「トリステアEX7クリーム」で水虫治療

足の指の間のかゆみ、足の裏の皮がボロボロとむける、かかとがひび割れ白い粉を吹く。このような症状があらわれたら、それは「水虫」の可能性があります。

この記事では水虫の原因・症状と合わせて市販薬「トリステアEX7クリーム」について解説します。


image by PhotoAc

こんな症状は水虫かも?水虫感染チェック

水虫と言えばかゆみを伴うイメージがありますが、実際にはかゆみのない水虫も多く、自覚症状がないまま悪化・感染を広げている場合があります。次のような症状があるなら要注意です。次の項目をチェックしてみましょう。

水虫感染チェック

【症状編】
□足の指の間がかゆい
□足の裏にプツプツ小さな水泡ができている
□足の裏、特にかかとの皮が厚くひび割れ、白く粉を吹いている
□足の爪が黄白色に変色している
□足の爪が厚くなってきた
□足の爪がボロボロと剥がれる
【生活編】
□家の中では裸足でいることが多い
□家族に水虫持ちの人がいる
□家族間でバスマット、スリッパなどを共有している
□年中革靴や長靴、ブーツなど通気性の悪い靴を履いている
□年中ストッキングを履いている
□銭湯や温泉、プールによく行く
□ペットを飼っている

症状編に1つでも当てはまり、生活編にもチェックがついた人は「水虫」の可能性があります。

 

水虫の原因と種類について

水虫の正体は白癬菌(白癬菌)という真菌によるもので、カビの一種です。
水虫には感染した部位によっていくつか種類があります。

水虫の種類

水虫には、湿潤趾間型(しつじゅんしかんがた)、乾燥趾間型(かんそうしかんがた)、小水泡型(しょうすいほうがた)、角化型(かくかがた)、爪水虫(つめみずむし)があります。それぞれの特徴を表にまとめました。

湿潤趾間型 乾燥趾間型 小水泡型 角化型 爪水虫
主に足指の間 足の指や足裏 主に足裏・かかと 主に足裏・かかと
・ジュクジュクする
・足指の間の皮が白くふやける
・足指の間の皮がむける
・かゆみを伴う
・カサカサする
・足指の間の皮がむける
・皮膚がふやける
・水泡がある
・強いかゆみを伴う
・患部に赤みを伴う
・足裏がガサガサになる
・足指の皮膚が厚く硬くなる
・白く乾燥した皮がむける
・特にかゆみはない
・爪が厚くなる
・爪が黄白色・茶・黒くなる
・爪がボロボロになる
・特にかゆみはない

 

市販の塗り薬ではなおらないかも?「爪水虫」について

爪に感染する「爪水虫」は表面だけでなく角質の深くまで感染が進んでいるケースが多く、市販の塗り薬では薬の成分が深部まで届かず効果が発揮できません。病院で内服薬(飲むタイプのお薬)を処方してもらい内部からの治療が必要になります。

 

専門医だって視診だけでは判断不可能。まずは病院で検査を受けよう!

市販の水虫治療薬は「水虫(つまり白癬菌による感染症)」には高い効果を発揮することがわかっていますが、症状の改善が見られない場合は「水虫」でない可能性があります。足の裏の皮膚疾患で、一見水虫と似たような症状は多く、医師でも血液検査と感染した皮膚の顕微鏡検査を行わないと水虫と確定診断できません。薬代を無駄にしないためにも、そして、いたずらに治療を長引かせないためにも、まずは皮膚科で検査を受け、医師の診断を受けてから治療をはじめることが完治への最大の近道です。

診断を受けたら、病院で薬を処方してもらうか、なかなか病院に行く時間が無いと言う方には市販薬での治療と言う選択もあります。
 

市販薬の「トリステアEX7クリーム」の特徴

「トリステアEX7クリーム」は7種類の有効成分で白癬菌をやっつける水虫治療薬です。スーッとするクリームタイプの基剤で白癬菌を殺菌。かゆみを鎮め炎症を抑えます。

効能

みずむし、いんきんたむし、ぜにたむし

用法用量

1日1回、適量を患部に塗布して下さい。

有効成分

●ブテナフィン塩酸塩:白癬菌の殺菌・増殖防止成分
●リドカイン:局所麻酔成分
●グリチルレチン酸:抗炎症作用
●クロタミトン:皮膚に軽い灼熱感をあたえ、かゆみを抑える
●イソプロピルメチルフェノール:足の臭いの元となる雑菌を殺菌
●クロルフェニラミンマレイン酸塩:かゆみを抑え炎症を鎮める
●dl−カンフル:清涼感を与える(スーッとする)

副作用

薬の成分が体に合わないと次のような症状が現れる場合があります。
皮膚:発心・発赤、かゆみ、かぶれ、はれ、刺激感、熱感、乾燥感、ヒリヒリ感

 

「トリステアEX7クリーム」「ブテナロック」「ラミシール」市販の水虫治療薬比較

「トリステリアEX7クリーム(以下トリステリア)」を市販の水虫治療薬で代表的な「ブテナロックVaクリーム(以下ブテナロック)」「ラミシールプラス(以下ラミシール)」と比較してみました。

トリステリアとブテナロックは白癬菌殺菌成分に「ブテナフィン塩酸塩」を使用。かゆみを抑える成分をそれぞれ2種類ずつ含んでいます。
湿潤趾間型や小水泡型など強いかゆみを伴う水虫に適していると思われます。
ラミシールプラスはかゆみを抑える成分を抑えて角質を柔らかくする作用のある尿素を配合しているので、角化型の水虫にはラミシールが適しています。症状に合わせて使い分けるといいでしょう。

成分比較

成分名 作用 トリステリア ブテナロック ラミシール
ブテナフィン塩酸塩 白癬菌殺菌 ×
テルビナフィン塩酸塩 白癬菌殺菌 × ×
ジブカイン塩酸塩 かゆみを止める × ×
クロルフェニラミンマレイン酸塩 かゆみを止める ×
クロタミトン かゆみを止める
リドカイン 局所麻酔 × ×
グリチルレチン酸 抗炎症作用
イソプロピルメチルフェノール 殺菌(白癬菌以外) ×
尿素 角質軟化 × ×
L−メントール 清涼感 ×
dl−カンフル 清涼感 × ×

関連記事:水虫の原因はカビの一種“白癬菌(はくせんきん)”!確かな殺菌力の治療薬!「ラミシールプラス」で水虫撃退!
関連記事:つらい水虫の症状・・足指の間のジュクジュクやかゆみ、カサカサに聞く水虫薬の「ブテナロックVa」の効果・特徴について解説
 

おわりに~水虫との戦いは長期戦〜

水虫の治療は長期戦必須です。薬を塗るようになってすぐに、かゆみがひき、皮膚がキレイになるなど症状の改善が見られても、菌はまだ潜んでいる可能性が多いにあります。最低でも2ヶ月。根気よく続けましょう。

2ヶ月したら皮膚科を受診して検査を受けてまだ白癬菌がいたら治療を継続、いなかったら完治です。

再発防止のためにも自己判断で終わらせずに定期的に医師の診断を受けるようにしてくださいね!