タミフルカプセル75

中外製薬,日本ロシュ/ 中外製薬

処方薬 先発 カプセル

基本情報

副作用

主な副作用として下痢、悪心、腹痛、発疹などです。(高齢者や子供など注意が必要な方は)薬を服用後は体調の変化を観察し、異常が認められた場合はすぐに医療機関を受診して、服用している薬剤名を医師に伝えて指示をあおいでください。

◼︎重篤な副作用はめったに起こりませんが下記のような疾患を引き起こす可能性があります。体調の変化を感じた場合はすぐに医療機関を受診して、服用している薬剤名を医師に伝えて指示をあおいでください。
・ショック、アナフィラキシー
・肺炎
・劇症肝炎、肝機能障害、黄疸
・皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)
・急性腎不全
・白血球減少、血小板減少
・精神・神経症状
・出血性大腸炎 、虚血性大腸炎

使用上の注意点

◼︎子供や高齢者に比べて、他の年代はインフルエンザによる死亡率が低いことやインフルエンザ感染者全てにたいして、タミフルカプセル75による治療が必ず必要とは限らないことを踏まえ、使用について慎重に検討し、医師に相談しましょう。

◼︎タミフルカプセル75の成分であるオセルタミビルリン酸塩に対しアレルギー反応を起こしたことのある方は使用できません。

◼︎高度の腎機能障害のある方はタミフルカプセル75の使用には注意が必要です。症状の悪化や副作用などのリスクが高まる可能性もあるのであらかじめ医師に伝えておきましょう。

◼︎高齢者は副作用があらわれやすいため慎重に使用してください。

◼︎タミフルカプセル75はA型またはB型の以外の感染症や細菌感染症には効果がありません。

◼︎タミフルカプセル75を過剰に使用した場合、おう吐、傾眠(意識がもうろうとする)、浮動性めまいなどが起こることがあります。このような症状があらわれたら使用を中止し医師の診察を受けましょう。

その他

妊娠中・授乳中・子供の使用

◼︎妊娠中はできるだけ控えることとなっていますが、どうしても必要な場合は必要最小限の範囲で使用します。妊娠の有無を必ず医師に伝えてください。

◼︎授乳中も同様に止むを得ず使用する場合は、薬が効いているとされる間は授乳は避けてください。

◼︎1歳未満の子供については使用した経験は少ないとされていますが、医師の判断で使用するケースがあります。

◼︎10歳以上の子供がタミフルカプセル75を使用後、異常行動を起こし転落事故になったとの報告があります。そのため、この年代の子供に対して合併症や病歴などからからハイリスクと判断される場合を除いて、原則としてタミフルカプセル75の使用を控えるようにしてください。

◼︎15歳未満の子供や未成年者に対し、万が一の事故を防止する対応として、タミフルカプセル75を使用中に異常行動の発現のおそれがあることに配慮し、自宅で療養を行う場合は少なくとも2日間、保護者などは子供が一人にならないようにしてください。また、インフルエンザ脳症などの場合も同様です。下記のような方は本剤を服用しないでください。

飲み合わせ・食べ合わせの注意

タミフルカプセル75との飲み合わせで注意が必要な薬は基本的にはありません。しかし、インフルエンザウイルスに感染中の解熱鎮痛薬との併用においては注意が必要とされています。
特に子供においては厚生労働省の「インフルエンザの発熱に対して使用する解熱剤について」にて、アスピリン、ボルタレン、イブプロフェンなどの非ステロイド系消炎剤の使用は慎重にすると同時に、アセトアミノフェンの使用が推奨されています。

効果時間

血液中の薬の濃度が最も高くなる時間は、薬を服用してから約4.1時間後とされています。また、その後約6.4時間後に血液中での薬の濃度が半分になるとされています。

薬効・薬理

ヒトA型及びB型インフルエンザウイルスのノイラミニダーゼを選択的に阻害し、新しく形成されたウイルスの感染細胞からの遊離を阻害することにより、ウイルスの増殖を抑制します。