エムラクリーム

佐藤製薬

処方薬 先発 塗り薬

基本情報

副作用

■適応する疾患によって、起こりやすい副作用に違いがあります。
【皮膚レーザー照射療法時の疼痛緩和の場合】
主な副作用は適用部位紅斑、適用部位蒼白、紅斑、潮紅、錯感覚、ALT(GPT)増加などがあります。
【注射針・静脈留置針穿刺時の疼痛緩和の場合】
主な副作用として適用部位蒼白、適用部位紅斑、適用部位硬結、そう痒症などがあります。などがあります。

■重篤な副作用はめったに起こりませんが下記のような疾患を引き起こす可能性があります。体調の変化を感じた場合はすぐに医療機関を受診して、使用している薬剤名を医師に伝えて指示をあおいでください。
・ショック、アナフィラキシー
・意識障害、振戦、痙攣
・メトヘモグロビン血症

使用上の注意点

下記のような方は本剤を使用しないでください。
1.メトヘモグロビン血症のある患者
[プロピトカインの代謝物であるo -トルイジンがメトヘモグロビンを産生し、症状が悪化するおそれがある]
2.本剤の成分又はアミド型局所麻酔剤に対して過敏症の既往歴のある患者


下記のような方は本剤の使用には注意が必要です。
症状の悪化や副作用などのリスクが高まる可能性もありますので医師に伝えておきましょう。
(1)グルコース-6-リン酸脱水素酵素(G-6-PD)欠乏患者[メトヘモグロビン血症が発現しやすい。]
(2)心刺激伝導障害のある患者[症状を悪化させることがある。]
(3)重篤な肝障害又は重篤な腎障害のある患者[中毒症状が発現しやすくなる。]

その他

妊娠中・授乳中・子供の使用

妊娠中はできるだけ控えることとなっています。
どうしても必要な場合は、必要最小限の範囲で用います。
授乳中も同様で、止むを得ず使用する場合は、授乳を避けてください。

低出生体重児に対する安全性はまだ確立していません。

飲み合わせ・食べ合わせの注意

下記のようなお薬を飲まれている方は注意が必要です。
併用して使用する際には、医師・薬剤師に相談しながら指示を仰いでください。

クラスIII抗不整脈剤(アミオダロン等):
心機能抑制作用が増強するおそれがあるので、心電図検査等によるモニタリングを行うこと。
 
サルファ剤(スルファメトキサゾール)、エステル型局所麻酔薬(プロカイン、アミノ安息香酸エチル)、硝酸薬(ニトログリセリン、亜硝酸アミル):
メトヘモグロビン血症を起こすことがある。チアノーゼ等の症状が認められた場合には、本剤の投与を直ちに中止し、適切な処置を行うこと。
 
アミド型局所麻酔剤(メピバカイン、ブピバカイン)、クラスI抗不整脈薬(リドカイン、キニジン):
中毒症状が相加的に起こるおそれがある。

薬効・薬理

細胞膜上のナトリウムチャネルを可逆的に阻害し、神経細胞の脱分極時に起こる一過性のナトリウムイオン膜透過性亢進を抑制させ、神経インパルスの発生や伝導を抑制することにより麻酔作用を示します。