コーパデル錠2.5mg

共和薬品工業

処方薬 後発 錠剤

基本情報

副作用

産褥性乳汁分泌の抑制、乳汁漏出症、排卵障害及び下垂体腺腫に使用した場合:
主な副作用は、悪心・嘔気、嘔吐、便秘、めまい、頭痛・頭重感、倦怠感等です。

末端肥大症(先端巨大症)及び下垂体性巨人症に使用した場合:
主な副作用は、嘔気・嘔吐、便秘、悪心、胃部不快感、食欲不振、めまい・ふらつき、頭痛です。

パーキンソン症候群に使用した場合:
悪心・嘔気・嘔吐、食欲不振、胃部不快感、便秘、口渇、幻覚・妄想、ジスキネジア、めまい・ふらつき、頭痛・頭重感、立ちくらみ等です。


■下記の副作用はめったに起こりませんが、念のためご注意ください。お薬を使用していて下記のような初期症状が出た場合は、すぐに医療機関に行き飲んでいるお薬を医師に伝えて指示を仰いでください。

・ショック、急激な血圧低下、起立性低血圧:
冷や汗、めまい、意識がうすれる、考えがまとまらない、血の気が引く、息切れ、判断力の低下、立ちくらみ、頭痛

・悪性症候群(Syndrome malin):
他の原因がなく、37.5℃以上の高熱が出る、汗をかく、ぼやっとする、手足が震える、身体のこわばり、話しづらい、よだれが出る、飲み込みにくい、脈が速くなる、呼吸数が増える、血圧が上昇する

・胸膜炎、心膜炎、胸膜線維症、肺線維症:
息が苦しい、胸が痛い、発熱、息苦しい、息切れ、から咳

・心臓弁膜症:
胸がドキドキする、呼吸が苦しくなる、息切れ、下肢のむくみ

・後腹膜線維症:
腰痛、背中の痛み、下肢のむくみ、尿量が減る

・幻覚・妄想、せん妄、錯乱:
意識が乱れる、意識の混乱、考えがまとまらない、実際にはない物が見えたり聞こえたりするように感じる、根拠のない思い込み、非現実的なことを強く確信する

・胃腸出血、胃・十二指腸潰瘍:
血を吐く、腹痛、血が混ざった便、便が黒くなる、吐き気、嘔吐、胸やけ、みぞおちの痛み、押すと痛い

・痙攣、脳血管障害、心臓発作、高血圧:
けいれん、めまい、意識がうすれる、考えがまとまらない、頭痛、嘔吐、半身まひ、しゃべりにくい、判断力の低下、冷や汗、急激に胸を強く押さえつけられた感じ、狭心痛、息苦しい、疲れやすい、胸の痛み、動く時の息切れ、気を失う

・突発的睡眠:
前兆もなく突然眠る

使用上の注意点

■以下のような方は本剤を使用できません。

1.本剤の成分又は麦角アルカロイドに対し過敏症の既往歴のある患者

2.妊娠高血圧症候群の患者[産褥期における痙攣、脳血管障害、心臓発作、高血圧が発現するリスクが高い。]

3.産褥期高血圧の患者

4.心エコー検査により、心臓弁尖肥厚、心臓弁可動制限及びこれらに伴う狭窄等の心臓弁膜の病変が確認された患者及びその既往のある患者[症状を悪化させるおそれがある。]


■以下のような方は本剤の使用には注意が必要です。
症状の悪化や副作用などのリスクが高まる可能性もありますので医師に伝えておきましょう。

1.下垂体腫瘍がトルコ鞍外に進展し、視力障害等の著明な末端肥大症(先端巨大症)及び下垂体性巨人症の患者[このような患者では、手術療法が第一選択となる。]

2.下垂体腫瘍がトルコ鞍外に進展し、視力障害等の著明な高プロラクチン血性下垂体腺腫の患者[長期投与により腺腫の線維化が起こることがある。また、腫瘍の縮小に伴い、髄液鼻漏があらわれたり視野障害が再発することがある。]

3.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人

4.肝障害、又はその既往歴のある患者[本剤は主として肝臓で代謝される。また、肝機能障害が報告されている。]

5.消化性潰瘍、又はその既往歴のある患者[胃・十二指腸潰瘍の悪化がみられたとの報告がある。]

6.レイノー病の患者[レイノー症状の悪化がみられたとの報告がある。]

7.精神病、又はその既往歴のある患者[精神症状の悪化がみられたとの報告がある。]

8.重篤な心血管障害、又はその既往歴のある患者[外国において心臓発作、脳血管障害等があらわれたとの報告がある。]

9.腎疾患、又はその既往歴のある患者[急激な血圧低下があらわれた場合、腎血流量が低下するおそれがある。]

その他

妊娠中・授乳中・子供の使用

妊娠中はできるだけ控えることとなっています。どうしても必要な場合は、必要最小限の範囲で用います。授乳中も同様で、止むを得ず使用する場合は、授乳を避けてください。
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していません。

飲み合わせ・食べ合わせの注意

■以下のようなお薬を飲まれている方は注意が必要です。併用して使用する際には、医師・薬剤師に相談しながら指示を仰いでください。

・交感神経刺激剤(アドレナリン等)、麦角アルカロイド(エルゴメトリン、メチルエルゴメトリン、エルゴタミン、ジヒドロエルゴタミン):
血圧上昇、頭痛、痙攣等があらわれるおそれがある。
特に産褥性乳汁分泌の抑制に投与する際には分娩 後、 呼 吸、 脈 拍、血圧等が安定した後、用量に注意して投与すること。

・降圧作用を有する薬剤:
降圧作用が強くあらわれることがある。
服用開始初期には特に注意すること。

・フェノチアジン系薬剤(クロルプロマジン等)、ブチロフェノン系薬剤(ハロペリドール、スピペロン等)、イミノジベンジル系薬剤(カルピプラミン等)、非定型抗精神病剤(ペロスピロン、ブロナンセリン等)、メトクロプラミド、ドンペリドン:
相互に作用を減弱することがある。

・抗パーキンソン剤(レボドパ、チオキサンテン系薬剤等):
精神神経系の副作用が増強されることがある。

・シクロスポリン、タクロリムス:
これらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。

・マクロライド系抗生物質(エリスロマイシン、ジョサマイシン等)、HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル、サキナビル等)、アゾール系抗真菌剤(イトラコナゾール等):
本剤の作用が増強されるおそれがある。

・オクトレオチド:
本剤のAUCが上昇したとの報告がある。

■以下のような食品等は併用に注意が必要です。

・アルコール:
胃腸系の副作用やアルコール不耐性を起こすことがある。

薬効・薬理

本剤は持続的なドパミン受容体作動効果を有し、内分泌系に対しては下垂体前葉からのプロラクチン分泌を特異的に抑制し、末端肥大症(先端巨大症)患者において異常に上昇した成長ホルモン分泌を抑制します。
また、中枢神経系に対しては黒質線条体のドパミン受容体に作用して抗パーキンソン作用を示します。