胃炎でムコスタとナウゼリンが処方されているのですが、これらの薬にはどういった違いがあるのでしょうか?
絵実
薬剤師
ムコスタとナウゼリンは全く違うお薬ですね。
効果は上の方がいうとおりですが、ナウゼリンは吐き気やすでに嘔吐があるときなどに使われることが多いです。
ムコスタの場合は吐き気などがなくても、胃腸が荒れる可能性のあるお薬を飲むときや、胃腸に潰瘍や胃炎があるときなどに使われることが多いです。
えり
薬剤師
ムコスタは胃の粘膜を守る事で胃炎を抑えたり潰瘍などに効果を発揮する薬です。
一方でナウゼリンは弱った胃腸の運動を活発にして、食べ物を胃から腸へ送り出すのを助けてくれます。
これにより、吐き気や嘔吐、食欲不振や膨満感、胸やけなどの症状を改善します。
ナウゼリンは症状に吐き気があるときに使われることが多いですね。
ご参考ください。