ボルタレンサポ25mg

ノバルティスファーマ

処方薬 先発 坐剤・膣錠・浣腸剤

基本情報

副作用

主な副作用として、消化器症状(下痢・便秘・腹部不快感・悪心など)や局所症状、低体温、浮腫、発疹などがあります。

■重篤な副作用はめったに起こりませんが下記のような疾患を引き起こす可能性があります。体調の変化を感じた場合はすぐに医療機関を受診して、使用している薬剤名を医師に伝えて指示をあおいでください。

・ショック、アナフィラキシー
・出血性ショック、または穿孔をともなう消化管潰瘍
・再生不良性貧血、溶血性貧血、無顆粒球症、血小板減少
・中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、紅皮症(剥脱性皮膚炎)
・急性腎不全
・重症喘息発作(アスピリン喘息)
・間質性肺炎
・うっ血性心不全、心筋梗塞
・無菌性髄膜炎
・重篤な肝障害
・急性脳症
・横紋筋融解症
・脳血管障害

使用上の注意点

■ボルタレンサポ25mgには以下のような警告が出ています。

・幼小児、高齢者または消耗性疾患の患者は、過度の体温下降・血圧低下によるショック症状があらわれやすいので、これらの患者には特に慎重に投与すること。

■下記に当てはまる方はボルタレンサポ25mgを使用できません。

・消化性潰瘍のある方
・重篤な血液の異常のある方
・重篤な肝障害のある方
・重篤な腎障害のある方
・重篤な心機能不全のある方
・ボルタレンサポ25mgの成分(ジクロフェナクナトリウム)に対し、過去にアレルギー反応を起こしたことのある方
・直腸炎、直腸出血または痔疾のある方
・アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤などにより誘発される喘息発作)のある方、または過去に起こしたことのある方
・インフルエンザの臨床経過中の脳炎・脳症の方

■下記に当てはまる方はボルタレンサポ25mgを使用後の経過に注意が必要です。薬を使用後に体調に変化があらわれた場合は医師に相談してください。

・消化性潰瘍にかかったことのある方
・血液の異常が認められた、または過去に認められたことのある方
・出血傾向のある方
・肝障害のある方、または過去に診断を受けたことのある方
・腎障害のある方、または過去に診断を受けたことのある方
・腎血流量が低下しやすい方
・高血圧症のある方
・心機能障害のある方
・SLE(全身性エリテマトーデス)の方
・過敏症を起こしたことのある方
・気管支喘息のある方
・潰瘍性大腸炎の方
・クローン病の方
・非ステロイド性消炎鎮痛剤の長期投与による消化性潰瘍のある方で、ボルタレンサポ25mgの長期使用が必要であり、かつミソプロストールによる治療が行われている方。

■高齢者は副作用があらわれやすいため慎重に使用してください。

その他

妊娠中・授乳中・子供の使用

■妊娠中、または妊娠の可能性がある方は使用しないでください。

■授乳中も同様に、止むを得ず使用する場合は、薬が効いているとされる間は授乳を避けてください。

■15歳未満の子供への使用は慎重に行ってください。

■生後4週未満の子供(新生児)および1歳未満の子供(乳児)への使用はできるだけ避けてください。過度の体温下降を起こす可能性があります。

飲み合わせ・食べ合わせの注意

■下記のような薬を使用している方はボルタレンサポ25mgを使用できません。

・トリアムテレン(トリテレン)

■下記のような薬を使用している方は注意が必要です。併用する際には、医師・薬剤師に相談しながら指示をあおいでください。

・CYP2C9を阻害する薬剤(ボリコナゾールなど)
・ニューキノロン系抗菌剤(エノキサシンなど)
・リチウム、強心配糖体(ジゴキシンなど)、メトトレキサート
・アスピリン
・非ステロイド性消炎鎮痛剤
・副腎皮質ステロイド剤(プレドニゾロンなど)
・降圧剤(β-遮断剤、ACE阻害剤、アンジオテンシンII受容体拮抗剤など)
・利尿剤(ヒドロクロロチアジド、フロセミドなど)
・カリウム保持性利尿剤(スピロノラクトン、カンレノ酸)
・抗アルドステロン剤(エプレレノン)
・抗凝血剤及び抗血小板薬(ワルファリン、レビパリン、クロピドグレル、エノキサパリンなど)
・シクロスポリン
・ドロスピレノン・エチニルエストラジオール
・コレスチラミン
・選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)(フルボキサミン、パロキセチン)

薬効・薬理

炎症や痛み、発熱の原因とされるプロスタグランジンという生体内の物質の合成を阻害する作用を示します。