ディフェリンゲルは非ステロイド性のニキビに使われる薬です。

 

ディフェリンゲルの効果

ディフェリンゲルは、顔にできたニキビに使われます。毛穴のつまりを改善し、面ぽうの形成を防ぎます。面ぽうとは、ニキビの初期段階の毛穴の出口が硬くなって毛穴の中に皮脂がたまってふくらんだものをいいます。

ニキビはまず、毛穴が狭くなることや目に見えないほどの小さい毛穴のつまりから始まります。特に思春期は皮脂が毛穴に多く分泌され、さらに毛穴がつまりやすくなり、毛穴の出口がつまった白ニキビや毛穴が開いて汚れが溜まって酸化した黒ニキビ(いちご鼻)になります。白ニキビをそのままにしておくと、細菌が皮脂を栄養として繁殖し化膿する赤ニキビになります。

ディフェリンゲルは、初期段階である小さな毛穴のつまりから炎症を起こした赤ニキビまで、ほとんどの顔のニキビに効果があります。また、初期のうちに使用することで、炎症の強いニキビへの進行を防ぐことができます。

なお、胸や背中などにできたニキビに関しての有効性は確立していないため、顔の症状だけに使用してください。

ニキビ跡にも効果はある?

ディフェリンゲルのニキビ跡への効果や安全性については確立されていません。

炎症が起きて化膿した赤ニキビを治療せずにそのままにしておくと、ニキビ跡として凹凸が残ってしまいます。ディフェリンゲルは毛穴のつまりを防ぎ、ニキビの初期状態である面ぽうの形成をおさえる働きをするため、ニキビ跡ではなくニキビ治療に適しています。

ニキビ跡を作らないためにも早めに治療を行って、ニキビを悪化させないことが大切です。

ディフェリンゲルの使い方

1日1回、就寝前にニキビとその周辺に適量を塗ります。洗顔で清潔にしてから使用しましょう。薬を塗り終わったら手を洗ってください。

ディフェリンゲルは、ニキビひとつひとつに個別に使用するのではなく、ニキビができそうな部位全体に面として使用する薬です。

化粧水や保湿剤はディフェリンゲルの前に使用してください。

ニキビ治療としてディフェリンゲルと併用して、抗生物質のぬり薬や飲み薬が使われることが多くあります。

使用上の注意

治療を始めてから効果が出るまでに2〜3か月かかりますが、3か月以内に症状の改善が見られない場合は医師に相談しましょう。

切り傷・すり傷・湿疹のある部位や、目・唇・小鼻・粘膜への使用は避けてください。万一、目に入ってしまった場合はすぐに水で洗い流しましょう。

妊娠中の使用について

ディフェリンゲルは妊娠中には使用できません。妊娠中または妊娠が予想される場合には医師に必ず知らせてください。使用中に妊娠が発覚した場合は、その時点で使用を中止しましょう。

授乳中もできるだけ使用を控えますが、やむをえず使用する場合には、薬を使用する間は授乳をやめてください。

ディフェリンゲルの副作用

皮膚の乾燥・ヒリヒリしたりかゆみが出る皮膚の不快感・皮膚のはがれ・赤みなどが8割の人に現れる比較的副作用の現れやすい薬です。

しかし、通常は軽度で使用して2週間以内に見られることが多く、徐々にやわらいでいく傾向があります。

副作用が強く感じられる場合

使用量を減らしたり、2日に1回にするなど使用回数を調整してみましょう。

また、保湿剤をあわせて使用すると副作用が起こりにくくなります。保湿剤はディフェリンゲルを使用する前に塗ります。特に普段から肌の乾燥が強い方がディフェリンゲルを使用する場合は、より保湿に気を配りましょう。

日焼けに注意

強い日光に長時間当たらないようにしましょう。

紫外線を浴びることで肌のヒリヒリ感や赤くなる副作用が悪化することがあります。また、日焼けしてしまうとシミやシワの原因になります。外出時は日傘や日焼け止めを使用してください。

ディフェリンゲルの通販について

ディフェリンゲルをはじめ薬を個人輸入する場合、医薬品の品質や有効性・安全性は日本では保証されていません。

また、日本国内で扱われている医薬品については、重大な健康被害が生じた場合、「医薬品副作用被害救済制度」と呼ばれる公的制度が適用されます。しかし、個人輸入された医薬品による健康被害については救済対象となりません。

医薬品を使用する場合は、国内の医療機関で処方された薬を使用することをおすすめします。

おわりに

ニキビ治療中の化粧品は、低刺激性のものや保湿が高いものを選びましょう。副作用を軽減するためにも保湿は重要になるため、保湿剤に関しても医師と相談すると良いでしょう。正しく使用し、ニキビの悪化を防ぐことが大切です。