はじめに

更年期障害は40歳を過ぎたころからホルモンバランスが崩れることによって起こります。

原因はエストロゲンの分泌量が急激に減少すること。急にイライラしたり不安感に襲われたり、40代になってから特に肩こりや腰痛の症状が重たくなったなんて人も多いかと思います。

そんな更年期障害をやわらげる市販薬が小林製薬の命の母Aです。

この記事では命の母Aがどのように作用するのか解説します。

命の母Aとはどんな薬?

・三大婦人用漢方薬をベースに配合した女性用保健薬
・どんな体質の方でも飲める漢方薬
・13種類の生薬と11種類のビタミン、カルシウム配合
・血行をうながし体をあたためる
・精神的な不安感にも効果的
・小さくて飲みやすいピンクの糖衣錠でニオイが気にならない

こんな時に命の母Aがオススメ!

・つらい肩こり、腰痛
・倦怠感
・冷え性
・ホルモンバランスの乱れによるイライラや落ち込みなどの情緒不安定

効能・効果

更年期障害、更年期神経症、血の道症、のぼせ、生理不順、生理痛、肩こり、冷え性、肌あれ、めまい、耳鳴り、動悸、貧血、ニキビ、便秘、ヒステリー、こしけ、産前産後、下腹腰痛、血圧異常、頭痛、頭重

※血の道症とは・・・月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴ってあらわれる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状のことである。

女性保健薬命の母A

命の母Aの使用方法について

用法・用量

1日3回毎食後に水またはお湯で服用してください。

年齢 1回量 服用回数
15才以上 4錠 3回
15才未満 ×服用しないこと

成分詳細

内容成分量は1日量(12錠)中に含まれる量です。

成分 分量
ダイオウ末 175㎎
カノコソウ末 207㎎
ケイヒ末 170㎎
センキュウ末 100㎎
ソウジュツ末 100㎎
シャクヤク末 300㎎
ブクリョウ末 175㎎
トウキ末 300㎎
コウブシ末 50㎎
ゴシュユ 40㎎
ハンゲ 75㎎
ニンジン 40㎎
コウカ 50mg
チアミン塩化物塩酸塩(ビタミンB1) 5㎎
リボフラビン(ビタミンB2) 5㎎
ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6) 0.5㎎
シアノコバラミン(ビタミンB12) 1μg
パントテン酸カルシウム 5㎎
葉酸 0.5㎎
タウリン 90㎎
dl-α-トコフェロールコハク酸エステル(ビタミンE) 5㎎
リン酸水素カルシウム水和物 10㎎
ビオチン 1μg
精製大豆レシチン 10㎎

内容成分の詳細

命の母Aは婦人科でもよく処方される「三大婦人用漢方薬」に使われている生薬を配合しています。

漢方ではその人の外見や体力に合わせて処方していきますが、命の母はこの三大婦人用漢方薬をバランスよく配合し、どんな体質の方でも飲めるようになっています。
特徴成分はカノコソウ。精神的なイライラや不安感を鎮めるのに効果的です。

※三大婦人用漢方薬・・・「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」「加味逍遥散(かみしょうようさん)」「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」※

生薬成分の解説

【血の巡りを整える生薬】
血行を整え血が滞るのを防ぐことを「駆於血(くおけつ)」といいます。冷え性、のぼせ、肩こりなどの不調を改善します。
◆ダイオウ、センキュウ、コウカ

【血液成分を補う生薬】
貧血や倦怠感、冷え性の改善に効果的です。
◆シャクヤク、トウキ

【精神的な不調を改善する生薬】
判断力の低下、めまいや耳鳴りを改善します。
◆ケイヒ、コウブシ

イライラや落ち込み・興奮、などの気持ちの浮き沈みを改善します。
◆カノコソウ

胃腸の働きを整え、体全体を元気にします。
◆ニンジン

【利水に関係する生薬】
水の巡りを良くする生薬。利尿作用で体の余分な水分や毒素を排出し、めまいや頭の重さ、倦怠感を改善します。
◆ソウジュツ、ブクリョウ、ゴシュユ

吐き気やだるさを改善します。
◆ハンゲ

ビタミン類

新陳代謝や疲労回復に欠かせないビタミンB群

【筋肉や皮膚の生成を助けるビタミン】
筋肉の疲労や肩こり、腰痛に効果的。
◆チアミン塩化物塩酸塩(ビタミンB1)

皮ふや粘膜の形成に欠かせない成分。特に肌あれなどの皮ふの不調に用いられる。
◆リボフラビン

ビタミンB2同様、皮膚・粘膜、神経の働きを正常に保つビタミン。
◆ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)

【血液の生成に関わるビタミン】
ヘモグロビンの生成や末梢神経の働きに関係する。貧血の改善。しびれやめまいの改善にも効果的。
◆シアノコバラミン

造血ビタミン。血液の生成を助ける。
◆葉酸

その他のビタミン

筋肉の働きを良くし、疲労物質(乳酸)の蓄積を防ぐ。
◆タウリン

血行の改善。末梢神経障害による肩こりやしびれ、冷え、のぼせを改善。
◆dl-α-トコフェロールコハク酸エステル(ビタミンE)

三大栄養素の代謝に関わる。
◆ビオチン

カルシウム

脂質、糖質代謝や栄養補給に欠かせないカルシウム
◆パントテン酸カルシウム
◆リン酸水素カルシウム水和物

命の母Aの使用上の注意点について確認しましょう。

必ず添付の説明書をよく確認してください。

してはいけないこと

授乳中は服用しないか、服用する場合は授乳を避けてください。

相談すること

次の人は服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。

・医師の治療を受けている人
・妊娠または妊娠していると思われる人
・薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人
・体の虚弱な人。(体力の衰えている人、体の弱い人)
・胃腸が弱く下痢しやすい人

副作用

・皮ふ:発疹・発赤、かゆみ
・消化器:胃部不快感、食欲不振、吐き気・嘔吐、激しい腹痛を伴う下痢、腹痛

その他に便秘や下痢が持続、または増強する場合があります。

副作用と思われる症状があらわれた場合は直ちに使用を中止して、添付の説明書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。

その他

服用後、生理が予定より早く来たり、経血量がやや多くなったりすることがあります。出血が長く続く場合は、添付の説明書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。

命の母Aと命の母ホワイトの違いは?

命の母Aは更年期障害の症状に、命の母ホワイトは生理の不調の緩和に効果的です。生理痛や生理前のイライラにはホワイトを服用しましょう。


関連記事:生理痛や生理前のイライラ・PMSに漢方処方の市販薬「命の母ホワイト」の生薬成分を解説

おわりに

更年期障害になると体が熱くなったり寒くなったり、突然汗が出るなど自制がきかないことに悩まされる時もあるでしょう。

普段から脱ぎ着がラクな服を選んで着たり、吸水性の高いハンカチを持ち歩くなど、突然のことにも対応できるようにしておけば気持ちがラクになると思います。

それでも症状が重たい時は命の母Aなどの市販薬を活用したり、医師に相談したりして更年期の不調と無理なくつき合っていってくださいね。