アトルバスタチン錠10mg「TCK」

辰巳化学

処方薬 後発 錠剤

基本情報

副作用

主な副作用として、胃の不快感、そう痒感、手指しびれ、不眠、下痢、胸やけ、便秘、頭痛、全身倦怠感などがあります。また、臨床検査値異常変動として、γ-GTP上昇、ALT(GPT)・AST(GOT)上昇、テストステロン低下、CK(CPK)上昇などがあります。

◼︎重篤な副作用はめったに起こりませんが下記のような疾患を引き起こす可能性があります。体調の変化を感じた場合はすぐに医療機関を受診して、使用している薬剤名を医師に伝えて指示をあおいでください。
・横紋筋融解症、ミオパチー
・免疫介在性壊死性ミオパチー
・劇症肝炎、肝炎、肝機能障害、黄疸
・過敏症
・無顆粒球症、汎血球減少症、血小板減少症
・皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)、多形紅斑
・高血糖、糖尿病
・間質性肺炎

使用上の注意点

下記のような方は本剤を服用しないでください。

1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2.肝代謝能が低下していると考えられる以下のような患者
3.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人及び授乳婦
4.テラプレビルを投与中の患者

下記のような場合は本剤の服用は原則禁忌です。
投与しないことを原則としますが、治療上やむを得ないと判断される場合にのみ慎重に投与してください。

腎機能に関する臨床検査値に異常が認められる患者に、本剤とフィブラート系薬剤を併用する場合

下記のような方は本剤の服用には注意が必要です。
症状の悪化や副作用などのリスクが高まる可能性もありますので医師に伝えておきましょう。

1.肝障害又はその既往歴のある患者、アルコール中毒の患者
2.腎障害又はその既往歴のある患者
3.フィブラート系薬剤(ベザフィブラート等)、免疫抑制剤(シクロスポリン等)、ニコチン酸製剤(ニセリトロール等)、アゾール系抗真菌薬(イトラコナゾール等)、エリスロマイシンを投与中の患者
4.糖尿病の患者
5.甲状腺機能低下症の患者、遺伝性の筋疾患(筋ジストロフィー等)又はその家族歴のある患者、薬剤性の筋障害の既往歴のある患者
6.高齢者



その他

妊娠中・授乳中・子供の使用

妊婦又は妊娠している可能性のある方、授乳中の方は投与しないでください。

小児、新生児、乳児、幼児に対する安全性はまだ確立していません。

飲み合わせ・食べ合わせの注意

以下のようなお薬を飲まれている方は併用して本剤を服用しないでください。
併用して服用する際には、医師・薬剤師に相談しながら指示を仰いでください。

テラプレビル(テラビック)
併用禁忌です。
アトルバスタチンのAUCが7.9倍に上昇したとの報告があります。
本剤の血中濃度が上昇し、重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象(横紋筋融解症を含むミオパチー等)が起こるおそれがあります。

以下のようなお薬を飲まれている方は本剤の服用は原則併用禁忌です。
治療上やむを得ないと判断される場合にのみ慎重に併用してください。

フィブラート系薬剤(ベザフィブラート等)
原則併用禁忌です。
急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすいとされています。自覚症状(筋肉痛、脱力感)の発現、CK(CPK)の上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇並びに血清クレアチニン上昇等の腎機能の悪化を認めた場合は直ちに投与を中止すること。


以下のようなお薬を飲まれている方は注意が必要です。
併用して服用する際には、医師・薬剤師に相談しながら指示を仰いでください。

フィブラート系薬剤(ベザフィブラート等)
ニコチン酸製剤(ニセリトロール等)
筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とし、急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすいとの報告があります。

免疫抑制剤(シクロスポリン等)
1)筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とし、急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすいとの報告があります。
2)シクロスポリンとの併用により、本剤のAUC0-24hが8.7倍に上昇したとの報告があります。

アゾール系抗真菌薬(イトラコナゾール等)
エリスロマイシン
筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とし、急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすいとの報告があります。

クラリスロマイシン
本剤の血漿中薬物濃度の有意な上昇がみられます。

HIVプロテアーゼ阻害剤(メシル酸ネルフィナビル等)
メシル酸ネルフィナビルとの併用により本剤のAUCが約1.7倍に上昇するとの報告があります。

グラゾプレビル
グラゾプレビルとの併用により本剤の血漿中薬物濃度が上昇した報告があります。

エファビレンツ
本剤の血漿中薬物濃度が低下したとの報告があります。

リファンピシン
リファンピシン投与17時間後に本剤を投与したところ本剤の血漿中薬物濃度が低下したとの報告があります。

陰イオン交換樹脂
本剤の血漿中薬物濃度が約25%低下したとの報告があります。

ジゴキシン
定常状態において血漿中ジゴキシン濃度が上昇することの報告があります。併用する場合は、血漿中薬物濃度のモニターを十分に行うこと。

経口避妊薬(ノルエチンドロン-エチニルエストラジオール)
ノルエチンドロン及びエチニルエストラジオールの血漿中濃度の上昇が認められたとの報告があります。




以下のような食品の併用には注意が必要です。

グレープフルーツジュース
グレープフルーツジュース1.2L/日との併用により、本剤のAUC0-72hが約2.5倍に上昇したとの報告があります。

薬効・薬理

コレステロール生合成の主要臓器である肝臓のHMG-CoA 還元酵素を選択的かつ競合的に阻害し、コレステロール生合成を抑制します。その結果、肝臓のLDL受容体が増加することで血中のLDL-コレステロール濃度が低下する。