龍角散

龍角散

市販薬

基本情報

副作用

■以下のような症状が現れた場合は、直ちに使用を中止し、医師、薬剤師などに相談してください。
[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤、かゆみ
消化器:吐き気・嘔吐、食欲不振
精神神経系:めまい

使用上の注意点

■以下のような方は医師、薬剤師などに相談してください。
・医師の治療を受けている方
・薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある方
・次の症状のある方:高熱

■5~6日間使用しても症状の改善がみられない場合は他の原因も考えられるため、使用を中止し、医師などに相談してください。

■のどの奥にいれるとむせることがあるため、舌の上に薬をおいて、ゆっくり溶かすように使用して下さい。

■龍角散の使用後、お茶や食事は15~30分くらいあけてください。

■食前、食後などに関わらず使用できます。

■使用回数は1日6回までです。間隔は2時間以上おいてください。

■眠くなる成分は配合されていません。

その他

妊娠中・授乳中・子供の使用

■妊娠中の使用に関しては特別な注意は必要ないとされています。どうしても心配な場合は妊娠中であることを医師、薬剤師などに伝え確認をとってください。

■授乳中の使用に関しては特別な注意は必要ないとされています。どうしても心配な場合は授乳中であることを医師、薬剤師などに伝え確認をとってください。

■生後3か月歳未満の子供は使用しないでください。

■2歳未満の子供には、医師の診療を受けることを優先してください。

飲み合わせ・食べ合わせの注意

■龍角散との飲み合わせで注意が必要な薬は基本的にはありません。

薬効・薬理

のどから肺まで続く気管の内側には、一面に繊毛細胞があり、内壁からは粘液が分泌されています。
気管内では繊毛は絶えず振動し、気管に異物や細菌が侵入すると、粘液がそれを取り込み、繊毛の振動によって体外に排出されるという、浄化作用がはたらいています。
ところが、のどに炎症が起きると、浄化能力が衰え、せきやたんがからみ、排出機能がうまく働かなくなります。

キキョウ、セネガなどの生薬には、気管の粘液の分泌を増やし、たんの切れや排出を助け、せきを鎮める作用のあるサポニンという成分が多く含まれています。
龍角散は、サポニンを多く含む4つの生薬が主成分です。

【キキョウ】
根にサポニンを多く含み、気管の粘液の分泌を増やしてたんの切れをよくします。

【セネガ】
キキョウと同じく根にサポニンを多く含み、気管の粘液の分泌を促し、たんを取り去ります。

【キョウニン】
アンズの種子で、アミグダリンという青酸配糖体を含み、青酸は呼吸や咳中枢を鎮静させ、せきを鎮めます。

【カンゾウ】
グリチルリチンとフラボノイドいうサポニンの一種が主成分で、せき止め、抗炎症作用の他、免疫力を高めるなどの効果があります。

これらの生薬に含まれるサポニンなどの有効成分が、気管内の粘液の分泌を高め線毛運動を活発にし、あれたのどの患部に直接作用します。