はじめに

下腹部にジンっとした刺激を感じたり、何度トイレに駆け込んでも思ったように排尿できず長時間座り込みトイレから出られない・・。

このような症状を感じる場合は膀胱炎を発症しているかもしれません。

膀胱炎は基本的には専門医のもと治療を受ける必要がありますが、症状が初期の段階であれば、市販薬によって症状の悪化を防ぐことも1つの手です。

今回は膀胱炎に効く市販薬を紹介していきます。

膀胱炎の症状

膀胱炎は男女問わず起こりうる病気ですが、比較的女性に多い傾向があります。

症状を放置してしまうと下腹部から徐々に炎症が広がり、強い痛みや高熱、立っているのもつらい状態になってしまいます。

膀胱炎が悪化すると腎盂炎など多臓器にも炎症がおよぶおそれもあるので、なるべく早い段階で対処することが大切です。

初期症状

トイレに行く回数が増えますが、一回の尿の量が少なくなります。進行すると10分に1度トイレに行くケースもあります。

尿が白く濁り、血が混じることもあります。排尿につーんとした痛みがでる理由は、炎症を起こしている膀胱が排尿時に急激に収縮するときに刺激を受けるためです。

悪化すると焼けるように熱い痛みになって、残尿感もひどく立っているのもつらくなります。

膀胱炎の原因

膀胱炎は、外部から尿道を通って膀胱に細菌が入ることによって炎症が起こります。尿道と肛門が近い位置にあるため、原因菌の約80%が大腸菌となります。

本来ならば、膀胱に菌を入れないように身体も防御する機能が備わっていますが、長時間トイレを我慢して膀胱が伸びたり、長期にわたり冷えると膀胱の内側の血液が滞って防御力が弱くなってしまいます。

膀胱炎が女性に多い理由

女性の身体の構造に関係しており、女性の尿道は4~5センチと男性の3分の1しかありません。

尿道が短いと外部からの菌が膀胱にも入りやすい構造になっているのです。

膀胱炎の症状に効く漢方薬

腎仙散(じんせんさん)

腎仙散(ジンセンサン)

五淋散(ごりんさん)

効能: 頻尿、排尿痛、残尿感
尿道の熱や腫れ、痛みをやわらげ、尿の出を良くします。体力が中くらいか少し弱い人に向くお薬です。
副作用・注意:胃の不快感、もたれ、食欲不振、吐きけ、むくみ、

五淋散エキス錠N「コタロー」

猪苓湯(ちょれいとう)

ツムラ漢方猪苓湯エキス顆粒A

おわりに

市販薬は長期使用するのには向いていないため、長引く症状や悪化の傾向があるときは、自分の体質に合っていないおそれがあります。

市販薬を服用しても症状が改善しない場合は、必ず専門の医師の診断を受けましょう。