市販の葛根湯はどれがおすすめ?

市販の葛根湯には顆粒・液体・錠剤の3つのタイプがあります。

それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分の体質や希望に合わせて薬を選びましょう。

体を温めたい人 顆粒タイプ
漢方の味が苦手な人 錠剤タイプ
素早く効果を得たい人 内服液タイプ

体を温めたい人は顆粒タイプの葛根湯

葛根湯は白湯に溶かして飲むことで効果を最大に得ることができるといわれています。また、体を温めることもできます。

価格も他のタイプより手頃となっているため、風邪のような症状が現れたらすぐ飲めるように、自宅に常備しておくと良いでしょう。

メリット

・かさばらず持ち運びしやすい
・お湯に溶かせる

デメリット

・漢方薬の味が苦手な人には不向き

ツムラ漢方葛根湯エキス顆粒A

葛根湯エキス顆粒Aクラシエ

漢方の味が苦手な人は錠剤タイプの葛根湯

葛根湯の味が苦手な人や、粉薬を飲むことが難しい人は、すぐ飲み込むことのできる錠剤タイプがおすすめです。

メリット

・苦味を感じずに飲み込むことができる

デメリット

・体内で溶けるまでの時間がかかる(最終的な効果は他のタイプと同一)
・顆粒や液体に比べると胃への負担が大きい

ツムラ漢方葛根湯エキス錠A

JPS葛根湯エキス錠N

素早く効果を得たい人は内服液タイプの葛根湯 

水なしで飲めるため、出先でサッと飲みたい人におすすめです。

1日3回服用ですが、その分1回の量が少なく飲みきるのが簡単です。常温で飲むことがおすすめです。

メリット

・3タイプの中で最も早く効果が現れる
・水なしで飲める

デメリット

・漢方薬の味が苦手な人には不向き
・3タイプの中で最も価格が高い

ツムラ漢方内服液葛根湯

カコナール2

はちみつとジンジャーの味付けで、葛根湯の苦味をおさえてあります。苦い味が得意でない人におすすめです。

葛根湯の「満量処方」とは?

葛根湯には、「満量処方」と表記されているものがあります。

葛根湯は、7つの生薬(カッコン・タイソウ・マオウ・カンゾウ・ケイヒ・シャクヤク・ショウキョウ)を配合した漢方薬です。この7つの生薬の合計量を、1日分で定められた量の最大(=満量)まで使用したのが、「満量処方」です。

満了処方以外にも「3/4処方」「1/2処方」などがあります。

生薬の配合量が多い方が効果があるように思えますが、一概に満量処方が良いともいい切れません。

生薬の処方量が多い分体への負担は増えるため、自分の症状や体質も考慮に入れた上で、葛根湯を選びましょう。

葛根湯の効果や副作用については関連記事をごらんください。

妊娠中や授乳中に市販の葛根湯は飲める?

妊娠中や授乳中に服用してはいけない薬が数多くありますが、葛根湯は病院でも処方されることがあるほど安全性の高い薬です。

しかし、葛根湯の有効成分が全くお腹の赤ちゃんや母乳に移行しないといい切ることはできません。

病院で処方される葛根湯は、母体と赤ちゃんの健康状態を診断した上で医師が処方するため安心して服用できます。しかし、自身の判断のみで市販の葛根湯を服用することはおすすめできません。

担当の医師に相談した上で市販の葛根湯を購入するか、直接病院を受診しましょう。

生活スタイルに合わせて服用回数を選ぶ

葛根湯は基本的に、食前(食事の20〜30分前)・食間(食事した2時間〜3時間後)に服用するものです。また、1日3回服用するものと、1日2回服用で良いものがあります。

仕事や子育てなどで忙しく葛根湯を飲むタイミングがなかなか作れなかったり、薬を飲むのを忘れがちな人は、2回服用のものがおすすめです。

なお、葛根湯は、どのメーカーのものでも配合されている成分の種類に違いはありません。自分の好みやライフスタイルに合ったものを選んでください。