メキシチールカプセル50mg

日本ベーリンガーインゲルハイム

処方薬 先発 カプセル

基本情報

副作用

◼︎メキシチールカプセル50mgの主な副作用は以下の通りです。
・吐き気、腹痛、食欲不振、消化不良等

◼︎重篤な副作用はめったに起こりませんが下記のような疾患を引き起こす可能性があります。体調の変化を感じた場合はすぐに医療機関を受診して、服用している薬剤名を医師に伝えて指示をあおいでください。
・中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、紅皮症
・過敏症症候群
・心室頻拍、房室ブロック
・腎不全
・幻覚、錯乱
・肝機能障害、黄疸
・間質性肺炎、好酸球性肺炎

◼︎メキシチールカプセル50mgと類似のNaチャネル阻害作用を有する薬剤で、次のような症状があらわれることがあります。
・心停止、心室細動、失神、洞房ブロック、徐脈

使用上の注意点

◼︎下記に当てはまる方はメキシチールカプセル50mgを使用できません。
・メキシチールカプセル50mgの成分に対しアレルギー症状を起こしたことがある人
・重篤な刺激伝導障害(ペースメーカー未使用のII~III度房室ブロック等)のある人

また、糖尿病性神経障害に伴う自覚症状(自発痛、しびれ感)の改善を目的として使用する場合、重篤な心不全を合併している人は原則としてメキシチールカプセル50mgを使用しないで下さい。

◼︎下記に当てはまる方はメキシチールカプセル50mgとの併用には注意が必要です。症状の悪化や副作用などのリスクが高まる可能性もあるのであらかじめ医師に伝えておきましょう。
・基礎心疾患(心筋梗塞、弁膜症、心筋症等)のある人
・軽度の刺激伝導障害(不完全房室ブロック、脚ブロック等)のある人
・著明な洞性徐脈のある人
・重篤な肝・腎障害のある人
・心不全のある人
・低血圧の人
・パーキンソン症候群の人
・血清カリウム低下のある人
・他の抗不整脈薬による治療を受けている人

◼︎高齢者は副作用があらわれやすいため慎重に使用してください。入院して使用することが望ましいとされています。

その他

妊娠中・授乳中・子供の使用

◼︎妊娠中はできるだけ控えることとなっていますが、どうしても必要な場合は必要最小限の範囲で使用します。妊娠の有無を必ず医師に伝えてください。

◼︎授乳中も同様に止むを得ず使用する場合は、薬が効いているとされる間は授乳は避けてください。

◼︎15歳未満の子供については使用した経験は少ないとされていますが、医師の判断で使用するケースがあります。

飲み合わせ・食べ合わせの注意

◼︎以下のような薬を使用している方は注意が必要です。併用して使用する際には、医師・薬剤師に相談しながら指示をあおいでください。
・リドカイン、プロカインアミド、キニジン、アプリンジン、カルシウム拮抗剤、β受容体遮断剤
・アミオダロン
・胃排出能を抑制する薬剤(モルヒネ等)
・肝薬物代謝酵素機能(特にチトクロームP-450系のCYP1A2及び2D6)に影響を与える薬剤
・シメチジン
・リファンピシン、フェニトイン
・テオフィリン
・尿のpHをアルカリ化させる薬剤(炭酸水素ナトリウム等)
・尿のpHを酸性化させる薬剤(塩化アンモニウム等)

薬効・薬理

・不整脈に対する作用
心臓の刺激伝導系の異常な電気の流れを調整する働きを示します。

・糖尿病性神経障害に対する作用
糖尿病が原因でおこる神経痛を和らげます。機械的侵害刺激(Tail-pinch)、熱的侵害刺激(Tail-flick)及び化学的侵害刺激(ホルマリン誘発、ソマトスタチン誘発、サブスタンスP誘発)に対する鎮痛効果を発揮します。