現代女性は、学校に仕事に遊びに家事…と多忙ですが、そんな中でも月に1度、生理はやってきます。

個人差はありますが、生理痛で立っているのもつらい、頭痛も一緒に来る、という方も多いのではないでしょうか。

憂うつな時期を出来るだけ楽に過ごしたい、そんな時の強い味方が生理用の鎮痛剤です。

イブA錠は「小粒でのみやすく、生理痛・頭痛によく効く」がキャッチフレーズの市販薬です。

この記事では、イブA錠の成分や効果、価格などについて解説します。

イブA錠の主な成分は3種類

次にイブA錠の主な成分をみてみましょう。

イブプロフェン

イブプロフェンは、イブA錠の痛み止め効果のメインとなる成分です。

「非ステロイド系解熱鎮痛剤(NSAIDs)」というグループに属する解熱鎮痛成分で、生理痛の痛みの原因になるプロスタグランジンという物質の産生を抑制します。

鎮痛作用のほか、解熱作用、消炎作用(炎症を抑える作用)があります。

非ステロイド系鎮痛剤(NSAIDs)の代表的な副作用には「胃腸を荒らすことでの腹痛」や「口内炎」がありますが、イブプロフェンは他のNSAIDsと比べ、胃腸への負担などの副作用が起こりにくいといわれています。

そのため、市販の生理痛の薬や頭痛薬や風邪薬に広く使われています。

痛み止めの作用の他、筋肉の緊張をほぐす効果もある程度期待できるので、生理痛だけでなく肩こりや首こりなどの筋肉のコリからくる頭痛などにも効果が期待できます。

◼︎イブプロフェンは医療用の成分

イブプロフェンはもともと医療用医薬品(処方薬)として使用されてきましたが、多くの患者さんに長く使われてきて安全と判断され、市販しても良いと承認された成分です。

いまでも「ブルフェン」という薬などがイブプロフェン製剤として医療の現場でも使用されています。

アリルイソプロピルアセチル尿素

生理痛に伴うイライラやだるさ、むくみの緩和に効果的です。イブプロフェンの鎮痛作用を高める鎮静成分です。

アリルイソプロピルアセチル尿素の代表的な副作用には眠気があります。

ですので、イブA錠を使った場合は眠気がでる可能性がありますので、服用後は機械操作や運転や注意が必要な作業を避けるなど注意すると良いでしょう。

無水カフェイン

イブA錠に含まれる無水カフェインもイブプロフェンの鎮痛作用を高めることを目的に配合されていますが、無水カフェインは生理痛のときの疲労感や頭の重い感じを和らげる作用があります。

血管の拡張を抑えイブプロフェンの鎮痛効果を助けてくれます。

イブA錠の効能効果と用法用量

イブA錠の効能・効果

・月経痛(生理痛)・頭痛・歯痛・咽喉痛・関節痛・筋肉痛・神経痛・腰痛・肩こり痛・抜歯後の疼痛・打撲痛・耳痛・骨折痛・ねんざ痛・外傷痛の鎮痛

・悪寒・発熱時の解熱

イブA錠の用法・用量

・1回量 2錠(2錠でイブプロフェン150mg)

1日3回を限度とし、なるべく空腹時を避けて多めの水、またはぬるま湯で飲んでください。

出産予定日12週以内の方、15歳未満の方、風邪薬や解熱剤でアレルギー反応や喘息を起こしたことがある方は重篤な副作用が出る恐れがあるので服用が禁止されています。

また、妊娠中の方は基本的には使用を避け、婦人科・産婦人科に相談しながら処方薬を処方してもらうようにしましょう。

イブA錠の効果時間

イブA錠の効果時間は公開されていませんが、主成分であるイブプロフェンの効果時間から予測をしてみましょう。

イブA錠の主成分であるイブプロフェン製剤であるプルフェン(イブプロフェン200mgタイプ)では薬を服用した後、血中の濃度が最高になる時間(最高血漿中濃度到達時間)は2.1時間となっています。

また、血中のイブプロフェンが半減するのにかかる時間(血漿中濃度半減期)は1.8時間となっています。

服用後30〜1時間以内には血中にしっかりと届いて効果を痛み止めなどの効果を発揮し、4〜8時間ほどは痛み止めの効果が続くことが期待できます。

なお、1回あたりのイブA錠に含まれるイブプロフェンは150mgのため、あくまでも参考値となります。

イブA錠の副作用

イブA錠は薬ですので、副作用があります。

次のような副作用は発生頻度がそれなりにある代表的な副作用になります。

通常はイブA錠の効果時間である4〜8時間の経過とともになくなっていきますが、症状が続いたりひどい時は服用を停止して医療機関に相談しましょう。

・腹痛をはじめとした胃腸の症状、眠気、めまい、

・皮膚:発疹(ブツブツができる)、発赤(赤くなる)、かゆみ、青あざができる

・呼吸器・循環器:息切れ

次の副作用が起こるのはごく稀ですが、万が一症状が起きた時は服用を停止して至急医療機関に相談しましょう。

・アナフィラキシーショック:全身のかゆみ、じんましん、息苦しさ、冷や汗、顔が青ざめる

・スティーブンスジョンソン症候群:高熱、ただれ、のどのひどい痛み、皮膚のひどい痛みやひどい発心

・喘息:呼吸がぜーぜー、ヒューヒューとなる。もともと喘息持ちの方は念のため注意してください。

そのほか、違和感がある時は早めに医療機関に相談しましょう。

また、長期間にわたって服用している場合は、定期的に血液検査による検診を行うことをお勧めします。

薬の使用有無に関わらず定期的な健康診断による血液検査などはしておきましょう。

イブA錠の気になる価格は?

メーカーの希望小売価格は、次のようになっています。

・24錠…750円(税込 810円)

・36錠…1,100円(税込1,188円)

・48錠…1,300円(税込1,404円)

・60錠…1,600円(税込 1,728円)

※価格は2017年1月現在のものです。

イブA錠は、ドラッグストアや薬局・インターネットで購入できます。なお、セルフメディケーション税制対象商品となっています。

おわりに

イブA錠は、現代女性の心強い味方となる生理痛や頭痛に効く解熱鎮痛剤です。

イブA錠にはイブプロフェンが150mg配合されていますが、200mgに増量された「イブA錠EX」という薬もあります。詳しくは関連記事をごらんください。