ロキソプロフェンNa錠60mg「サワイ」

沢井製薬/ メディサ新薬

処方薬 後発 錠剤

基本情報

副作用

主な副作用は、消化器症状(胃部不快感、腹痛、悪心・嘔吐、食欲不振など)、浮腫・むくみ、発疹・蕁麻疹等、眠気などです。

■重篤な副作用はめったに起こりませんが下記のような疾患を引き起こすおそれがあります。体調の変化を感じた場合はすぐに医療機関を受診して、使用している薬剤名を医師に伝えて指示をあおいでください。
・ショック、アナフィラキシー
・無顆粒球症、溶血性貧血、白血球減少、血小板減少
・中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)
・急性腎障害、ネフローゼ症候群、間質性腎炎
・うっ血性心不全
・間質性肺炎
・消化管出血
・消化管穿孔
・小腸・大腸の狭窄・閉塞
・肝機能障害、黄だん
・喘息発作
・無菌性髄膜炎
・横紋筋融解症
・再生不良性貧血

使用上の注意点

■以下のような方は本剤を使用できません。

1.消化性潰瘍のある患者[プロスタグランジン生合成抑制により、胃の血流量が減少し消化性潰瘍が悪化することがある。](ただし、「慎重投与」の項参照)

2.重篤な血液の異常のある患者[血小板機能障害を起こし、悪化するおそれがある。]

3.重篤な肝障害のある患者[副作用として肝障害が報告されており、悪化するおそれがある。]

4.重篤な腎障害のある患者[急性腎不全、ネフローゼ症候群等の副作用を発現することがある。]

5.重篤な心機能不全のある患者[腎のプロスタグランジン生合成抑制により浮腫、循環体液量の増加が起こり、心臓の仕事量が増加するため症状を悪化させるおそれがある。]

6.本剤の成分に過敏症の既往歴のある患者

7.アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者[アスピリン喘息発作を誘発することがある。]

8.妊娠末期の婦人


■以下のような方は本剤の使用には注意が必要です。
症状の悪化や副作用などのリスクが高まる可能性もありますので医師に伝えておきましょう。

1.消化性潰瘍の既往歴のある患者[潰瘍を再発させることがある。]

2.非ステロイド性消炎鎮痛剤の長期投与による消化性潰瘍のある患者で、本剤の長期投与が必要であり、かつミソプロストールによる治療が行われている患者[ミソプロストールは非ステロイド性消炎鎮痛剤により生じた消化性潰瘍を効能又は効果としているが、ミソプロストールによる治療に抵抗性を示す消化性潰瘍もあるので、本剤を継続投与する場合には、十分経過を観察し、慎重に投与すること。]

3.血液の異常又はその既往歴のある患者[溶血性貧血等の副作用がおこりやすくなる。]

4.肝障害又はその既往歴のある患者[肝障害を悪化又は再発させることがある。]

5.腎障害又はその既往歴のある患者[浮腫、蛋白尿、血清クレアチニン上昇、高カリウム血症等の副作用がおこることがある。]

6.心機能異常のある患者

7.過敏症の既往歴のある患者

8.気管支喘息の患者[病態を悪化させることがある。]

9.潰瘍性大腸炎の患者[病態を悪化させることがある。]

10.クローン病の患者[病態を悪化させることがある。]

11.高齢者

その他

妊娠中・授乳中・子供の使用

妊娠中はできるだけ控えることとなっています。どうしても必要な場合は、必要最小限の範囲で用います。授乳中も同様で、止むを得ず使用する場合は、授乳を避けてください。
妊娠末期の方は使用しないようにしてください。
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していません。

飲み合わせ・食べ合わせの注意

■下記のような薬を使用している方は注意が必要です。併用して使用する際には、医師・薬剤師に相談しながら指示をあおいでください。
・クマリン系抗凝血剤:ワルファリン
・第Xa因子阻害剤
・スルホニル尿素系血糖降下剤:トルブタミドなど
・ニューキノロン系抗菌剤:レボフロキサシン水和物など
・メトトレキサート
・リチウム製剤:炭酸リチウム
・チアジド系利尿薬:ヒドロクロロチアジドなど
・降圧剤:ACE阻害剤、アンジオテンシンII受容体拮抗剤など

薬効・薬理

ロキソプロフェンナトリウム水和物は、すぐれた鎮痛・抗炎症・解熱作用を有するが、特に鎮痛作用が強力です。
本剤はまたプロドラッグであり、消化管から吸収されたのち活性代謝物に変換されて作用します。