ツラい「ドライアイ」から目を守るロート「新ロートドライエイドEX」
長時間、PCやタブレット、スマホを使用し続ける現代人にとって、ドライアイは“目の生活習慣病”です。
ドライアイは涙の減少によって目の表面に傷がつく病気です。原因には以下のようなものがあります。
●テレビやスマホ、読書、運転などによるまばたき減少 (まばたきは涙を出すサイン) ●コンタクトレンズの装用 ●エアコンや外気による乾燥 ●濃いアイメイク (アイライナーやアイシャドウが涙を出す「マイボーム腺」を塞ぐため) ●老化・・・・・など |
目の渇きから起こる異物感や目のかすみ、目の奥の痛み、放っておくと頭痛や吐き気に発展するケースも多くなっているようです。
そんなドライアイの改善に、目薬は欠かせませんね。
「新ロートドライエイドEX」とはどんな目薬?
新ロートドライエイドEXは、角膜保護成分の「コンドロイチン硫酸エステルナトリウム」に、涙を目にとどめるために高分子の粘稠剤(とろみ成分)HEC(ヒドロキシエチルセルロース)を配合。
同社の従来の目薬(V・ロート)と比べて約60倍の粘度の薬液を実現しました。とろみのある薬液が瞳に涙の膜を作り、涙の蒸発を抑えます。
効能・効果
涙液の補助(目のかわき)、目の疲れ、目のかすみ(目やみの多いときなど)、ハードコンタクトレンズを装着しているときの不快感
用法・用量
1回1~2滴、1日3~4回点眼してください。
「新ロートドライエイドEX」の有効成分詳細
角膜を覆い、なみだをつなぎとめる働きをするコンドロイチン硫酸エステルナトリウムと、高分子のとろみ成分のヒドロキシルエチルセルロースにより、なみだの膜を作って瞳の表面に留まります。
塩化カリウムと塩化カリウムは涙と同じ浸透圧で涙に近い成分を実現しています。
●コンドロイチン硫酸エステルナトリウム:角膜保護成分 ●ヒドロキシエチルセルロース(HEC) ●塩化カリウム ●塩化ナトリウム |
涙には異物から目を守るだけではなく、栄養や酸素の補給、角膜の表面をなめらかにして鮮明な画像を脳に送るといった働きもあります。
ドライアイになると、この「涙」の蒸発を防ぐ「油層」が十分に分泌されなくなるので、新ロートドライエイドEXで瞳の表面を覆うことは、目の渇きによる不快な症状を緩和するために、非常に有効なのです。
ドライアイ用の目薬を比較〜「コンドロイチン酢酸エステルナトリウム」を含む目薬を比較〜
「ヒドロキシエチルセルロース(HEC)」はドライエイドの独自成分なので、もう一つの有効成分「コンドロイチン硫酸エステルナトリウム」を含むその他のドライアイ用の目薬と比べてみました。
サンテドライケア(参天製薬)
★清涼感なし★
参天製薬から出てる「サンテドライケア」こちらは有効成分にタウリンとL-アスパラギン酸カリウムを配合。
目の組織に栄養を与え、代謝を活発にします。清涼感はありません。涙を留めながら涙の循環をよくするといった作用があるようです。
なみだロートドライアイ(ロート製薬)
★清涼感なし★
同じロートから出ているドライアイ用目薬。高分子保水成分(とろみ成分)にはヒプメロースとヒアルロン酸Naを配合。
こちらも発想はドライエイドとおなじでとろみ成分でなみだを繋ぎ止めます。その他の成分は塩化ナトリウムや塩化カルシウムでよりなみだに近い成分であることに重点を置いています。
スマイルピットドライアイ(ライオン)
★清涼感あり★
疲れ目用の目薬にも含まれる「タウリン」「L-アスパラギン酸カリウム」で新陳代謝を促進し、目の疲れを癒します。スーッとした刺し心地は強すぎず、気持ちいい目薬です。
おわりに〜点眼の際の注意点〜
眠る直前の目薬はNG!寝る5〜10分前までに。
1日の目の疲れを癒すのに眠る直前に目薬をした方がしっかに瞳に浸透して効くような気がしますが、実はこれは逆効果なんです。
眠っている時は起きている時のように涙が分泌されないので、目薬の成分が循環せず、目の中で長く留まって目に刺激を与えてしまう可能性があります。点眼は少なくとも眠る5〜10分前に行いましょう。
ドライアイを伴う病気「シューグレン症候群」とは?
重症化したドライアイは、目の渇きの他に口の渇きや関節炎が伴う「シューグレン症候群」という病気の可能性があります。男性よりも女性に多く見られる病気で厚生労働省が定めた難病の一つです。涙や唾液を作り出す涙腺や唾液腺に慢性的な炎症が起こり、涙や唾液の分泌量が低下します。目の渇きと合わせて口の渇きを強く感じるようなら病院で検査を受けるようにしてください。
もっとも大切なのは「目を休ませること」
わかっていても慣れて放っておきがちなドライアイですが、たまにはスマホをおいてゆっくり音楽を聴いたり、家族と会話を楽しむなど、目を使わない余暇の過ごし方を見つけて目を休ませてあげましょう。
そして、定期的に眼科検診を受けるようにして目の状態を把握するようにしましょうね!