ボトックス注射の効果や副作用を徹底解説!

ボトックスの効果や副作用、治療にかかる料金などを解説します。ボトックス注射を受ける前に知っておきたい知識や、治療を失敗しないために大切なことなども解説します。

ボトックスとは

ボトックスは発汗をおさえたり、筋肉の収縮をおさえる作用があることから、しわ消しなどの美容整形の分野などで広く使われています。医療分野では、主に顔や体の痙攣などの治療に使われています。

また、美容整形分野のクリニックなどでは、顔のエラや足の筋肉にボトックスを注入して筋肉を弛緩させることにより、小顔や足痩せに見えることを期待して使用されることもあります。

ボトックスはポツリヌス菌からつくられたA型ボツリヌス毒素を有効成分としており、厚生労働省にも認可されている薬です。

ボトックスの効果

ボトックスにはさまざまな効果が期待できます。

目じりやほうれい線など顔のしわ消しに

顔の表情筋の収縮により生じる目尻や眉間、おでこ、ほうれい線などの顔のしわに効果があります。顔のしわに局所的に注入することで、注射部位の周りの筋肉が皮膚をひっぱり、しわを消したり、しわをできにくくする効果が期待できます。まぶたのたるみの改善や予防などにも使われています。

脇汗や多汗症にも効果がある

ボトックスは、脇の汗の臭いが気になる方や多汗症の改善にも効果があります。汗を分泌する汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺があります。脇には独特の臭いの原因となりやすいアポクリン腺が多くあります。ボトックスは、エクリン汗腺とアポクリン汗腺の活動を抑制することで汗の発生や臭いをおさえる効果があります。

ボトックスの治療効果はいつから?

ボトックスは局所的に直接注射を注入して使います。1回の注入は5分程度であり、2~3日後くらいで効果が出始めます。個人差はありますが3~4か月は効果が持続し、月日の経過につれて徐々に効果が減弱することがあります。効果を継続したい場合は注射治療を続ける必要があります。

ボトックスの副作用

ボトックス注射の治療自体には痛みや注射の痕はほとんどありません。正式に認可を受けているボトックスであれば安全性は高く、後遺症などの心配はほぼありません。

頭痛などが起こる可能性もある

安全性は高い薬ですが、副作用がまったく出ないというわけではありません。まれに頭痛が起こったり、目の周囲に注射した場合は瞼が開きづらくなったり、瞼のむくみやたるみ、涙が出やすくなるなどの副作用が起こる場合があります。脇に注射した場合は発汗、四肢痛などの副作用が起こる場合もあります。

そのほかにも頻度は高くありませんが、発疹、注射した部位の痛み、局所の筋力低下、物が飲みこみにくくなる嚥下障害、脱力感などの副作用も報告されています。

ボトックス注射に失敗はある?

ボトックス注射の効果は数か月であるため、効果を維持するためには定期的な治療が必要になりますが、治療を続けるにつれて持続効果が長期的になります。

しかし、ボトックス注射を繰り返しすぎたりすることで、ボトックス(A型ボツリヌス毒素)に対してまれに抗体ができることがあります。すると、次にボトックス注射したときに異物とみなされ、ボトックスが効かなくなる現象が起こる場合があります。

失敗すると表情がおかしくなる?

顔に注入する場合、注入の場所などを少しでも間違えると表情筋が上手く動かなくなり、表情がおかしくなってしまうことがあります。

ボトックス注射の治療を失敗しないためには、豊富な治療経験をもち、しっかりとした見極めや技術に定評がある、信頼のできる医師がいるクリニックなどを選ぶことが大切です。

ボトックスの値段

ボトックス注射の料金は各クリニックなどでも差があり、ボトックスの種類、注射する部位や量、そのほかの含有されている成分などによっても違います。低価格であれば4,000円程度から施術してくれるところもありますが、安全性に問題がある場合もあります。

ボトックスの種類に注意

アメリカのアラガン社がつくっているものが世界的に承認されています。日本でも厚生労働省の認可を受けており、安全性も高いです。

しかし、品質管理が徹底されている分コストも高くなります。アラガン社のボトックスであれば、数万~数十万円かかるクリニックもあります。値段の安い韓国製などの物もありますが、認可は受けていないため安全性に問題がある可能性があります。

ボトックスに保険は適用される?

ボトックス注射は顔や体の痙攣、重度の多汗症であると認められた場合は治療に保険が適用されることがあります。しかし、それ以外の美容整形分野に関しては保険適用外になることが多く、施術が高額になるケースが多いです。

おわりに

ボトックス注射は一度注入すれば効果が永久に継続するものではありません。効果の持続を求める場合は、何度かクリニックに通う必要がある可能性があります。質や料金だけで決めるのではなく、カウンセリングやアフターケアにしっかりとした対応のあるクリニックを探すことが大切です。

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