【年末年始休業のお知らせ】
12月30日(月)~1月2日(木)はお休みとさせていただきます。

リンデロン注20mg(2%)

塩野義製薬

処方薬 先発 注射剤

基本情報

副作用

主な副作用として消化管出血、肝機能障害などがあります。

■重篤な副作用はめったに起こりませんが下記のような疾患を引き起こす可能性があります。体調の変化を感じた場合はすぐに医療機関を受診して、使用している薬剤名を医師に伝えて指示をあおいでください。
・ショック、アナフィラキシー
・誘発感染症、感染症の増悪
・続発性副腎皮質機能不全、糖尿病
・消化管潰瘍、消化管穿孔
・膵炎
・精神変調、うつ状態
・骨粗鬆症、大腿骨及び上腕骨等の骨頭無菌性壊死、ミオパチー
・緑内障、後嚢白内障

使用上の注意点

■ベタメタゾンリン酸エステルナトリウムに対しアレルギー反応を起こしたことのある方は使用できません。

■下記に当てはまる方は原則としてリンデロン注20mg(2%)を使用できませんが、医師の判断で使用されるケースがあります。
・有効な抗菌剤の存在しない感染症、全身の真菌症の方
・腎機能低下及び慢性腎不全のある重症感染症の方
・急性心筋梗塞を起こした方

■下記に当てはまる方はリンデロン注20mg(2%)を使用後の経過に注意が必要です。薬を使用後に体調に変化があらわれた場合は医師に相談してください。
・消化性潰瘍の方
・糖尿病の方
・感染症の方
・結核性疾患の方
・単純疱疹性角膜炎の方
・骨粗鬆症の方
・精神病の方
・後嚢白内障の方
・緑内障の方
・高血圧症の方
・電解質異常のある方
・甲状腺機能低下のある方
・肝硬変の方
・脂肪肝の方
・重症筋無力症の方

■高齢者が長期投与した場合、感染症の誘発、糖尿病、骨粗鬆症、高血圧症、後嚢白内障、緑内障などの副作用があらわれやすいので、慎重に投与してください。

■リンデロン注20mg(2%)の投与により、誘発感染症、続発性副腎皮質機能不全、消化管潰瘍、糖尿病、精神障害などの重篤な副作用があらわれることがあるので、薬の投与にあたっては次の注意が必要です。
・特に、リンデロン注20mg(2%)投与中に水痘または麻疹に感染すると、致命的な経過をたどることがあるので、次の注意が必要です。
 (1)リンデロン注20mg(2%)投与前に水痘または麻疹の既往や予防接種の有無を確認してください。
 (2)水痘または麻疹にかかったことのある方においては、水痘または麻疹への感染を極力防ぐよう常に十分な配慮と観察を行ってください。感染が疑われる場合や感染した場合には、直ちに受診するよう指導し、適切な処置を講じてください。
 (3)水痘または麻疹にかかったことがある方や予防接種を受けたことがある方であっても、リンデロン注20mg(2%)投与中は、水痘または麻疹を発症する可能性があるのでご注意ください。
・ショック状態の方には、ショック症状が改善すれば、直ちに投与を中止してください。
・連用後、投与を急に中止すると、ときに発熱、頭痛、食欲不振、脱力感、筋肉痛、関節痛、ショックなどの離脱症状があらわれることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行ってください。離脱症状があらわれた場合には、直ちに再投与または増量してください。

■副腎皮質ホルモン剤を投与されたB型肝炎ウイルスキャリアの方において、B型肝炎ウイルスの増殖による肝炎があらわれることがあります。リンデロン注20mg(2%)の投与期間中及び投与終了後は継続して肝機能検査値や肝炎ウイルスマーカーのモニタリングを行うなど、B型肝炎ウイルス増殖の徴候や症状の発現にご注意ください。異常が認められた場合には、リンデロン注20mg(2%)の減量を考慮し、抗ウイルス剤を投与するなど適切な処置を行ってください。なお、投与開始前にHBs抗原陰性の方において、B型肝炎ウイルスによる肝炎を発症した症例が報告されています。

■リンデロン注20mg(2%)の長期あるいは大量投与中の方、または投与中止後6ヵ月以内の方では、免疫機能が低下していることがあり、生ワクチンの接種により、ワクチン由来の感染を増強または持続させるおそれがあるので、これらに該当する方は生ワクチンを接種しないでください。

その他

妊娠中・授乳中・子供の使用

■妊娠中はできるだけ控えることとなっていますが、どうしても必要な場合は必要最小限の範囲で使用します。妊娠の有無を必ず医師に伝えてください。

■授乳中の使用に関しては特別な注意は必要ないとされていますが、授乳中であることを医師に伝え確認をとってください。

■15歳未満の子供・低出生体重児では発育抑制があらわれる場合があるので、薬を使用後は十分に観察してください。また、長期投与した場合、頭蓋内圧亢進症状があらわれる場合があります。

飲み合わせ・食べ合わせの注意

■下記のような薬を使用している方は注意が必要です。併用して使用する際には、医師・薬剤師に相談しながら指示をあおいでください。
・バルビツール酸誘導体(フェノバルビタール)
・フェニトイン
・リファンピシン
・サリチル酸誘導体(アスピリン、アスピリンダイアルミネート、サザピリンなど)
・抗凝血剤(ワルファリンカリウム)
・経口糖尿病用剤(ブホルミン塩酸塩、クロルプロパミド、アセトヘキサミドなど)
・インスリン製剤
・利尿剤(カリウム保持性利尿剤を除く)(フロセミド、アセタゾラミド、トリクロルメチアジドなど)
・シクロスポリン
・エリスロマイシン
・非脱分極性筋弛緩剤(パンクロニウム臭化物、ベクロニウム臭化物)
・リトドリン塩酸塩

効果時間

血液中の薬の濃度は、薬を投与後約335分後に半分になるとされています。