アボルブとは?

アボルブカプセルは、デュタステリドを有効成分とした、前立腺肥大症の治療に使用する医療用医薬品(処方薬)です。

アボルブはカプセル状の剤形の薬でデュタステリド成分が0.5mg配合された「アボルブカプセル0.5mg」があります。

アボルブの効果

アボルブに含まれるデュタステリドと呼ばれる成分が5α還元酵素1型と2型を阻害し、前立腺肥大に関与するジヒドロテストステロンという男性ホルモンの生成を抑制する効果があります。

アボルブを使用し肥大した前立腺を縮小させることで尿の貯留が改善されたり尿の排出がしやすくなります。

同じ5α還元酵素阻害薬には、プロペシアやザガーロがあります。ただしプロペシアやザガーロは男性型脱毛症の治療に使用され、アボルブは前立腺肥大症に使用されます。

アボルブの副作用

アボルブには、下記のような副作用の報告があります。

・勃起不全、リビドー減退、女性化乳房、乳頭痛、乳房痛、乳房不快感

副作用と思われる症状があらわれた場合、すぐに医師か薬剤師に相談してください。

重大な副作用

アボルブの使用中に肝機能障害や黄だんなどの副作用があらわれる場合があります。

肝機能障害や黄だんは、全身に倦怠感を感じたり皮膚や粘膜が黄色くなったりといった初期症状があります。

このような症状があらわれた場合には、すぐにアボルブの使用を中止し、医師の診療を受けてください。

アボルブの飲み方

アボルブは、1日1回0.5mgを服用します。

アボルブカプセルの内容物は、口の中の粘膜を刺激する場合があるため、カプセルは開けたり噛んだりせずにそのまま飲んでください。

万が一、飲み忘れた場合にはできるだけすぐに飲んでください。ただし、次の服用時間が8時間後以内の場合は、飲み忘れた分はとばして次の服用時間に通常の1回分を飲んでください。絶対に一度に2回分を飲んではいけません。

誤って多く服用した場合には、すぐに医師に相談してください。

アボルブは、必ず医師の指示した用法・用量を守り使用してください。

アボルブの使用上の注意

アボルブを使用してはいけない方

アボルブの成分は男性胎児の外生殖器の発達を阻害する可能性があるため、女性はアボルブを使用してはいけません。

また、安全性が確認されていないので、小児はアボルブを使用することはできません。

その他、アボルブの成分や他の5α還元酵素阻害薬で、過敏症が起こったことがある方や重度の肝機能障害がある方もアボルブを使用しないでください。

アボルブの使用に注意が必要な方

過去にアボルブを使用してアレルギー症状が出たことがある方、肝機能障害がある方はアボルブの使用に注意が必要です。アボルブを使用する前に必ず医師や薬剤師にその旨を伝えてください。

また、アボルブは他の薬と併用した場合、薬の作用を強めたり、逆に弱めたりすることがあるため、併用している薬がある場合は医師や薬剤師に相談してください。

カプセルの中身に触れてはいけない

アボルブカプセルの内容物は、皮膚から体内に吸収される特徴があります。ですので、アボルブカプセルの薬剤が漏れた場合には直接触れないように注意してください。

万が一カプセルから漏れた薬剤に直接触れてしまった場合には、すぐに石けんと水で洗ってください。

アボルブの使用が禁止されている女性や小児がいる場合は、アボルブの保管場所に特に注意し使用しましょう。

まとめ

アボルブは、5α還元酵素1型と2型の両方を阻害し前立腺肥大症に関与する男性ホルモンの生成を抑制する薬です。

副作用があらわれた場合には、自己判断で服用を続けることはせずに医師に相談してください。

また、用法・用量を守って正しく使用してください。