イナビルの使い方&吸い方!吸入方法を図説でわかりやすく解説

イナビルの使い方を図説でわかりやすく解説!イナビルは1回の吸入でインフルエンザの予防や治療が完了する便利な薬です。吸入薬における吸入方法の注意、容器の持ち方、目的・年齢別のイナビルの使用量も掲載!

イナビルの効果や副作用など、イナビルについて詳しくは関連記事をごらんください。

目的・年齢別のイナビルの使用量と使用方法

イナビルはインフルエンザの治療と予防のどちらにも使える薬です。

イナビルは1回のみの使用で治療が完了しますが、予防目的の場合は10歳以上の方は2回に分けて使用することも可能です。

また、年齢が10歳以上か10歳未満かで使用量が変わります。

使用する前に使用量と使用方法をチェックしましょう。

治療目的の場合

年齢 使用量・使用方法
10歳未満 1容器(20mg)を1回のみ
10歳以上の子ども・成人 2容器(40mg)を1回分として使用

なお、10歳以上でも小柄であったり体重が軽い子どもは、10歳未満と同じ量が処方されることもあります。

予防目的の場合

今まで10歳未満の子どもはイナビルを予防目的で使用することはできませんでしたが、2016年から使用することが可能になりました。

10歳未満の子どもの場合は治療目的のときと使用量・使用方法は同じです。

大人を含む10歳以上の方が予防としてイナビルを使用する場合、1容器ずつ2日に分ける方法と、2容器を1日で使用する方法の2通りがあります。

◼︎10歳以上の方が2日間に分けて使用する場合

1容器(イナビル20mg分)を2日間に分けて2回使用します。1日で1容器を使用したら、同じ要領で翌日に新しい2容器目を使用してください。2日間で合計2容器を吸入したら完了です。

1日目と2日目でイナビルを使用する時間は必ずしも同じ時間でなくても大丈夫です。多少時間がずれても大丈夫ですが、必ず2日連続で使用しましょう。

◼︎10歳以上の方が1日で2回使用する場合

2016年から1日に2容器を使用し、1回で吸入を済ませることも可能になりました。1容器目を使用した後に、2容器目を続けて使用してください。

年齢 使用量・使用方法
10歳未満 1容器(20mg)を1回のみ
10歳以上の子ども・成人 2容器(40mg)を1回分として使用
1日1容器(20mg)を2日間に分けて使用

イナビルの予防投与について詳しくは関連記事をごらんください。

イナビルの容器と持ち方

イナビルは1つの袋に1容器入っています。必ず使用する直前に封を開けましょう。

大人と10歳以上の方は、通常は1回で2袋分を処方されます。

①❷というシールに記載されている部分に微粉末状の薬の粉が入っています。

イナビルを使用するときは、容器を水平に持って、容器の底にある空気の流れる穴(空気孔)をふさがないように気をつけてください。

イナビルの使い方

イナビルの使い方は予防目的でも治療目的でも同じです。

まずは落ち着いて薬を使える場所で、安静にできる姿勢をとります。

イナビルを使うときは、椅子やソファなどに座って使うことをおすすめします。小さな子どもの場合は、保護者が膝に抱いてあげて上半身を起こしてあげると良いでしょう。

手順1:薬を集める

まずは薬のトレーを2〜3回ほど軽く叩き、容器の中の薬を容器の下に集めます。このとき、容器のトレー(容器のシールで①・❷などと書かれている部分)は動かさないように注意してください。

!注意点!
薬剤トレーをスライドさせた状態で、吸入容器をたたかないでください。

手順2:①をスライドさせる

次に、容器のトレー(容器のシールで①・❷などと書かれている部分)のうち、①と書かれている方を指で押してしっかりとスライドさせます。これで吸入できる状態となります。

!注意!
薬剤トレーは端までしっかりスライドさせてください。

手順3:①を吸入する

この状態で容器を水平に持って容器上部の吸入口をくわえて「スーーーッ」と大きく吸い、2〜3秒程度息を止めてからゆっくり吐きます。(容器の底にある空気孔をふさがないように注意します)

薬は少量なので、むせることはありません。緊張せず(こわがらず)落ち着いてゆっくり吸ってください。

このとき、薬の味が少し口の中に広がりますが、口の中に少しぐらい薬が残っても問題ありません。

これで①の吸入は完了です。

!注意!
・空気孔をふさがないでください。
・軽く息を吐いてから吸入口をくわえると、スムーズに吸入できます。
・下を向いたまま吸入せず、体を起こしながら吸入してください。
・吸入後は2〜3秒息を止め、その後ゆっくり息を吐いてください。

手順4:❷をスライドさせる

次は❷と書かれている方を指で押してしっかりとスライドさせます。これで吸入できる状態となります。

手順5:❷を吸入する

①の時と同じように容器を水平に持って容器上部の吸入口をくわえて「スーーーッ」と大きく吸い、2〜3秒程度息を止めてからゆっくり吐きます。

吸入が終わったら、トレースライドさせてを元の状態に戻します。

これで吸入は完了ですが、薬の吸い残しがないように念のため手順1〜5をもう一度繰り返しましょう。

10歳未満の子どもの場合はこれでインフルエンザ予防・治療は終了です。

10歳以上の子どもと成人がインフルエンザ予防として使用する場合は、続けて2容器目を使用するか、翌日に2容器目を使用するかを選ぶことができます。予防の場合は、2容器使用した時点で予防完了になります。

イナビル使用後は安静に過ごしてください。

おわりに

イナビルは1回の使用で予防・治療が終わるとても便利な薬です。イナビルの登場でインフルエンザでつらい状況でも治療を受けやすくなりました。

1回の使用で予防・治療が終わるからこそ、病院や薬局で薬をもらうときにそのまま薬剤師に使い方を教えてもらいながら使ってしまうのも一つの手でしょう。

自宅で使い方に困ったときは、正しい吸入方法を確認してから使用しましょう。

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