ビタミンB1が不足するとどうなるの?

成人(18~49歳)のビタミンB1の推奨料は男性1.2~1.6㎎、女性0.9~1.2㎎と言われています。

ビタミンB1が不足すると次のような不調があらわれやすくなります。

・脚気
・集中力がなくなる
・疲れやすくなる
・イライラする
・倦怠感が抜けない
・手足のしびれ
・むくみ
・神経痛

ビタミンB1にはどんな作用があるの?

ビタミンB1の主な働きは、食べ物から摂取した糖質をブドウ糖に分解し、エネルギーへ変換することです。脳の唯一のエネルギー源はブドウ糖。ビタミンB1が不足すると脳へのブドウ糖の供給が減り集中力が切れたりイライラが募りやすくなります。

その他にも乳酸などの疲労物質の分解にも関わるので「ダル重い」疲れがいつまでも続いたり、アルコールの分解が追いつかず二日酔いを引きずったりします。

また、肩こりや腰痛など筋肉の痛みを緩和する作用もあると言われていて、つまり、神経系から筋肉系まであらゆる体の「お疲れ」の解消に関わるビタミンなのです。

アリナミンAはどんな薬?

ビタミンB1は熱に弱く加熱調理ですぐに壊れてしまい、水に溶けやすいので体内に取り込んでも汗や尿ですぐに排出されてしまいます。そのうえ貯蔵もできません。なので普段から意識して摂りたい栄養素なのです。

しかし、疲れが溜まりに溜まって「だるくて体が動かない・・・。」なんて日もあるでしょう。

そんな時には効率よくビタミンB1が摂取できるビタミン剤が強い味方になってくれます。

アリナミンAのビタミンB1はちょっと違う!

アリナミンAにはフルスルチアミンという吸収率のいいビタミンB1誘導体が配合されています。これは武田製薬が独自に開発した成分です。

このフルスルチアミン。体内に吸収されにくい通常のビタミンB1とはちょっと違い、腸管からの吸収がよいのが特徴。

さらに、神経や筋肉などの組織にもよく移行するので全身の疲れに作用し、肩こりや腰痛の緩和にも効果を示します。

アリナミンAの効能・効果

◆次の場合のビタミンB1の補給
肉体疲労時、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時

◆次の諸症状の緩和
筋肉痛・関節痛(腰痛、肩こり、五十肩など)、神経痛、手足のしびれ
便秘、眼精疲労

◆脚気

用法・用量

次の量を、食後すぐに水またはお湯で、噛まずに服用すること。

年齢 1回量 服用回数
15才以上 1~3錠 1回
11~14才 1~2錠
7~10才 1錠
7才未満 ×服用しないこと

どのタイミングで飲めばいいの?

服用のタイミングは「食後」以外は特に決まりはないようです。自分の「お疲れ」に合わせて服用するタイミングを変えてもいいでしょう。

今日1日の疲れを回復したい時は、夕食後の服用、朝にだるさが残っていたら朝食後に服用しましょう。

アリナミンAの内容成分を詳しくみていこう!

1日最大量(4錠)中の成分は次のようになっています。

フルスルチアミン  100㎎
ビタミンB2(リボフラビン)  12㎎
ビタミンB6 (ピリドキシン塩酸塩)   20㎎
ビタミンB12 (シアノコバラミン)  60μg
パントテン酸カルシウム  15㎎

フルスルチアミンをはじめとするビタミンB群がバランスよく配合されています。ビタミンB群はそれぞれが協力しあって様々な物質の代謝に関わっているので、一緒に摂ることでより疲労回復効果が期待できます。

アリナミンAの使用上の注意と副作用について

副作用

皮ふ:発疹・発赤、かゆみ。
消化器:吐き気・嘔吐、口内炎

服用後次のような症状があらわれたら服用を中止して、医師、薬剤師または登録販売者に相談して下さい。
軟便、下痢

1ヶ月くらい服用しても症状がよくならない場合は服用を中止して添付の説明書をもって医師、薬剤師または登録販売者に相談して下さい。

アリナミンA

おわりに

ビタミン剤は手軽で便利ですが、あまり頼り過ぎないようにしましょうね。

食べ物を消化する過程で内臓を動かすことも大切です。ビタミンはできるだけ食事で摂るように心がけて、ビタミン剤は補助的役割だと忘れないようにしてくださいね。