フェノバール注射液100mg

第一三共/ 藤永製薬

処方薬 先発 注射剤

基本情報

副作用

主な副作用として、食欲不振や発疹、めまい、頭痛、興奮、知覚障害などがあります。

■重篤な副作用はめったに起こりませんが下記のような疾患を引き起こす可能性があります。
体調の変化を感じた場合はすぐに医療機関を受診して、使用している薬剤名を医師に伝えて指示をあおいでください。
・中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、紅皮症(剥脱性皮膚炎)
・過敏症症候群
・依存性
・局所壊死
・顆粒球減少、血小板減少
・肝機能障害
・呼吸抑制

使用上の注意点

■下記に当てはまる方はフェノバール注射液100mgを使用できません。
・フェノバール注射液100mgの成分またはバルビツール酸系化合物に対して過去にアレルギー反応を起こしたことのある方
・急性間欠性ポルフィリン症の方

■下記に当てはまる方はフェノバール注射液100mg使用後の経過に注意が必要です。薬を使用後に体調に変化があらわれた場合は医師に相談してください。
・体が弱っている方、呼吸機能の低下している方
・頭部外傷後遺症または進行した動脈硬化症の方
・心障害のある方
・肝障害、腎障害のある方
・薬物過敏症の方
・アルコール中毒のある方
・薬物依存の傾向または過去に薬物依存の状態にあった方
・重篤な神経症の方
・甲状腺機能低下症の方

■高齢者の場合は少量から投与を開始するなどの注意が必要です。
なお、投与を中止する際に呼吸抑制や興奮などがあらわれやすいため、徐々に減量するなどの注意が必要です。

■眠気や注意力・集中力・反射運動能力などの低下が起こることがあるため、フェノバール注射液100mg投与中は自動車の運転など危険をともなう機械の操作を避けるようにしてください。

その他

妊娠中・授乳中・子供の使用

■妊娠中はできるだけ控えることとなっていますが、どうしても必要な場合は必要最小限の範囲で使用します。妊娠の有無を必ず医師に伝えてください。

■授乳中も同様に使用を控えることとなっていますが、止むを得ず使用する場合は薬が効いているとされる間の授乳は避けてください。

■特に15歳以下の子供については、同一部位に繰り返し注射することを避けるようにしてください。

飲み合わせ・食べ合わせの注意

■以下のような薬を使用している方はフェノバール注射液100mgを使用できません。
・ボリコナゾール(ブイフェンド)
・タダラフィル(アドシルカ)
・リルピビリン(エジュラント、コムプレラ配合錠)
・アスナプレビル (スンベプラ)
・ダクラタスビル(ダクルインザ)
・バニプレビル(バニヘップ)
・マシテンタン(オプスミット)

■以下のような薬を使用している方は注意が必要です。併用して使用する際には、医師・薬剤師に相談しながら指示をあおいでください。
・中枢神経抑制剤(フェノチアジン誘導体、バルビツール酸誘導体、トランキライザー、トピラマートなど)
・抗ヒスタミン剤(ジフェンヒドラミン)
・MAO阻害剤
・三環系抗うつ剤(イミプラミン)
・四環系抗うつ剤(マプロチリン)
・メチルフェニデート
・バルプロ酸
・スチリペントール
・クロバザム
・ソホスブビル
・イリノテカン
・主にCYP3A4で代謝される薬剤(アゼルニジピン、イグラチモド、イマチニブ、インジナビル、カルバマゼピン、サキナビル、シクロスポリン、ゾニサミド、タクロリムス、フェロジピン、べラパミル、モンテルカストなど)
・副腎皮質ホルモン剤(デキサメタゾンなど)
・卵胞ホルモン剤、黄体ホルモン剤(ノルゲストレル、エチニルエストラジオールなど)
・PDE5阻害剤
・タダラフィル(シアリス、ザルティア、シルデナフィル、バルデナフィル)
・アミノフィリン水和物
・クロラムフェニコール
・テオフィリン
・トロピセトロン
・パロキセチン
・フレカイニド
・ラモトリギン
・デフェラシロクス
・ルフィナミド
・ドキシサイクリン
・クマリン系抗凝血剤(ワルファリン)
・アルベンダゾール
・利尿剤(チアジド系降圧利尿剤など)
・アセタゾラミド
・アセトアミノフェン

■アルコール(飲酒)と併用すると、相互作用で作用が強くなるおそれがあります。薬を使用中は飲酒は控えてください。

■セイヨウオトギリソウ(St. John's Wort,セント・ジョーンズ・ワート)含有食品との併用には注意が必要です。併用して使用する際には、医師・薬剤師に相談しながら指示をあおいでください。