救心

救心製薬

市販薬 錠剤

基本情報

副作用

■以下のような症状が現れた場合は、直ちに使用を中止し、医師、薬剤師などに相談してください。
[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤、かゆみ
消化器:吐き気・嘔吐

使用上の注意点

■以下のような方は医師、薬剤師などに相談してください。
・医師の治療を受けている方

■食前、食後どちらでも使用できますが生薬特有の匂いや味などがあるため、空腹時の使用で気持ちが悪くなるといった場合には、食後の使用をおすすめします。

■救心には麻酔作用のあるセンソが配合されているため、口の中に長くとどめていると口の中が痺れてしまいます。長くても数時間ほどで痺れはなくなりますが、口の中に長くとどめないよう水かお湯で使用してください。

■毎日飲み続けても問題はありませんが、5~6日間使用しても症状がよくならない場合は、ほかに病気などの原因が考えられるので医師、薬剤師などに相談してください。

■1日量(6粒)の範囲であれば、使用間隔は短くなっても問題ありません。ただし、1回2粒を朝、夕、就寝前の3回使用が最も効果的なのでおすすめです。
※就寝中でも心臓には負担がかかっているため、就寝前の使用をおすすめしています。

■救心は「心臓の薬だから強い薬だ」と思われることもありますが、作用が穏やかな生薬のみで作られています。全身の血流を改善し、体調を良くしていくので、日々の健康管理のためにも使用できます。

■動悸や息切れは、ストレスや更年期、暑さ寒さなどによっても起こるため、若い人にも起こりやすい症状です。そのため、救心は幅広い年代の人におすすめの薬です。

■救心の主要成分は生薬なので、広い意味で漢方薬になります。また、漢方薬の中には使用を続けることで効果があるものもありますが、救心は使用のたびに効果があります(症状や体質によって個人差があります)。

■血圧や心拍数を増加させることはありません。

■登山、ゴルフなどの場面での使用もおすすめします。

その他

妊娠中・授乳中・子供の使用

■妊娠中の方、または妊娠している可能性のある方は医師、薬剤師などに相談してください。

■授乳中の使用に関しては特別な注意は必要ないとされています。どうしても心配な場合は授乳中であることを医師、薬剤師などに伝え確認をとってください。

■15歳未満の子供は使用しないでください。

飲み合わせ・食べ合わせの注意

■救心を使用している間は、以下の薬は使用しないでください。
・ほかの強心薬

ほとんどの薬との併用は問題ありませんが、救心に含まれるセンソにはジギタリスの作用を強める可能性があるため、ほかのジギタリス製剤との併用は避けてください。
また、六神丸などセンソを含む薬との併用も避けてください。

健康食品との食べ合わせはまず問題ありませんが、不安な場合は医師、薬剤師などにご相談ください。

効果時間

個人差はありますが、使用後およそ30分で効果があらわれ始めます。

薬効・薬理

【センソ(蟾酥)】
交感神経の興奮を鎮め、呼吸機能を改善、また心筋の収縮力(ポンプ機能)を高める作用があり、全身の血液循環を改善する効果がある動物性生薬です。
局所麻酔作用もあるため、噛むと舌が痺れます。

【ゴオウ(牛黄)】
強心、鎮静などの作用があり動悸、気付けに効果がある動物性生薬です。
また、解熱や解毒などにも効果が期待されます。

【ロクジョウ末(鹿茸末)】
強壮・強心の作用によって動悸、息切れを改善し、気力を高める動物性生薬です。
ほかにも、消化器・腎臓機能の促進、鎮静、筋肉疲労・精力減退・無気力の回復、腫れものに効果が期待されます。

【ニンジン(人参)】
強壮、健胃、鎮痛などの作用がある植物性生薬です。

【レイヨウカク末(羚羊角末)】
神経の緊張をやわらげる作用がある動物性生薬です。

【シンジュ(真珠)】
神経の緊張をやわらげる作用がある動物性生薬です。

【ジンコウ(沈香)】
強壮、鎮静、健胃作用のほか、呼吸機能を改善し、神経の緊張をやわらげる作用がある植物性生薬です。

【リュウノウ(龍脳)】
呼吸機能を改善し、気付け(意識をハッキリさせる)効果がある植物性生薬です。

【動物胆】
消化器の働きを良くし、ほかの成分の吸収を促す動物性生薬です。

動悸や息切れは、心臓の働きが弱まることが原因の一つです。
心臓は、血液を体中に送り出すためのポンプとしての役割を持ちます。心臓の働きが弱まると、1回の拍動で送り出される血液の量が減り、全身に十分な量の血液を送り出すために拍動の回数が増えて動悸となります。
また、血液には酸素が含まれているため、心臓の働きが弱まり全身に十分な酸素が回らなくると、呼吸の回数を増やすことで酸素不足を補おうとして息切れが起こります。
軽い運動で動悸や息切れが起こる場合は心臓の働きが弱まっていると考えられますが、不安やストレスからくる精神的なもの、過労や睡眠不足から起こるもの、女性であれば貧血や更年期障害など、さまざまな要因で動悸や息切れは起こります。
また、心臓の働きが弱まり血液の循環が悪くなると、酸素や栄養分が脳へ行き渡らず、めまいや気が遠くなるなどの症状があらわれます。
救心には心臓のポンプ機能を強くする働きにくわえ、呼吸興奮、自律神経のバランス調整、体内の余分な水分を体外に排出して心臓の負担を軽減するなどの効果があり、動悸や息切れだけでなく気付けにも効果を発揮するように作られています。
ほかにも、過剰な心拍数を抑える効果があるため、脈が速くなるタイプの不整脈を改善したり、更年期による動悸、ストレスや疲労による動悸や息切れ、胸がチクチク痛む、めまい、足のむくみなどの症状にも効果があります。

【気付けとは】
心不全やショック状態など、一種の脳貧血状態や元気がない、なんとなくやる気が出ないなどの状態に対して、薬などを用いて気力を回復させたり、頭をハッキリさせたりすることを気付けと呼びます。