チクナイン

小林製薬

市販薬

基本情報

副作用

■以下のような症状が現れた場合は、直ちに使用を中止し、医師、薬剤師などに相談してください。
[関係部位:症状]
消化器:食欲不振、胃部不快感

■稀に以下のような重篤な症状が現れることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
[症状の名称:症状]
・間質性肺炎:階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱などが見られ、これらが急にあらわれたり、持続したりする
・肝機能障害:発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮ふや白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振などがあらわれる
・腸間膜静脈硬化症:長期使用により、腹痛、下痢、便秘、腹部膨満などが繰り返しあらわれる

使用上の注意点

■以下のような人は医師、薬剤師などに相談してください。
・医師の治療を受けている方
・体の虚弱な方(体力の衰えている方、体の弱い方)
・胃腸虚弱で冷え性の方

■1か月くらい使用しても症状がよくならない場合は使用を中止し、医師、薬剤師などに相談してください。

■使用回数は1日2回、朝・夕の、食前または食間に飲んでください。

■一般的な漢方は1日3回使用するものが多いのですが、チクナインは飲み忘れ予防などを考慮し、1日2回の使用でも効き目はそのままで十分効果があります。

■使用間隔は7~8時間くらいあけてください。

■眠くなる成分は入っていません。

■他の内服薬を飲んでいる場合は、使用前に医師または薬剤師に相談してください。

■鼻水が喉の奥に流れていく後鼻漏(こうびろう)の症状にも効果があります。

■飲んですぐに改善がみられても、膿などが残ってる場合があるため、1週間は継続して使用してください。

■チクナインは生薬特有の香り(あまり強くはありません)があります。味は少し苦めです。

その他

妊娠中・授乳中・子供の使用

■妊娠中の方、または妊娠している可能性のある方は医師、薬剤師などに相談してください。

■授乳中の使用に関しては特別な注意は必要ないとされています。どうしても心配な場合は授乳中であることを医師、薬剤師などに伝え確認をとってください。

■2歳未満の子供は使用しないでください。

飲み合わせ・食べ合わせの注意

■同じ成分を含む漢方や生薬の内服薬との併用はしないでください。

効果時間

使用後3~4日で効果を感じる方もいますが、1ヶ月程度かかる場合もあります。
症状や体質によって効果には個人差があります。

薬効・薬理

■辛夷清肺湯を構成する生薬
【辛夷(シンイ)】
辛夷は、鼻閉改善作用があり、鼻の通りをよくし、鼻づまりを解消します。

【石膏(セッコウ)、黄ごん(オウゴン)、知母(チモ)、山梔子(サンシシ)、升麻(ショウマ)、百合(ビャクゴウ)、麦門冬(バクモンドウ)、枇杷葉(ビワヨウ)】
これら8種類の生薬には抗炎症作用があり、熱や炎症、化膿を抑えます。

蓄膿症は、鼻の周りにある副鼻腔(ふくびくう)に膿(うみ)が溜まった状態が慢性化したものです。
副鼻腔は、骨に囲まれた大小8個の空洞部分ですが、ウイルスや細菌、花粉などが原因で、副鼻腔に炎症が起こるものを急性副鼻腔炎といい、炎症が長引くと膿がたまるようになります。
膿は活性酸素を発生させて粘膜を傷つけます。これにより炎症が悪化し、さらに膿がたまる状態が蓄膿症(慢性副鼻腔炎)です。

蓄膿症は、ドロっとした黄緑色の鼻汁が出る、鼻がかみきれない、鼻や口から嫌な臭いがする、息苦しさや顔面痛に頭痛、味覚障害などさまざまな症状があらわれます。
また、睡眠不足や集中力の低下、しゃべりにくいなど、日常生活や仕事への支障も生じます。
蓄膿症は風邪や花粉症などのアレルギー症状が長引くことでも起こり、子どもから高齢者まで男女を問わず幅広く発症しています。

チクナインは、「辛夷清肺湯」の効果を活用した改善薬です。
9種類の生薬が一緒にはたらくことで、鼻の奥の炎症を鎮めながら膿(うみ)を抑えて呼吸を楽にします。
また、成分の抽出方法にもこだわり、「辛夷清肺湯」のはたらきに、「グリチルリチン酸」をより多く含むよう工夫されています。
グリチルリチン酸は、抗炎症作用を持つ甘草(カンゾウ)から抽出される成分で、これらのはたらきにより、蓄膿症でたまった膿を排出する作用を高めています。