ドラール錠20

久光製薬

処方薬 先発 錠剤

基本情報

副作用

主な副作用としては、眠気・傾眠、ふらつき、頭重感、倦怠感などの症状が報告されています。

■重篤な副作用はめったに起こりませんが下記のような疾患を引き起こす可能性があります。体調の変化を感じた場合はすぐに医療機関を受診して、服用している薬剤名を医師に伝えて指示をあおいでください。
・依存症
・刺激興奮、錯乱
・呼吸抑制、炭酸ガスナルコーシス
・精神症状(幻覚,妄想など)、意識障害、思考異常、勃起障害、興奮、運動失調、運動機能低下、錯乱、協調異常、言語障害、振戦
・一過性前向性健忘、もうろう状態

使用上の注意点

■下記に当てはまる方はドラール錠を使用できません。
・ドラール錠の成分(クアゼパム)に対し過敏症を起こしたことのある方
・急性閉塞隅角緑内障のある方
・重症筋無力症のある方
・睡眠時無呼吸症候群の方

■下記のような場合は原則としてドラール錠を使用できません。
・肺性心、肺気腫、気管支喘息および脳血管障害の急性期などで呼吸機能が高度に低下している場合

■下記に当てはまる方はドラール錠を使用後の経過に注意が必要です。薬を使用後に体調に変化があらわれた場合は医師に相談してください。
・衰弱患者
・心障害のある方
・肝障害、腎障害のある方
・脳に器質的障害のある方

■高齢者では運動失調などの副作用が現れやすいので、ドラール錠を使用後の体調の変化にはご注意ください。

■ドラール錠の影響が翌朝以後におよび、眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下が起こることがあるので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作はしないでください。

その他

妊娠中・授乳中・子供の使用

■妊娠中はできるだけ控えることとなっていますが、どうしても必要な場合は必要最小限の範囲で使用します。妊娠の有無を必ず医師に伝えてください。

■授乳中も同様に止むを得ず使用する場合は、薬が効いているとされる間は授乳は避けてください。

■15歳未満の子どもについては使用した経験は少ないとされていますが、医師の判断で使用するケースがあります。

飲み合わせ・食べ合わせの注意

■下記のような薬を使用している方はドラール錠を使用できません。
・リトナビル(ノービア)

■下記のような薬を使用している方は注意が必要です。併用して使用する際には、医師・薬剤師に相談しながら指示をあおいでください。
・中枢神経抑制剤:フェノチアジン誘導体、バルビツール酸誘導体など
・MAO阻害剤
・シメチジン

■食物との併用は避けてください。胃の中の内容物があると血中濃度に影響を与える可能性があり、過度の鎮静や呼吸抑制を起こすおそれがあります。

■アルコール(飲酒)と併用すると、相互作用で中枢神経抑制作用を増強するおそれがあります。薬を使用中は飲酒は控えてください。アルコールとの併用には注意が必要です。

薬効・薬理

下部脳幹を起源とする睡眠導入機構を介して作用すること、ベンゾジアゼピン1受容体に対する親和性が高いことから、この受容体を介する覚醒系の抑制と睡眠に関係した神経系の刺激に関与すると考えられています。