ツラい生理痛や頭痛の時、しっかりと効き即効性のある痛み止めが手元にあると便利ですよね。

現在、最も効果的で即効性があり胃への刺激も少ない鎮痛成分のひとつとして使われているのが「イブプロフェン」です。

​イブプロフェンとは、痛みの原因となる体内物質の生成を抑える解熱鎮痛成分です。

2014年、市販薬として日本国内で初めてイブプロフェンが200mg配合された鎮痛薬が発売されました。それがイブA錠EXです。

今回はそんな生理痛や頭痛に高い効果が期待できる「イブA錠EX」について紹介していきます。

イブA錠EXの有効成分イブプロフェンは医療用の成分!

イブA錠EXの有効成分であるイブプロフェンは、以前は病院で医師の診断を受け、処方箋をもらわないと手にすることができない医療用医薬品でした。

しかし長年の使用実績から、副作用が比較的少なく安全に使用できる薬剤と判断され、薬局などで購入できる一般用医薬品となりました。

このように、もともとは医療用医薬品として使用されていた薬が一般用医薬品になったものを「スイッチOTC」といいます。スイッチOTC薬はもともとは医療用医薬品なので比較的強い効き目が期待できます。

イブプロフェンは「非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)」というグループに属する解熱鎮痛成分で、生理痛の「痛み」の原因になるプロスタグランジンという物質の産生を抑制し、鎮痛作用、解熱作用、消炎作用(炎症を抑える作用)があります。

非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の代表的な副作用には「胃腸を荒らすことでの腹痛」などがありますが、イブプロフェンは他のNSAIDsに比べ、胃腸への負担・副作用が起こりにくいといわれています。

そのため、市販の生理痛のお薬や頭痛薬、風邪薬などに広く使われています。

痛み止めの作用の他、筋肉の緊張をほぐす効果もある程度期待できるので、生理痛だけでなく肩こりや首こりなどの筋肉のコリからくる頭痛などにも効果が期待できます。

イブA錠EXに含まれるイブプロフェン以外の有効成分

今までもイブプロフェンを200mg配合したリングルアイビー200という薬がありましたが、この薬は有効成分がイブプロフェンのみです。

しかしイブA錠EXに関しては、イブプロフェン以外にも「アリルイソプロピルアセチル尿素」「無水カフェイン」という鎮痛・鎮静成分が入っているため、より高い相乗効果が期待できます。

つまり、イブA錠EXはイブプロフェン以外にも痛みに有効な成分が複数入った日本初のイブプロフェン200mgの配合剤、ということです。

・アリルイソプロピルアセチル尿素
イブプロフェンの鎮痛作用を高める鎮静成分。緊張や興奮、イライラを抑える効果があります。服用後に眠気があらわれることがあります。

・無水カフェイン
血管の拡張を抑えイブプロフェンの鎮痛作用を助けます。眠気や疲労感をとります。

 

イブA錠EXの効能効果と正しい用法・用量

イブA錠EXの効能・効果

・生理痛、頭痛、歯痛、咽頭痛、関節痛、筋肉痛、神経痛、腰痛、肩こり痛、抜歯後の疼痛、打撲痛、耳痛、骨折痛、捻挫痛、外傷痛の鎮痛

・悪寒・発熱時の解熱

イブA錠EXの用法・用量

・1回量  2錠(2錠でイブプロフェン200mg)

1日2回を限度とし、なるべく空腹時を避けて多めの水、またはぬるま湯で飲んでください。

出産予定日12週以内の方、15歳未満の方、風邪薬や解熱剤でアレルギー反応や喘息を起こしたことがある方は重篤な副作用が出る恐れがあるので服用が禁止されています。

また、妊娠中の方は基本的には使用を避け、婦人科・産婦人科に相談しながら処方薬を処方してもらうようにしましょう。

 

イブA錠EXの生理痛に対する効果は?

イブA錠は生理痛に非常に高い効果が期待できる市販薬です。その理由は主に2点あります。

イブA錠EXは痛みに効果的なイブプロフェンを含む

イブA錠EXはメインの成分としてイブプロフェンを200mg含んでいます。

このイブプロフェンは市販薬として使用される成分の中では、生理痛などの痛みに対しても比較的効果が高く、さらに1錠中200mg含むのという点も市販薬の中では高用量と言えます。

この点からイブA錠EXは、生理痛にも非常に高い効果が期待が期待できます。

イブA錠EXは鎮痛作用を高める成分も含む

イブA錠EXの特徴として、イブプロフェン以外の鎮痛成分も含まれている点が挙げられます。イブA錠EXにはアリルイソプロピルアセチル尿素という成分も含まれます。

アリルイソプロピルアセチル尿素は、痛みの感覚を抑える効果が期待でき、イブプロフェンとは別のアプローチの仕方で生理痛などの痛みを和らげてくれます。

イブA錠EXは主にこのイブプロフェンとアリルイソプロピルアセチル尿素の二つの成分による相乗効果によって、生理痛に対する高い効果が期待できます。

 

イブA錠EXの副作用について

イブA錠EXは胃腸への負担・副作用が起こりにくいタイプでもありますが、以下のような症状が現れる場合があります。

・発疹、かゆみ、青あざ

・吐き気・嘔吐、食欲不振、胃痛、胃部不快感、胃もたれ、胃腸出血、胸焼け、腹痛、口内炎、下痢、血便

・めまい

・動悸

・息切れ

・目のかすみ、耳鳴り、むくみ、鼻血、歯茎の出血、出血が止まりにくい、出血、背中の痛み、過度の体温低下、体がだるい

まれに起こる重篤な副作用

以下の様な副作用が現れることは非常に稀ですが、万が一症状が現れた場合は直ちに医師の診療を受けて下さい。

・アナフィラキシーショック…服用後すぐに皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁などがあらわれる

・スティーブンス・ジョンソン症候群…高熱、目の充血、目やに、唇のただれ、喉の痛み、皮膚の広範囲の発疹、発赤等が持続したり急激に悪化する

・肝機能障害…発熱、かゆみ、発疹、黄疸、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる

・腎障害…発熱、発疹、尿量の減少、全身のむくみ、全身のだるさ、関節痛、下痢等があらわれる

・無菌性髄膜炎…首筋のつっぱりを伴った激しい頭痛、発熱、吐き気・嘔吐等の症状があらわれる

・ぜんそく…息をする時にゼーゼー、ヒューヒューと鳴る、息苦しい等があらわれる

 

イブA錠EXの気になる価格は?

イブA錠EXは薬局・ドラッグストアのほか、インターネットでも購入が可能となっています。

メーカー希望小売価格は、次のようになっています。

・20錠…税込645円(税抜598円)

・40錠…税込1,058円(税抜980円)

※価格は2017年1月現在のものです。

おわりに

イブA錠EXは15歳未満の服用を禁止しています。市販薬を使用する時は必ず添付されている説明書をよく読みましょう。

市販の鎮痛剤はいろいろな種類が出ています。表記されている成分表示をよく確認するようにすると自分に合った薬が分かってきます。

その時の体調に合わせて自分に合った薬を飲むようにしましょう。