デュロテップMTパッチ2.1mg

ヤンセンファーマ

処方薬 先発 貼り薬

基本情報

副作用

■主な副作用は、傾眠、吐き気、嘔吐、便秘などです。

■重篤な副作用はめったに起こりませんが下記のような疾患を引き起こすおそれがあります。体調の変化を感じた場合はすぐに医療機関を受診して、使用している薬剤名を医師に伝えて指示をあおいでください。
・依存性
・呼吸抑制
・意識障害
・ショック、アナフィラキシー
・痙攣

使用上の注意点

この薬では以下のような警告が出ています。

本剤貼付部位の温度が上昇するとフェンタニルの吸収量が増加し、過量投与になり、死に至るおそれがあります。本剤貼付中は、外部熱源への接触、熱い温度での入浴等を避けてください。発熱時には患者の状態を十分に観察し、副作用の発現に注意することとなっています。

下記のような方は本剤を使用しないでください。

本剤の成分に対し過敏症のある患者

下記のような方は本剤の使用には注意が必要です。
症状の悪化や副作用などのリスクが高まる可能性もありますので医師に伝えておきましょう。

1.慢性肺疾患等の呼吸機能障害のある患者
2.喘息患者
3.徐脈性不整脈のある患者
4.肝・腎機能障害のある患者
5.頭蓋内圧の亢進、意識障害・昏睡、脳腫瘍等の脳に器質的障害のある患者
6.40℃以上の発熱が認められる患者
7.薬物依存の既往歴のある患者
8.高齢者

その他

妊娠中・授乳中・子供の使用

妊娠中はできるだけ控えることとなっています。
どうしても必要な場合は、必要最小限の範囲で用います。
授乳中も同様で、止むを得ず使用する場合は、授乳を避けてください。

小児、新生児、乳児、幼児に対する安全性はまだ確立していません。

飲み合わせ・食べ合わせの注意

下記のようなお薬を飲まれている方は注意が必要です。
併用して使用する際には、医師・薬剤師に相談しながら指示を仰いでください。

中枢神経抑制剤(フェノチアジン系薬剤、ベンゾジアゼピン系薬剤、バルビツール酸系薬剤等)、吸入麻酔剤、モノアミン酸化酵素阻害剤、三環系抗うつ剤、骨格筋弛緩剤、鎮静性抗ヒスタミン剤、アルコール、オピオイド系薬剤:
呼吸抑制、低血圧、めまい、口渇及び顕著な鎮静又は昏睡が起こることがあるので、減量するなど慎重に投与すること。

セロトニン作用薬(選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)、セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(SNRI)、モノアミン酸化酵素阻害剤等):
セロトニン症候群(不安、焦燥、興奮、錯乱、発熱、発汗、頻脈、振戦、ミオクローヌス等)があらわれるおそれがある。

CYP3A4阻害作用を有する薬剤(リトナビル、イトラコナゾール、アミオダロン、クラリスロマイシン、ジルチアゼム、フルボキサミン等):
本剤のAUCの増加、血中半減期の延長が認められたとの報告がある。呼吸抑制等の副作用が発現するおそれがあるので、観察を十分に行い、慎重に投与すること。

CYP3A4誘導作用を有する薬剤(リファンピシン、カルバマゼピン、フェノバルビタール、フェニトイン等):
本剤の血中濃度が低下し、治療効果が減弱するおそれがある。必要に応じて本剤の用量調整を行うこと。CYP3A4誘導作用を有する薬剤の中止後、本剤の血中濃度が上昇し、重篤な呼吸抑制等の副作用が発現するおそれがあるので、観察を十分に行い、慎重に投与すること。

薬効・薬理

オピオイド受容体を介してアゴニストとして作用し、強力な鎮痛作用を示します。