクロロチアジド等)、ループ利尿剤(フロセミド):
これらの薬剤の作用を減弱させることが報告されています。

β遮断剤(プロプラノロール塩酸塩、ピンドロール等)、ACE阻害剤エナラプリルマレイン酸塩等):

ニトログリセリン:
ニトログリセリンの作用を減弱させるおそれがあります。

尿酸排泄促進剤(プロベネシド、ベンズブロマロン):
これらの薬剤の作用を減弱させることがあります。

非ステロイド系解熱鎮痛消炎剤(インドメタシン、ジクロフェナクナトリウム等):
出血及び腎機能低下を起こすことがあります。

イブプロフェン、ナプロキセン、ピロキシカム:
本剤の血小板凝集抑制作用を減弱するとの報告があります。

炭酸脱水酵素阻害剤(アセタゾラミド等):
アセタゾラミドの副作用を増強し、嗜眠、錯乱等の中枢神経系症状、代謝性アシドーシス等をおこすことが報告されています。

ドネペジル塩酸塩:
消化性潰瘍を起こすことがあります。

タクロリムス水和物、シクロスポリン:
腎障害が発現することがあります。

ザフィルルカスト:
ザフィルルカストの血漿中濃度が上昇することがあります。

プロスタグランジンD2、トロンボキサンA2受容体拮抗剤(セラトロダスト、ラマトロバン):
ヒト血漿蛋白結合に対する相互作用の検討(in vitro)において、本剤によりこれら薬剤の非結合型分率が上昇することがあります。

選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)(フルボキサミンマレイン酸塩、塩酸セルトラリン等):
皮膚の異常出血(斑状出血、紫斑等)、出血症状(胃腸出血等)が報告されています。



下記のような食品の併用には注意が必要です。

アルコール:
消化管出血が増強されるおそれがあります。

薬効・薬理

視床下部の体温調節中枢に作用し、末梢血管の血流量を増加させて熱放散を促進すること、及び発痛物質のプロスタグラジン生合成を抑制することにより解熱作用、鎮痛作用、抗炎症作用(抗リウマチ作用)、消炎作用などを示します。
また、川崎病には、血小板凝集抑制作用を示し、血液が固まることによる血管のつまりを防ぎ、血栓形成の抑制作用を示します。