パブロンエースAXとは?

かぜの熱や痛みに即効性のある総合感冒薬です。解熱鎮痛成分にイブプロフェンを配合、たんの排出をうながす成分も配合しています。

なお、15才未満の小児は服用できません。

パブロンにもいくつか種類がありますが、パブロンエースAXは鎮痛成分にイブプロフェンを使用しています。

イブプロフェンは医療用から市販薬に転用されたスイッチOTCです。今でもブルフェンと言う解熱鎮痛剤として病院でも処方しています。

即効性と確かな効き目があり、副作用が少ないので世界中の市販薬で使用されています。

パブロンエースAXの効果時間は?

パブロンエースAXの効果時間は、複数の成分が含まれており公開されていません。

なぜパブロンエースAXの主成分であるイブプロフェンの効果時間からある程度の予測をしてみましょう。

パブロンエースAXは市販薬ということもあり、臨床研究による血中濃度の動きが公開されていませんが、イブプロフェン製剤であるブルフェン(イブプロフェン200mg)を服用した時の血液中での濃度は以下のように推移しているという臨床データがあります。

ブルフェン(イブプロフェン200mgタイプ)ではお薬を服用した後、血中の濃度が最高になる時間(最高血漿中濃度到達時間)は2.1時間となっています。

また、血中のイブプロフェンが半減するのにかかる時間(血漿中濃度半減期)は1.8時間となっています。

30分前後で効果が出て4〜8時間は持続

服用後30〜1時間以内には血中にしっかりと届いて痛み止めなどの効果を発揮し、6〜8時間ほどは痛み止めの効果が続くことが期待できます。

もちろん個人差もありますし、1回あたりのパブロンエースAXに含まれるイブプロフェンは150mgなので、参考グラフよりは血漿中濃度が低くなると考えられます。

あくまでも参考としての目安時間です。

要注意!15才未満の子どもは服用不可

パブロンエースAXは15才未満のこどもは服用できません。

パブロンエースAXに使われる鎮痛成分に先述したイブプロフェンは、医師の診断で15才未満の小児にも処方されることはありますが、個人の判断で15歳未満に与えるのは絶対に控えましょう。

子どもの風邪は基本的には医師の診療を受けるのがいちばんです。やむを得ない場合は子供が服用できるものを服用してください。

わからない時や不安な時は自己判断せず医師、薬剤師に相談してから服用させましょう。

市販薬は添付の説明書を必ずよく確認して、用法・用量を守って正しく使ってください。

効能・効果

かぜの諸症状(のどの痛み、せき、発熱、鼻みず、鼻づまり、くしゃみ、たん、頭痛、悪寒、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和

パブロンエースAXの購入方法と価格について

パブロンエースAX錠

パブロンエースAX微粒

用法・用量

次の量を食後30分以内に水またはぬるま湯で服用してください。

錠剤

年齢 1回量 服用回数
成人(15才以上) 3錠 3回
15才未満 ×服用しないこと

微粒

年齢 1回量 服用回数
成人(15才以上) 1包 3回
15才未満 ×服用しないこと

成分詳細

1回量(3錠)中

成分名 分量
イブプロフェン 150㎎
アンブロキソール塩酸塩 15㎎
ジヒドロコデインリン酸塩 8㎎
dl-メチルエフェドリン塩酸塩 20㎎
クロルフェニラミンマレイン酸塩 2.5㎎
無水カフェイン 25㎎
チアミン硫化物(ビタミンB1硝酸塩) 8㎎
リボフラビン(ビタミンB2 ) 4㎎
アスコルビン酸(ビタミンC) 166.7㎎

痛みや解熱に作用する成分

イブプロフェン
もともと医療用医薬品だったスイッチOTC。頭痛や発熱の原因物質プロスタグランジンを抑制して痛みを鎮めます。

無水カフェイン
他の成分の薬理効果を高めます。交感神経を活発にし、かぜにともなう体のだるさや頭痛、頭の重くだるい感じを解消。

せきやたんに作用する成分

アンブロキソール塩酸塩
たんを薄めたり、溶かして排出します。

ジヒドロコデインリン酸塩
せき中枢の興奮を鎮めてせきを抑えます。

dl-メチルエフェドリン塩酸塩
交感神経を刺激して、気道を広げ息苦しさとせきを鎮めます。

アレルギー症状をおさえる成分

クロルフェニラミンマレイン酸塩
抗ヒスタミン薬。くしゃみ、鼻みず、気道のはれや炎症などのアレルギー症状を鎮めます。

ビタミン

チアミン硝化物(ビタミンB1 硝酸塩)
糖質の代謝を助けエネルギーに変え、疲れたからだに効果的に働きかけます。

リボフラビン(ビタミンB2)
吸収がよく体内ですぐに活用できる活性型のビタミンB2。皮ふや粘膜を正常に保つ作用、活性酸素を分解して疲れにくくします。

アスコルビン酸(ビタミンC)
のどや鼻の粘膜を保護するほか、体の抵抗力を高める作用があります。

パブロンエースAXの使用上の注意点や副作用について

次に該当する人は服用しないこと

・パブロンエースAX錠または同成分の薬でアレルギー症状を起こしたことがある人
・15才未満の小児
・出産予定日12週以内の妊婦

注意点

・眠気などが現れる場合があります。服用後、乗物または機械類の運転操作をしないでください。
・授乳中の人は服用しないか、服用する場合は授乳を避けてください。
・服用後は飲酒しないでください。
・5日を超えて服用しないでください。
・妊娠、または妊娠していると思われる人は服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。

副作用

服用後次のような症状が現れた場合、直ちに使用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。

皮膚:発疹・発赤、かゆみ、青あざ
消化器:吐き気・嘔吐、食欲不振、胃痛、胃部不快感、口内炎、胸やけ、胃もたれ、腹痛、血便、胃腸出血
精神神経系:めまい、しびれ感
循環器系:動悸
呼吸器:息切れ
泌尿器:排尿困難
その他:目のかすみ、耳なり、むくみ、鼻血、歯ぐきの出血、出血が止まりにくい、出血、背中の痛み、過度の体温低下、体がだるい。

まれにおこる重篤な症状

アナフィラキシーショック:服用後すぐに皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁などが現れる。

スティーブンス・ジョンソン症候群:高熱、目の充血、目やに、唇のただれ、のどの痛み、皮膚の広範囲の発疹・発赤などが持続したり、急激に悪化する。

肝臓機能障害:発熱、かゆみ、発疹、黄疸、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等が現れる。

腎障害:発熱、発疹、尿量の減少、全身のむくみ、全身のダルさ、関節痛、下痢等が現れる。

無菌性髄膜炎:首筋のつっぱりを伴った激しい頭痛、発熱、吐き気・嘔吐等の症状が現れる。

間質性肺炎:階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする、苦しくなる、空せき、発熱などがみられ、これが急に現れたり、持続したりする。

ぜんそく:息をする時ゼーゼー、ヒューヒューと鳴る、息苦しい等が現れる。

再生不良性貧血:青あざ、鼻血、歯ぐきの出血、発熱、皮膚や粘膜が青白く見える、疲労感、動悸、息切れ、気分が悪くなりくらっとする、血尿などが現れる。

無顆粒球症:突然の高熱、さむけ、のどの痛みなどが現れる。

5~6日たっても症状の改善が見られなかったり、3日以上熱がおさまらなかったら直ちに使用を中止して、医師の診療を受けてください。

おわりに

かぜとひとことでいっても症状はさまざまです。自分がどんな症状なのか見極めて症状にあった市販薬を選んでくださいね。