「小児用」感冒薬リココデS液の基本情報
このお薬は,配合された有効成分が働き,発熱,鼻水,せき,たん,のどの痛みなどのかぜの諸症状に効果を発揮するかぜ薬です。
薬品名 |
「小児用」感冒薬リココデS液 |
---|---|
薬のタイプ |
市販薬 |
成分 |
|
添加物 |
|
薬効分類 |
かぜ薬(内用)/[精神神経用薬] |
製造会社 |
ゼネル薬工粉河 |
販売会社 |
ゼネル薬品工業(株) |
割線の有無 |
なし |
剤形 |
シロップ |
規制区分 |
指定第2類医薬品 |
「小児用」感冒薬リココデS液の用法用量・飲み方
1回 3歳以上7歳未満2.5mL,1歳以上3歳未満1.8mL,6ヶ月以上1歳未満1.5mL 1日3回食後および必要な場合には就寝前に服用するものとし,また場合によっては,1日6回まで服用することとしても差し支えないが,1日6回服用する場合には原則として約4時間の間隔をおいて服用して下さい。(計量容器を添付する)
「小児用」感冒薬リココデS液の効果・効能・作用
かぜの諸症状(鼻水,鼻づまり,くしゃみ,のどの痛み,せき,たん,悪寒,発熱,頭痛,関節の痛み,筋肉の痛み)の緩和
「小児用」感冒薬リココデS液の副作用
■以下のような症状が持続する場合や悪化が見られた場合は、使用を中止し、医師、薬剤師などに相談してください。
便秘,口のかわき,眠気
■以下のような症状が現れた場合は、直ちに使用を中止し、医師、薬剤師などに相談してください。
[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤,かゆみ
消化器:吐き気・嘔吐,食欲不振
精神神経系:めまい
泌尿器:排尿困難
その他:過度の体温低下
■稀に以下のような重篤な症状が現れることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
[症状の名称:症状]
・ショック(アナフィラキシー):服用後すぐに,皮膚のかゆみ,じんましん,声のかすれ,くしゃみ,のどのかゆみ,息苦しさ,動悸,意識の混濁等があらわれる。
・皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群):高熱,目の充血,目やに,唇のただれ,のどの痛み,皮膚の広範囲の発疹・発赤,赤くなった皮膚上に小さなブツブツ(小膿疱)が出る,全身がだるい,食欲がない等が持続したり,急激に悪化する。
・中毒性表皮壊死融解症:高熱,目の充血,目やに,唇のただれ,のどの痛み,皮膚の広範囲の発疹・発赤,赤くなった皮膚上に小さなブツブツ(小膿疱)が出る,全身がだるい,食欲がない等が持続したり,急激に悪化する。
・急性汎発性発疹性膿疱症:高熱,目の充血,目やに,唇のただれ,のどの痛み,皮膚の広範囲の発疹・発赤,赤くなった皮膚上に小さなブツブツ(小膿疱)が出る,全身がだるい,食欲がない等が持続したり,急激に悪化する。
・肝機能障害:発熱,かゆみ,発疹,黄疸(皮膚や白目が黄色くなる),褐色尿,全身のだるさ,食欲不振等があらわれる。
・間質性肺炎:階段を上ったり,少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる,空せき,発熱等がみられ,これらが急にあらわれたり,持続したりする。
・ぜんそく:息をするときゼーゼー,ヒューヒューと鳴る,息苦しい等があらわれる。
・再生不良性貧血:青あざ,鼻血,歯ぐきの出血,発熱,皮膚や粘膜が青白くみえる,疲労感,動悸,息切れ,気分が悪くなりくらっとする,血尿等があらわれる。
・無顆粒球症:突然の高熱,さむけ,のどの痛み等があらわれる。
・腎障害:発熱,発疹,尿量の減少,全身のむくみ,全身のだるさ,関節痛(節々が痛む),下痢等があらわれる。
「小児用」感冒薬リココデS液の使用上の注意点
■以下のような人は使用できないこととなっています。
(1)本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(2)本剤又は他のかぜ薬,解熱鎮痛剤を服用してぜんそくを起こしたことがある人。
また、次のようなことはしてはいけないこととされています。ご注意ください。
・本剤を服用している間は,次のいずれの医薬品も服用しないこと
他のかぜ薬,解熱鎮痛剤,鎮静薬,鎮咳去痰薬,抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(鼻炎用内服薬,乗物酔い薬,アレルギー用薬等)
・服用後,乗物又は機械類の運転操作をしないこと(眠気があらわれることがある)
・授乳中の人は本剤を使用しないか,本剤を使用する場合は授乳を避けること
・服用前後は飲酒をしないこと
・長期連用しないこと
■以下のような人は医師、薬剤師などに相談してください。
(1)医師又は歯科医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)高齢者。
(4)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(5)次の症状のある人。高熱,排尿困難
(6)次の診断を受けた人。甲状腺機能障害,糖尿病,心臓病,高血圧,肝臓病,腎臓病,胃・十二指腸潰瘍,緑内障
「小児用」感冒薬リココデS液の妊娠中・授乳中・子供の使用
・授乳中の人は本剤を服用しないか,本剤を服用する場合は授乳を避けてください
・妊婦又は妊娠していると思われる人は医師、薬剤師などに相談してください。
「小児用」感冒薬リココデS液の飲み合わせ・食べ合わせの注意
■この薬を使用している間は、以下の薬は使用できないこととなっています。
・他のかぜ薬,解熱鎮痛薬,鎮静薬,鎮咳去痰薬,抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(鼻炎用内服薬,乗物酔い薬,アレルギー用薬等)
■この薬を使用している間は、以下は避けることとなっています。
・服用時は飲酒しないでください。
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