アベロックス錠400mg

富士フイルムファーマ/ バイエル薬品

処方薬 先発 錠剤

基本情報

副作用

◼︎アベロックス錠400mgのおもな副作用は下記のとおりです。
・下痢、肝機能検査異常、悪心、消化不良、腹痛等

◼︎重篤な副作用はめったに起こりませんが下記のような疾患を引き起こす可能性があります。体調の変化を感じた場合はすぐに医療機関を受診して、服用している薬剤名を医師に伝えて指示をあおいでください。
・ショック、アナフィラキシー(血管浮腫等)
・心室性頻拍(Torsades de pointesを含む)
・偽膜性大腸炎
・腱炎、腱断裂等の腱障害
・痙攣
・錯乱、幻覚等の精神症状
・失神、意識消失
・中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(StevensJohnson症候群)
・劇症肝炎、肝炎(主に胆汁うっ滞性)、肝機能障害、黄疸
・低血糖
・重症筋無力症の悪化
・横紋筋融解症

使用上の注意点

◼︎下記に当てはまる方はアベロックス錠400mgを使用できません。
・アベロックス錠400mgの成分又は他のキノロン系抗菌剤に対してアレルギー症状を起こしたことがある人
・重度の肝障害のある人
・QT延長のある人(先天性QT延長症候群等)
・低カリウム血症のある人
・クラスIA(キニジン,プロカインアミド等)又はクラスIII(アミオダロン,ソタロール等)の抗不整脈薬を使用中の人

◼︎下記に当てはまる方はアベロックス錠400mgとの併用には注意が必要です。症状の悪化や副作用などのリスクが高まる可能性もあるのであらかじめ医師に伝えておきましょう。
・てんかん等の痙攣性疾患を起こしたことがある人
・重度の徐脈等の不整脈,急性心筋虚血等の不整脈を起こしやすい人
・重症筋無力症の人

◼︎高齢者は副作用があらわれやすいため慎重に使用してください。

その他

妊娠中・授乳中・子供の使用

◼︎妊娠又は妊娠している可能性のある人は使用しないでください。

◼︎授乳中も同様に止むを得ず使用する場合は、薬が効いているとされる間は授乳は避けてください。

◼︎15歳未満の子供については使用しないでください。

飲み合わせ・食べ合わせの注意

◼︎以下の薬を使用している方はアベロックス錠400mgを使用できません。
・クラスIA抗不整脈薬:キニジン,プロカインアミド等
・クラスIII抗不整脈薬:(アミオダロン,ソタロール等

◼︎以下のような薬を使用している方は注意が必要です。併用して使用する際には、医師・薬剤師に相談しながら指示をあおいでください。
・チアジド系利尿剤
・ループ系利尿剤
・糖質副腎皮質ホルモン剤
・ACTH
・グリチルリチン製剤
・エリスロマイシン
・抗精神病薬
・三環系抗うつ薬
・アルミニウム又はマグネシウム含有の制酸剤等
・鉄剤
・ワルファリン
・フェニル酢酸系又はプロピオン酸系非ステロイド性消炎鎮痛剤:ロキソプロフェン等

効果時間

血液中の薬の濃度が最も高くなる時間は、薬を飲んでから約1.75時間後とされています。
また、その後約13.9時間後に血液中での薬の濃度が半分になるとされています。

薬効・薬理

グラム陽性菌、グラム陰性菌、嫌気性菌及び非定型菌に対し幅広い抗菌スペクトルを有し、ブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、大腸菌、クレブシエラ属、エンテロバクター属、プロテウス属、インフルエンザ菌、レジオネラ・ニューモフィラ、アクネ菌、肺炎クラミジア(クラミジア・ニューモニエ)、肺炎マイコプラズマ(マイコプラズマ・ニューモニエ)に対して強い抗菌活性を示します。