リポビタンD

大正製薬

市販薬

基本情報

副作用

■以下のような症状が持続する場合や悪化が見られた場合は、使用を中止し、医師、薬剤師などに相談してください。
 下痢


■以下のような症状が現れた場合は、直ちに使用を中止し、医師、薬剤師などに相談してください。

皮ふ:発疹/消化器:胃部不快感

使用上の注意点

その他

薬効・薬理

本剤の主成分であるタウリン(アミノエチルスルホン酸)は含硫アミノ酸の一種です。
普段からヒトの心臓や脳、目の網膜、筋肉などさまざまな部位に存在している成分で、体内のエネルギー生成と代謝に重要な肝臓の働きをサポートします。
タウリンは肝機能を高め、筋肉疲労の原因となる乳酸の蓄積を抑える働きがあることから、多くの栄養ドリンク剤に取り入れられています。


また、脂肪の消化・吸収を促して血中のコレステロール値を下げる効果もあり、生活習慣病予防のサプリメントにも使用されているほか、視機能改善の効果もあることから、点眼薬などにも用いられています。
通常、人間の体内に含まれるタウリンは体重60kgの人で約60g、身体の約0.1%です。
タウリン1000mgを含む本剤は肉体疲労時の栄養補給や滋養強壮に高い効果が期待できます。


加えて、本剤にはビタミンB群(ビタミンB1, B2, B6)が含まれています。
人間はどんなにエネルギー源となる成分を摂取していても、ビタミンが不足していてはそれらを十分に活用することができません。
ビタミンBには糖質・脂質・タンパク質といった栄養素がエネルギーに変換されるのを補助する潤滑油のような働きがあります。


通常、体内では三大栄養素である糖質・脂質・タンパク質が摂取されるとアセチルCoAに変換され、アセチルCoAはその後クエン酸回路に入り、NADH・FADH2・GTP(ATP)を生成し、電子伝達系を経てATP(アデノシン三リン酸)と呼ばれるエネルギーを作り出します。
その際、ビタミンB1(チアミン硫化物)が糖質に、ビタミンB2(リボフラビンリン酸エステルナトリウム)が脂質に、そしてビタミンB6(ピリドキシン塩酸塩)がタンパク質にそれぞれ作用して、エネルギーの生成サイクルを円滑にしています。
具体的には、ビタミンB1は糖質の中間物質であるピルビン酸がアセチルCoAに変換されるのをサポートし、ビタミンB2は脂質のアセチルCoA変換を、ビタミンB6はアミノ酸が代謝を行う燃料として働くのをそれぞれサポートすることで、効率的なエネルギー変換を可能にしているのです。
また、ビタミンB1はピルビン酸がうまく変換されなかった場合に発生する乳酸の生成を抑える効果もあることから、疲労回復にも大きな役割を果たしています。


その他にも、本剤はエネルギー代謝を正常化し、肝臓に余分な脂肪が蓄積するのを防ぐイノシトール、体内のさまざまな酸化還元反応をサポートするニコチン酸アミド、眠気や疲労感、頭重感を和らげる無水カフェインを配合し、滋養強壮、栄養補給に優れた効果を発揮します。