アレロックは子供にも処方される薬

アレロックは、花粉症などのアレルギー性鼻炎・湿疹・じんましんなどに処方される薬です。

抗ヒスタミン薬と呼ばれ、アレルギーや湿疹・じんましんの原因となる「ヒスタミン」という物質の分泌を抑制することで、それぞれの症状に効果を発揮します。

アレロックの効果や副作用などの特徴について詳しくは関連記事をごらんください。

アレロックの剤形と用法・用量

アレロックの錠剤とOD錠は7歳以上から使用でき、顆粒タイプは2歳以上から使用できます。

用量用法は、通常、7歳以上の子供にはオロパタジン塩酸塩として5mgを朝・就寝前の1日2回使用します。

2歳以上7歳未満の子供には、顆粒タイプを1回1/2袋、朝・就寝前の1日2回使用します。

「オロパタジン塩酸塩錠」などアレロックのジェネリック医薬品も、使用方法や効果・副作用などがアレロックと同様のため、こちらの情報を参考にできます。

アレロックの副作用は子供にも現れる?

アレロックの副作用は、大人と変わらず子供にも発生するおそれがあります。

製薬会社の情報では、アレロックを服用した子供の約4%が眠気を感じるという結果が出ています。

アレロックの使用により、遊びや授業に集中できないほどの眠気を感じることがあれば、医師に相談して薬の変更を検討しましょう。

また、その他の副作用として吐き気・ALT上昇(肝臓の数値)・白血球増多などの副作用も報告されていますが、発生頻度はどれも1%以下です。

アレロックをうまく子供に飲ませる方法を紹介

薬というだけで苦手意識が働き、薬を飲むことを嫌がる子供は少なくありません。また、「錠剤より粉薬の方が飲んでくれる」「粉薬を飲ませるとむせてしまう」など、子供によって得意な剤形・苦手な剤形もあるのではないでしょうか。

ここでは、子供にうまくアレロックを飲ませる方法を剤形別に紹介します。

病院では希望した剤形を処方してもらうことができるため、子供が最もスムーズに飲んでくれる剤形を医師に申し出てみましょう。

アレロック錠の飲ませ方

アレロック錠をうまく飲ませるには、ゼリー状オブラートを活用すると良いでしょう。特に子供用のゼリー状オブラートは、子供が好むような味付けになっているため薬が苦手な子供でも美味しく飲むことができます。

器に適量出したゼリーの上にアレロック錠を置き、その上から再びゼリーをかぶせるように乗せましょう。

アレロック顆粒の飲ませ方

アレロック顆粒は、錠剤と同様にゼリー状のオブラートに包んで飲ませるのが効果的です。顆粒はゼリーからはみ出しやすいので、ゼリーとゼリーの間に挟むようにして包みましょう。

噛むと薬の味がわかってしまうので、噛まずに飲み込ませることがポイントです。

ゼリーが苦手な子供には、ゼリー状オブラートの代わりにアイスクリームを代用するのも良いですが、糖分の取りすぎや虫歯には十分注意しましょう。

また、顆粒を少量の水で練ったものを飲ませる方法もあります。水で練った顆粒を子供の上顎や頬の内側につけ、その後水やジュースを飲ませるという方法です。

そのほか、水に直接顆粒を溶かしたものを飲ませるのも良いでしょう。

OD錠の飲ませ方

OD錠は、口に入れると溶ける錠剤です。甘味料を使用して苦味を緩和しており、子供もそのまま飲みやすくなっています。しかし、子供によっては後から苦味を感じることもあります。

苦味が気になる場合は、通常の錠剤と同じように水を使用して素早く服用するか、ゼリー状のオブラートに包んで服用しましょう。

おわりに 

アレロックはあくまでも処方薬であるため、医師の指示がない状態で、余ったアレロックを自己判断で飲ませるのは控えましょう。

また、医師から処方された分は必ず飲みきるようにしてください。一時的に症状がおさまっても、使用を止めると症状がぶり返すおそれがあります。