人気声優御用達で現在品薄状態!龍角散ダイレクト

「ゴホン!と言えば龍角散。」でおなじみの龍角散。

日本では200年前から愛されている龍角散ですが、近年注目を集めているのが「龍角散ダイレクト」。声優やアナウンサーが愛用していることから若者の間でも人気が爆発し、ノド風邪やカラオケ前の必需品になりつつあるようです。

日本の若者だけでなく、日本に遊びに来る海外旅行客にも大人気で、店頭に並ぶやいなや品切れとなることもあり常時品薄状態になっているようです。

長年愛され続ける龍角散の秘密について、成分や効果を確認していきましょう。

のどに効く!龍角散とは?

龍角散は4種類の生薬を粉末にした喉の薬で、独特な香りと苦味が特徴です。

龍角散には、気管の分泌液を増やしタンの排出を促す、喉を潤し炎症と咳を鎮める働きがあります。龍角散の添付文書には次のように記されています。

「龍角散は鎮咳去痰作用を活発にする生薬(キキョウ・セネガ・キョウニン・カンゾウ)を主成分としたノドの薬です。

人間の気管の内面には、綿毛細胞が一面にあり、その綿毛は1分間に約1500回の速さで絶えず振動し、また気管の内壁からは粘液を分泌しています。

気道を通って来たチリやホコリ、細菌などはこの粘液に取り込まれ、綿毛の振動によって体外に排出されます。これが自然の浄化作用です。

ノドの使い過ぎや喫煙、汚れた空気を吸ったりするとノドが炎症を起こして痛んだり、タンがからんだりして浄化能力がおとろえ、セキで苦しむことになります。

こんな時に龍角散を飲むと、キキョウ・セネガの有効成分サポニン配糖体が、気管内面からの粘液の分泌を高め、綿毛運動を活発にして、タンをとり去り、セキを鎮め炎症をやわらげます。」

龍角散 製品添付文書より

龍角散の生薬成分とは?

龍角散には、キキョウ・セネガ・キョウニン・カンゾウの四つの生薬成分が含まれています。

キキョウ

サポニンを多く含み、気管の粘液の分泌を促してタンの切れをよくして喉を潤す作用があります。

セネガ

キキョウと同じくサポニンを多く含み、気管の粘液の分泌を促します。

キョウニン

バラ科のアンズの種子の中の仁(さね)という部分。咳中枢の興奮を鎮静させて咳を鎮めます。

カンゾウ

グリチルリチンと言うサポニンの一種が主成分です。咳止め・抗炎症作用や、免疫力を高めたり、解毒を助ける働きがあります。

サポニンとは?

キキョウやセネガに多く含まれるサポニンは気管の粘液の分泌を促し、痰の排出を助け、咳を鎮めます。その他にもノドの腫れや炎症を、化膿を鎮める作用があります。

龍角散はサポニンを含むキキョウ・セネガ・カンゾウが気管の分泌液を増やして喉の炎症箇所に働きかけ、キョウニンが咳中枢の興奮を鎮め、炎症箇所と咳中枢のダブルで喉の不調を改善します。

海外でも話題の「龍角散ダイレクト」

元祖・龍角散は、独特な漢方の風味と味が最大の特徴です。味だけでなく服用法も独特で、付属のさじに盛った粉末薬を舌の奥に置いてゆっくり溶かし、苦い薬をじっくり味わうような服用方法です。

癖のある味は「効く」実感をもたらしてくれていますが、この味が苦手と言う方もいるようです。また、咳が止まらない時に粉薬をじっと口の中にとどめておくのは難しいもの。むせてしまい上手に服用できない人も多いようです。

龍角散が苦手な方に好まれるのが、「龍角散ダイレクト」です。

龍角散を飲みやすいように改良し、フレーバーがつけられています。龍角散ダイレクトシリーズにはスティックタイプのミント味とピーチ味、トローチタイプのマンゴー味があります。

スティックタイプは顆粒、マンゴー味はトローチなので、粉薬に比べるとぐっと服用しやすくなりました。水無しでも飲めるため、仕事中や移動中にも服用できます。

龍角散ダイレクトスティックミント

龍角散ダイレクトスティックピーチ 16包(第3類医薬品)

龍角散ダイレクトトローチマンゴー

龍角散ダイレクトシリーズの基本情報

龍角散ダイレクトを服用の際は添付文書をよく読んで正しく服用してください。

効能・効果

せき、たん、のどの炎症による声がれ、のどのあれ、のどの不快感、のどの痛み、のどのはれ

用法・用量

龍角散ダイレクトシリーズはスティックとトローチで対象年齢や用法用量が違いますのでよく確認してから服用しましょう。

【龍角散ダイレクトスティック(ミント・ピーチ)】

年齢 1回量 服用回数
大人(15歳以上) 1包 1日6回
11歳以上15歳未満 2/3包
7歳以上11歳未満 1/2包
3歳以上7歳未満 1/3包
3歳未満 服用しないこと

【龍角散ダイレクトトローチ(マンゴー)】

年齢 1回量 服用回数
大人(15歳以上) 1錠 1日3~6回
5歳以上15歳未満 1/2錠
5歳未満 服用しないこと

使用上の注意

次の人は服用前に医師、薬剤師、または登録販売者に相談してください。

・医師の治療を受けている方
・薬などによりアレルギー症状をおこしたことがある方
・高熱がある方

副作用

関係部位 症状
皮ふ 発疹・発赤、かゆみ
消化器 吐き気・嘔吐、食欲不振
精神神経系 めまい

龍角散ダイレクト服用のポイント

服用後は薬の効き目が喉にしっかり作用するように、30分~1時間くらいは水分をとらないようにしましょう。

まとめ

龍角散は伝統的な薬でありながら、現代のニーズに合わせて柔軟に変化してきたことも長く愛されている理由なのかもしれません。

龍角散ダイレクトは甘く服用しやすくなっていますが、あくまで飴ではなく薬なので用法用量を守って正しく服用しましょう。

服用して現在の症状が改善されなかったり、違和感があったら服用を中止して、医療機関の診療を受けましょう。