ヒルナミン錠(25mg)

共和薬品工業,塩野義製薬/ 塩野義製薬

処方薬 先発 錠剤

基本情報

副作用

主な副作用としては、血圧降下、不整脈、食欲不振、嘔吐、下痢、便秘、手指の震え、筋肉のこわばり、視覚障害、不眠、めまい、頭痛、口の渇き、倦怠感、発熱、むくみ、排尿しにくいなどがあります。


◼︎重篤な副作用はめったに起こりませんが下記のような疾患を引き起こす可能性があります。体調の変化を感じた場合はすぐに医療機関を受診して、使用している薬剤名を医師に伝えて指示をあおいでください。
・Syndrome malin(悪性症候群)
・突然死
・再生不良性貧血、白血球減少、無顆粒球症
・麻痺性イレウス
・遅発性ジスキネジア,遅発性ジストニア
・抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)
・眼障害
・SLE様症状
・横紋筋融解症
・肺塞栓症、深部静脈血栓症

使用上の注意点

◼︎下記に当てはまる方はヒルナミン錠を使用できません。
・昏睡状態,循環虚脱状態にある方
・バルビツール酸誘導体・麻酔剤等の中枢神経抑制剤の強い影響下にある方
・アドレナリンを投与中の方
・フェノチアジン系化合物及びその類似化合物に対しアレルギー反応を起こしたことのある方


◼︎下記に当てはまる方はヒルナミン錠を原則使用できません。
・皮質下部の脳障害(脳炎,脳腫瘍,頭部外傷後遺症等)の疑いのある方


◼︎下記に当てはまる方はヒルナミン錠の使用には注意が必要です。症状の悪化や副作用などのリスクが高まる可能性もあるのであらかじめ医師に伝えておきましょう。
・肝障害又は血液障害のある方
・褐色細胞腫,動脈硬化症あるいは心疾患の疑いのある方
・重症喘息,肺気腫,呼吸器感染症等の方
・てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある方
・高温環境にある方
・脱水・栄養不良状態等を伴う身体的疲弊のある方


■眠気、注意力・集中力などの運動能力等の低下が起こることがあるので、自動車の運転等危険を伴う機械の操作には十分注意してください。

◼︎高齢者は副作用があらわれやすいため慎重に使用してください。

その他

妊娠中・授乳中・子供の使用

◼︎妊娠中はできるだけ控えることとなっていますが、どうしても必要な場合は必要最小限の範囲で使用します。妊娠の有無を必ず医師に伝えてください。

◼︎授乳中も同様に止むを得ず使用する場合は、薬が効いているとされる間は授乳は避けてください。

◼︎15歳未満の子供については錐体外路症状、特にジスキネジアが起こりやすいので慎重に使用してください。

飲み合わせ・食べ合わせの注意

■以下のような薬を使用している方は使用できません。
・アドレナリン(ボスミン)


◼︎以下のような薬を使用している方は注意が必要です。併用して使用する際には、医師・薬剤師に相談しながら指示をあおいでください。
・中枢神経抑制剤(バルビツール酸誘導体,麻酔剤等)
・降圧剤
・アトロピン様作用を有する薬剤
・リチウム
・ドンペリドン、メトクロプラミド
・ドパミン作動薬(レボドパ製剤,ブロモクリプチンメシル酸塩)

◼︎以下のような薬には接触しないように注意してください。
・有機燐殺虫剤

◼︎アルコール(飲酒)と併用すると、相互作用で中枢神経抑制作用が強くなるおそれがあります。薬を使用中は飲酒は控えてください。

薬効・薬理

条件反射抑制作用を含めた抗ドパミン作用は,幻覚・妄想や概念の統合障害等の陽性症状の改善及び悪心・嘔吐の改善に関連し、自発運動抑制作用を含めた抗ノルアドレナリン作用は,躁状態や緊張状態の改善に関連、抗セロトニン作用は,思考の貧困化や感情鈍麻等の陰性症状の改善に関連します。