常備薬にオススメ!新ルルAゴールドDX
ご家庭の薬箱の中にはどんなお薬がありますか?
夜に起きる子どもの急な発熱や、風邪を引いてもなかなかお休みが取れないパパ。
家族に万が一のことが起きた時のために、家族みんなが使えるかぜ薬があると安心です。
子どもの急な発熱。風邪をひくとどうして熱が上がるの?
風邪をひくと熱が上がるのは、免疫力を高めるために平熱よりも高い温度を出して、免疫機能を活性化させるからです。
ウイルスは熱に弱いので体温を上げることで体内に侵入したウイルスの増殖を抑えることができます。
つまり、発熱は病原菌やウイルスと戦うための防衛反応なのです。
夜になると熱が上がるのはどうして?
風邪を引くと昼間は落ち着いていても夜になると急激に熱が上がることがありますよね。
特に子どもはその傾向が強く、昼は元気に遊びまわっていても、夜になると急に高熱を出したりします。
実は、夜に熱が上がる明確な理由は未だにわかっていません。
ただ、通常のかぜなら朝になったら熱は下がりますので、夜の急な発熱は焦らずに放熱させることが重要です。
部屋の温度は暑すぎないようにし、布団は厚めでも衣服は薄着にして汗をかいたら着替えます。
そしてこまめな水分補給が大切です。発熱時には吸収のいいスポーツドリンクでの水分補給が病院でもすすめられています。
代表的なものにアクエリアスとポカリスエットがありますが、発熱時はアクエリアスより生理食塩水に近いポカリスエットがオススメです。
そして、熱が上がりきったら太ももの付け根や、脇の下をアイスノンなどで冷やして解熱を助けましょう。
解熱剤を使うタイミングについて
発熱が病原菌やウイルスと戦うために必要な防衛反応だと言うことはお分かりいただけたと思います。
では、解熱剤はどのタイミングで使えばいいのでしょうか?
免疫機能の活性化には熱を上げる必要があるのですから、発熱後すぐに解熱剤を使うと、必要な熱が得られず、病原菌やウイルスをしっかり退治することができなくなってしまいます。そうすると、かぜが長引いたり、再発をくりかえしたしする場合があるので解熱剤は熱が上がり切ってから使いましょう。
しかし、患者の衰弱が激しく睡眠や水分が十分に取れなくなってしまう場合は一時的に熱を下げて体力の温存を図ると言う方法もあります。
その他に、「仕事が忙しい。」「今寝込むわけにはいかない。」「どうしても大事な用事がある。」のような場合に応急処置として使うこともできますが、落ち着いたらしっかりと休養をとるようにしてくださいね。
新ルルAゴールドDXが家族のかぜ薬にオススメな理由
新ルルAゴールドは解熱鎮痛成分としてアセトアミノフェンを使っています。
アセトアミノフェンは非ステロイド系の解熱鎮痛消炎剤(NSAIDs)と呼ばれるグループとは違い、
NSAIDsに多くみられる腹痛などの副作用がほぼあらわれない、安全性が高い鎮痛成分です。
乳幼児や授乳婦さんでも服用することができます。
その他にものどの痛みやせきやたん、鼻水やくしゃみなどのアレルギー症状を鎮める有効成分の配合で風邪の諸症状の緩和に効果的です。
アセトアミノフェンの働きについてはこちらの記事でも詳しく解説してますので参考にしてください。
関連記事:カロナールは何分で効きはじめ、効果時間はどのくらい?アセトアミノフェンが効くまでの時間、持続する時間、あける時間について
効能・効果
かぜの諸症状(鼻水、鼻づまり、せき、たん、のどの痛み、発熱、悪寒、頭痛、くしゃみ、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和
用法・用量
次の量をなるべく食後30分以内に服用してください。
錠剤
年齢 | 1回量 | 1日服用回数 |
---|---|---|
成人(15歳以上) | 3錠 | 3回 |
11~15歳未満 | 2錠 | |
7~11歳未満 | 1錠 | |
7歳以下 | ×服用しないこと |
細粒
年齢 | 1回量 | 1日服用回数 |
---|---|---|
成人(15歳以上) | 1包 | 3回 |
11~15歳未満 | 2/3包 | |
7~11歳未満 | 1/3包 | |
7才未満 | ×服用しないでください。 |
成分・分量(含有/成人1日量9錠中・3包中)
成分 | 分量 |
---|---|
クレマスチンフマル酸塩 (クレマスチンとして1㎎) |
1.34㎎ |
ベラドンナ総アルカロイド | 0.3㎎ |
ブロムヘキシン塩酸塩 | 12㎎ |
トラネキサム酸 | 420㎎ |
アセトアミノフェン | 900㎎ |
dl-メチルエフェドリン塩酸塩 | 60㎎ |
ジヒドロコデインリン酸塩 | 24㎎ |
無水カフェイン | 60㎎ |
ベンフォチアミン(ビタミンB1誘導体) | 24㎎ |
成分内容詳細
新ルルAゴールドDXは幅広い年齢層で使える鎮痛成分アセトアミノフェンにくわえ、4つの基準外成分(クレマスチンフマル酸塩、ベラドンナ総アルカロイド、ブロムヘキシン塩酸塩、トラネキサム酸)を使っています。
基準外成分とはOTC医薬品の承認基準に含まれていない成分で、より優れた効果を期待して配合されます。
-
クレマスチンフマル酸塩
かぜのアレルギー症状を持続的に抑えます。 -
ベラドンナ総アルカロイド
鼻水をおさえます。 -
ブロムヘキシン塩酸塩
痰の排出をうながし、せきを鎮めます。 -
トラネキサム酸
炎症を起こす【プラスミン】をおさえ、のどの腫れや痛みを鎮めます。 -
アセトアミノフェン
プロスタグランジンの産出を抑え、のどの痛みや発熱を鎮めます。 -
dl-メチルエフェドリン塩酸塩
気管支をひろげ、せきを鎮めます。 -
ジヒドロコデインリン酸塩
せき中枢に働きかけ、せきを鎮めます -
無水カフェイン
かぜによる頭痛や頭重をやわらげます。 -
ベンフォチアミン(ビタミンB1誘導体)
エネルギー代謝を高め、かぜによって消耗した体力の回復を促します。
使用上の注意や副作用は?
副作用は以下のようなものがあげられます。違和感を感じたら医師の診断を受けてください。
服用前に添付の説明書をよく読んで用法容量を守って正しくお使いください。
使用上の注意
- 眠くなる成分が入っています。服用後の機械類の操作運転をしないでください。
- 授乳中の人は服用しないか、授乳を避けてください。
- 他の鎮痛剤やかぜ薬と併用しないでください。
- 長期連用しないでください。
- 心筋梗塞や脳血栓の病歴がある人は血栓症を起こすおそれがあります。服用前に医師や薬剤師に相談してください。
副作用
- 皮ふ:発疹・発赤、かゆみ
- 消化器:吐き気・嘔吐、食欲不振
- 精神神経系:めまい、頭痛、興奮、痙攣
- 泌尿器:排尿困難
- その他:顔のほてり、異常なまぶしさ、過度の体温低下
まれに起こる重篤な症状
- アナフィラキシーショック:服用後すぐに皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁などがあらわれる。
- スティーブンス・ジョンソン症候群:高熱、目の充血、目やに、唇のただれ、のどの痛み、皮膚の広範囲の発疹・発赤などが持続したり、小さなプツプツが出る、全身がだるい、食欲がないなどが持続したり、急激に悪化する。
- 肝臓機能障害:発熱、かゆみ、発疹、黄疸、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。
- 腎障害:発熱、発疹、尿量の減少、全身のむくみ、全身のだるさ、関節痛、下痢等があらわれる。
- 間質性肺炎:階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする、苦しくなる、空せき、発熱などがみられ、これが急にあらわれたり、持続したりする。
- ぜんそく:息をする時ゼーゼー、ヒューヒューと鳴る、息苦しい等があらわれる。
おわりに~熱が下がらない場合~
先述した通り、高熱が出ても通常のかぜならば朝になったら熱は下がります。
もし、3~4日様子を見ても熱が下がらないようなら、肺炎など他の病気の可能性があるので、必ず医師の診療を受けてくださいね。